歴史上の人物の中でも王妃や王女が結構好きです。
妃をないがしろにする王や運命に翻弄される姫の話が多い中…
【エドワード3世王妃】 フィリッパ・オブ・エノー 賢く美しく強い王妃様がツボった~
これ宝塚でやってほしい(そこ!?)
又従兄妹である王子との初恋。
エドワード2世を追放したいイザベル・オブ・フランス王妃が援助と引き換えに秘かに彼らの婚約が決まる。
クーデターが成功した後、王妃の独断だったため、婚約が流れそうになりながらも何とか結婚が決まる。
エドワード3世に即位したがまだ16歳の為、王太后とその愛人が政治を牛耳っていた。
結局、王である自分の許可もなしに、身内を処刑したことにエドワード3世が激怒。
結局、愛人は処刑、王太后は幽閉される。
王太后が権力を握っていた間は大人しくしていたのかもしれないけど、その後は王と共に戦場に出向いたり、摂政として国政を握ったり、王の留守に攻めてきたスコットランド軍相手に圧勝した挙句、スコットランド王を捕虜にするという活躍ぶり♡
あとは降伏したカレーの市民代表者たちをエドワード3世が処刑しろって言ったときも懸命に宥めて命を救うという素敵エピソードがある。
「貴女がここにいなければよかった、私は貴方の言う事を無視出来ない…彼らを好きにするといい。」
その時の王の返事がツボ―!
着席した途端、崩れるという王妃の観覧席を設置した大工も同じようなエピソードが残っていて…これは確かに処刑されてもおかしくない石工たちの失態でしたが、フィリッパ・オブ・エノーの取り成しで事無きを得たという。
エドワード3世って英邁な君主なんだけど、激怒すると後先考えられない性格だったらしく(瞬間湯沸かし器タイプ?)、それを王妃が上手く宥めて落ち着かせていたという…好物しかない 国王夫妻エピソード(笑)
他にもエドワード黒太子の秘密婚とかエドワード3世との間に8男5女を儲けたとか色々お話は膨らませる要素はてんこ盛り。
しかしこれ、王妃の逝去で幕にするか、その後(エドワード3世は愛妾 アリス・ペラーズにのめり込み、臣下や子供たちにも見放される)の惨めなエドワード3世逝去までやるか…ちょっと悩む(おい)
…まあそこら辺は演出家の先生にお任せするとして(おおい)、公演してくれないかな~
『勇ましく優しく美しい慈愛の王妃』とか『英国史上最も愛された王妃』とか~v( ̄Д ̄)v イエイ
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