古代史 悲劇の人(PART2)
ご存じ、大津皇子です★
彼は有名です。
天武天皇と大田皇女(持統天皇の姉)との間に生まれた第3皇子
大田皇女は天智天皇の第1皇女ですから、天武の正妃は彼女でした。
しかし、生母の大田皇女は大津皇子を産んでまもなく亡くなってしまうのです。
ここが彼の不幸というか不運ですね・・。
この時代(というか日本の大半の時代がそうですが)は、母方で育てられ、
母方の後見がものをいいます。
それがないことが痛い。
現に1歳違いの草壁皇子が皇太子になるのは、皇后所生だからなのが
理由の大部分を占めている。
で普通でしたら、母の妹である持統天皇の元へ養育されるわけですが、
どうやらそうではなかったようなのです。
祖父の天智天皇の元へ預けられていた節があります。
この根拠は色々言われてますが、私は、彼の名前「大津」がポイントと思います。
天智の作った都は「近江大津宮」っていうんですよね。
祖父に可愛がられてたんじゃないかな。
好きな漫画家・長岡良子さんが天智天皇の正妃・倭姫王を主人公に「夢の奥城」
という作品を描いていますが、ここは正にその通りの解釈で子のない倭姫の為
に姉・大田皇女と共に大津皇子が引き取られます。
天上の虹ではあまり倭姫は出てきませんが、若くして亡くなった
娘が不憫で天智天皇が引き取ったというストーリーになっています。
でも世の慣例通りに、叔母に引き取られていれば、ちょっと流れが違ったかもしれないのに
そう結論から言っちゃうと彼は、父・天武天皇が死去した後、
謀反を企んだとして、皇后であった叔母に処刑されるんですよ。
有名な話ですから皆さんご存じですかね
彼は有名です。

天武天皇と大田皇女(持統天皇の姉)との間に生まれた第3皇子
大田皇女は天智天皇の第1皇女ですから、天武の正妃は彼女でした。
しかし、生母の大田皇女は大津皇子を産んでまもなく亡くなってしまうのです。

ここが彼の不幸というか不運ですね・・。
この時代(というか日本の大半の時代がそうですが)は、母方で育てられ、
母方の後見がものをいいます。
それがないことが痛い。
現に1歳違いの草壁皇子が皇太子になるのは、皇后所生だからなのが
理由の大部分を占めている。
で普通でしたら、母の妹である持統天皇の元へ養育されるわけですが、
どうやらそうではなかったようなのです。
祖父の天智天皇の元へ預けられていた節があります。
この根拠は色々言われてますが、私は、彼の名前「大津」がポイントと思います。
天智の作った都は「近江大津宮」っていうんですよね。
祖父に可愛がられてたんじゃないかな。

好きな漫画家・長岡良子さんが天智天皇の正妃・倭姫王を主人公に「夢の奥城」
という作品を描いていますが、ここは正にその通りの解釈で子のない倭姫の為
に姉・大田皇女と共に大津皇子が引き取られます。
天上の虹ではあまり倭姫は出てきませんが、若くして亡くなった
娘が不憫で天智天皇が引き取ったというストーリーになっています。
でも世の慣例通りに、叔母に引き取られていれば、ちょっと流れが違ったかもしれないのに
そう結論から言っちゃうと彼は、父・天武天皇が死去した後、
謀反を企んだとして、皇后であった叔母に処刑されるんですよ。

有名な話ですから皆さんご存じですかね