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Halloween

本日Halloweenで、仮装した人達とか売っているお菓子類(パンプキン仕様多し)に「ああ、ハロウィンだ。」と感じますね。
昔友人に借りたゴスロリ衣装や、東急ハンズでgetしたシスターの衣装で仮装して楽しんだ過去が甦ります( ´艸`)
今思うとよくやったなと思う今日この頃 若いって素晴らしい( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \
でも東急ハンズの仮装コーナーすっごい楽しいんですよね 色々買い込みたくなる誘惑と戦った記憶あります。

今はプチかぼちゃクリームプリンで気分を少し味わう(´~`)モグモグ
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太陽の女神 月の巫女姫⑦~再会~

「お久し振りです。姉上。」
弟:大津との再会は突然だった。
朱鳥元年9月 父が崩御したと伊勢にいる彼女の耳に届いた頃、前触れもなくやってきた。
「大津…!!!貴方どうして!?」
天皇の葬儀が延々と続いている大事なこの時期に、身内でさえ来てはならぬこの神聖な地に参るとは…!!!
皇太子ではなかったといえ若くして政治にも参加している皇子がやるべき事ではない。
けれど。
「会いたかっただけです。姉上に会いたかっただけなのです。」
何かを飲み込んだような顔でそう返す弟にそれ以上は責めるような言葉は言えない。
「そう。何年ぶりなのかしら。大きくなって。顔をよく見せて…。お祖父様に似てきましたね、大津。」
「自分では然程と思わないのですが、そうですか?」
「ええ。」
「…姉上こそ、微かに覚えている母上にそっくりです。」
弟の様子から察するに都は、大伯皇女が想像するよりも切羽詰まっているらしい。
有馬皇子、大友皇子-!
権力争いに敗れ殺されたり自死したかつての皇族の名前が浮かんでは消えていく-。
旅疲れもあるだろうからまた明日話を聞こうと思い、取りあえず秘かに用意させた寝所に弟を案内してから夜の斎宮をひっそり歩く。
「文読んだわ。」
篝火に照らされた黒髪が艶やかな照姫が其処に待っていた。
「いつもながら見事ね。」
この十数年 斎宮を警備する舎人や下働きの者にすら存在を気取られず、いつもこっそり来ては帰っていく。
(こんなに艶やかな美女なのに、存在感を消してしまえるなんて、凄いとしかいいようがないわね。
体術でも嗜んでいるのかしら?)
「ごめんなさいね。こんな夜半に呼び出して。」
「いえ、いいのよ。大体分かっているから。天皇の崩御よね?」
「ええ。」
「より正確に言うならそれによる政治状況の変化。情報は仕入れてきたわ。」
流石この辺り一帯を取り仕切る一族の長姫。
「結論から言うとかなり不穏な空気よ。周りの豪族は以前の乱と同じくどちらに味方するかで紛糾しているわね。」
草壁皇子が皇太子となり、一応は決着した後継者争いだった。
だが血統的に同等の大津が朝廷の政治に参加した事により、その皇位継承が半ば白紙化した事を意味していて皇后側がかなり警戒し、臣下や地方も固唾を飲んで成り行きを見守っているらしい。
「そんな事に…。」項垂れるしかない彼女である。
「「似ているわね。」」二人の声が重なった。
皇女の思考は過去に巡る。
かつて壬申の大乱の際に、味方が集まらなかった父は当初かなり苦戦した。
真っ先に指示してくれたのが、この伊勢だったのである。
その後、彼の軍勢は一気に数万に膨れ上がり、その勝利へと繋がった。
すなわち、壬申の乱の勝利は伊勢神宮のご加護であったのだと信じられ、それ故に大伯皇女自身が斎王としてお仕えする事になったのだ。
権力争いで追われた皇子が伊勢の地へ。
神の加護を我が方に引き入れようとしている-!?
(確かに私は伊勢の斎王。でもそんな権限はない。)
今の斎宮は朝廷側の人間で固められているし、大伯自身の霊力も然程高い方ではない。
(大津は助けを求めているのかもしれない。出来るなら助けてやりたい。でも何もしてやれない。)
しかも此処に来たことが却って反意ありと見做されても可笑しくない。
祖父譲りの政治力を持つ、最高権力者の皇后が其れを見逃すだろうか-!?
(保護者であった父上はもういない。)
「あの時と情勢が違う。父は吉野に逃れる前、長年朝廷で働いてきた実績があった。だから伊勢の豪族が味方してくれた。でも…。」
父が政治への参加を認めたならば、大津には才覚はあるのだろう。
だが時が圧倒的に足りない。何かを為すには、信用を築くには絶対的に必要なものが弟には与えられていなかった。
「ああ、そちらの”似ている”なのね。」
「え?照は違う事を思い浮かべたの?」
「私が思い浮かべたのは、小碓皇子よ。」
「?」
「倭建命(やまとたけるのみこと)の方が通りがいいかしらね。」
随分昔の話をすると疑問を顔に浮かべた皇女に照姫は語り出す。

西征から還ってすぐに、軍兵の補充もないまま今度は東征を命じられた倭建命(やまとたけるのみこと)が
失意のまま、五十鈴川(いすずがわ)のほとりにある磯宮(いそのみや)に住まう叔母・倭姫命(やまとひめのみこと)の元を訪ねた。
「父上は私が死んだらよいと思っておいでなのか。」
身体も心もぼろぼろになり、嘆く若い甥の気持ちを思うと倭姫の胸はきりりと痛んだ。
(兄上も酷な事をなさる。老いた自身に取って代われられると思うてか。)
彼女はせめて、皇子の身を守る為にと、神宝・草薙剣(くさなぎのたち)を手ずから与えてくれたのだった。
霊力を込めたそれは火攻めにあった時、見事に役に立って、持ち主を救ってくれた。

「ね?最高権力者に睨まれた優秀な皇子。身内の斎王に助けを求めてくる-。第三皇子ってとこまで同じだと因縁めいてるわね。」「確かに…。でも随分昔の話、良く知っているわね。」
大伯は伊勢へ赴く斎王として口頭で教えられたが、皇族でも知らない人がいる歴史 である。
(その内、歴史書として編纂したいと父上は仰っていたけれど。)
「あら何言っているの?私が知らないわけないじゃない?」
あっけらかんと言い放つ照。
確かにこの地方を治める一族の姫なら語り継がれていても可笑しくない。むしろ自然ですらある。
「特に倭姫は、宇陀(うだ)近江、美濃を巡り、最後に伊勢の国に磯宮…今の斎宮を建てた行動力のある姫様じゃない?私好きよ。」
「本当に良く知っているわね。」皇女はほとほと感心した。
「話を戻すわね。似ているでしょう。…救いを求めてきたのね。」
だがそうやって窮地を脱したかの皇子でさえも、結局は父帝の無理な要求に病没している。
(どうしよう。都の様子が肌で分からないにせよ、暗い未来しか見えない…!!!)
「でも私には何の力もない…!!!母上さえ生きて下さっていたら…!!!」
無力さに思わず今まで口にしなかった事を言う。
そう、姉弟の母 大田皇女は皇后の同母姉。
生きてさえいたら、皇后になり、その所生の大津の立太子はほぼ確実。
「どうしたらいいの…!!!」
「話を聴いてあげる事よ。」
「でも!」
「小碓皇子もね、別に倭姫に兵士を貸して欲しいとかそういう理由で訪れたんじゃないわ。
ただ魂の叫び つまり、嘆きや怒りを誰かに聴いて欲しかったのよ。
そういう意味での”助け”を求めているのだと思うわ。」
「それかただ身内の顔が見たい 声が聞きたいって言うだけかもしれないわ。
それだけで安心するもの。」
実質的な助けは出来なくとも精神的支えになる事は出来るという照に励ましに明日沢山話を聴いてあげようと深く頷く大伯であった。

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後書 今回一気に時間が進み、天武天皇崩御です。
そして色々溜まりかねて、斎王の姉の元に行ってしまう大津皇子でした。
それとリンクして悲劇の皇子s編でもあります。
拍手やコメント頂けるととても励みになりますヾ(o´∀`o)ノワァーィ♪

~醒めた夢の先に~前編

夢の絆シリーズ(コナン小説で逆行物 新志小説)の番外の園子編となります。
本編をお読みになってからの方がより理解が深まると存じます。
下記注意書きをお読みになられてから、ご覧下さい。

***注意書き***
本シリーズ作品はRANちゃんには優しくありませんので、ヒロイン ファンはご遠慮願います。
後、本作品に出ませんが服部君にも優しくありませんのでご注意願います。
この注意書きを無視して読んでからの苦情や誹謗中傷のコメントは受け付けておりません。
このサイトは個人作成のものであり、原作者・出版社とは一切関係がありません。
私なりの解釈を加えた二次小説もございますので自己責任でご覧になって下さい。
*************

注意書き読まれましたね?
ではどうぞW




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執事の館 食べる薔薇

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執事の館 食べる薔薇がちょっと前に遂に届きました(∩´∀`)∩ワーイ
まだ食べていないので、手帳の文章から皆様に紹介をば…!!!

”この度はその #愛知県名古屋市の食べるバラ をふんだんに使いましたお品を3つご用意致しました。

まずはバラをかたどりました、飴細工でございます。
この飴細工には本当に貴重なバラのエッセンシャルオイルを使用しております。一滴を得るの約50本のバラの花を必要とするとても贅沢なオイルです。
そして、この形を作り出すために、熟練した飴細工の職人さんが手作業で作り上げていきます。飴の生地は90度を超える熱さ。一つ仕上げては手を冷やしてまた作業に入りとなりますので、1日10個ほどの製造が限界と申します。熟練の職人さんが手がける飴細工は本当のバラのように美しく、贅沢な香りもあいまって、食べるのが勿体無いほど。こちらを召し上がっていただくにふさわしいのは、やはりお嬢様、旦那様と存じます。
その香りの素晴らしさはもちろんのこと、体に及ぼす影響も、すぐに感じることができました。口に運びました時に、不思議なほど幸せな感覚が広がり、気持ちがとても前向きになったのでございます。そして、心なしか芯から体が温まったような感覚が広がって参りました。



次に、ご用意致しますのは、バラの花びらを贅沢に新鮮なうちに煮出して丁寧に手作りしております薔薇のシロップ。
香料も着色料も一切使用せず、本物のバラの香りを楽しんでいただけます。
お水や炭酸水で8~10倍に希釈してお召し上がりいただいたり、ヨーグルトやアイスクリームなどにかけて召し上がっていただきますと、とても美味しく幸せな時間をお過ごしいただけると存じます。

最後に、夏にぴったりのソルベを。袋に入りました液状でお届けいたしますので、冷凍庫で3時間ほど凍らせていただきお召し上がりください。さっぱりとした甘さや冷たさと共に豊かなバラの香りが口いっぱいに広がります。召し上がっていただいた後もしばらくバラの香りの余韻を楽しんでいただけます。
この #愛知県名古屋市の食べるバラ の試食をいたしました時に、これはぜひお嬢様、旦那様に召し上がっていただかねばというような使命感にも似た気持ちが湧いて参りました。毎日を懸命に過ごしておられる、お嬢様、旦那様にぜひお届けしたいと存じます。”


本当に飴で薔薇…!!!Σ(・ω・ノ)ノ!な世界です。眼で楽しみ 舌で楽しむ 贅沢な°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°
いつ 誰と食べようか リアルマリーアントワネットな世界に(∩´∀`)∩ワーイ状態な雪月花桜です。

宝塚歌劇団 土産

別部署のBOSSがまたしても女子だけ土産を下さいました(∩´∀`)∩ワーイ
まさかの宝塚歌劇団 土産( ´艸`)
この缶、宝塚の舞台をよく表している~♪
名古屋でしか見た事のない私としては本場で見たくなるお土産でしたww



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また週末に台風ですよね。
お休みだから行きたい場所とかこなしたい用事があるのですが大雨だと尻込みしてしまって予約が入れづらい(´;ω;`)ウッ…
お休みはやっぱり晴れてて欲しい(^◇^)
プロフィール
ご訪問ありがとうございます(≧▽≦) 名古屋OLが歴史・節約・日頃・二次小説のことを書き綴っています。 コメント大歓迎★ ですが、宣伝や本文に何も関係ないもの もしくは激しく不愉快、コピペ等、そういった類は、私の判断により 誠に勝手ながら削除の方向です。楽しく語りたいです♪ 二次創作小説もありますが、このサイトは個人作成のものであり、原作者・出版社とは一切関係がありません。私なりの解釈を加えた二次小説もございますので自己責任でご覧になって下さい。

雪月花桜

Author:雪月花桜
タイトル通り名古屋OLがブログしてます。
歴史を元にした小説なんかも大好きでそれらについても語ったり、一次小説なんかも書いてますす。好きな漫画(コナンやCLAMP etc)&小説(彩雲国物語)の二次小説をupしておりますし、OLなりの節約・日々の徒然をHappyに語っています。

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