封印した初恋(一滴の水 番外編 園子視点)

2015.08.27 15:17|一滴の水 番外編
寒い冬の日、とある封筒が園子の元に届いた。
中には、雪のように白い結婚式の招待状。
「そっか。蘭も遂に結婚かあ・・。」
親友の隣にある名前は、会った事がない、けれど親友が恋人ができたと電話で嬉しそうに告げてきた男性の名。
(新一君の名前じゃ、ないんだね。)
当たり前過ぎる事だが、敢えて園子は心で呟く。
仲の良い異性の幼馴染が、成長と共に別々の道を歩む。
世間ではよくある事だったけれど、園子はあの二人に限ってそんな事有り得ないと思っていた。
高校生のあの頃、二人は当たり前の様に、恋人同士になり夫婦になると信じていた。

初恋に気が付いた時は小学生だったか、中学生だったか。
頭が良く、スポーツも万能で女優だったおばさま譲りの美貌。
そんな彼に惚れなくはなく、けれど自覚した途端に失恋が決定していた。
何故なら新一君は、幼馴染の蘭しか見てなかったから。
明るく優しく可愛い彼女は、園子の一番大事な親友だったから、彼女だったら仕方ないなと切なさと共に芽生えたばかりの恋の芽を封印した。
そして親友の恋を応援する側に回った。
何もしなかった自分の初恋の代わりに、親友の其れに水を遣り、太陽にあて、育てた。
明らかに両想いなのに、今の心地よい関係を崩したくないのか、どちらも恋には消極的で焦れったい想いをした。
「夫婦」
「旦那」
「奥さん」等々言って二人を冷やかして自覚させようとした。

二人は結ばれなくてはいけない。そうでなければ、私は何の為に諦めたの?

親友の恋を応援する気持ちに偽りはなかったけれど、それはまるで義務のように、強迫観念の様に園子を動かした。
結果、自身の初恋を蘭に託した園子の応援は二人に
お互いに言わなくても通じるという傲慢さを生じるきっかけになってしまった。
新一は「待っててくれ」だけで蘭を放置する身勝手さを-それは後に致し方ない事だと分かるのだけれど-
蘭は告白に返事をしなくても通じているという傲慢さを生じさせ、二人は破局-付き合っていないけれど-した。
勿論、全てが園子の責任だなんて思っていないが、自身にも責任の一端があると彼女自身は分かっていた。
(封印した初恋が二人に理想や憧れを押し付ける方にいっちゃったかな・・。蘭の幸せを願ってたのはホントだったけど。)
蘭との時は十年以上経っても進歩しなかったのに、あの女の人の時は1年と待たず結婚したのも衝撃的だった。
(縁ってあるんだね・・。きっと想いの長さとか純粋さとか思い出だったら、絶対に蘭との間に蓄積したものの方が上だったろうに。)
人の想いは目に見えないもので比べたりする事は出来ない。
分かっていても、つい比べてしまった。蘭には何が足りなかったの?と。
彼らの結婚式を見た後の蘭の悲鳴と表情を失くした顔をいつまで経っても忘れる事は出来ない。
あの時は「蘭を助けて!」と衝動的に新一の元に行こうとして、それはもう無理だと必死に踏みとどまったものだ。

あれから会う回数が少なくなり、ダメな男ばかり付き合っている彼女を心配していた。
蘭の話を聞いてもじっと見守るしか出来なかった。
何をしてもまた余計なお世話になりそうで何も出来なくて、季節のイベント毎に恋愛以外で盛り上げる事しか出来なかった。
現在、親友は頑張って幸せを掴んでくれた。
「おめでとう、蘭。」
告白は出来なかったけれど、親友の思い人と自身の其れが同じだった。
これもまた、世間ではよくある事。
「実は私も」「今だから言えるけれど」と世間一般の同窓会の様に告白してみようか。
脳裏の片隅にそんな考えが浮かび、けれど頭を振ってその想いを消し去る。
そんな事したら、おそらく自分の所為でと、蘭に気に病ませてしまう。
封印した初恋はこのまま雪の中へひっそりと葬ろう。
「それが私からの、お祝い・・・なーんてね。」

きっと蘭の純白の花嫁姿はこの雪のように綺麗だろう、と園子は満ち足りた微笑をして窓の外を眺めた。
***************************************************
後書 まさかの園子視点です。
最初は蘭の再生編を書こうと思ったのですが、シチュエーションに悩み
色々考えた挙句、園子が出てきました(笑
あるサイトさんや支部で園子の初恋が新一君だったけど蘭が相手だから諦めた&
二人をくっつけようとするって言う小説を読んで説得力あったんですよね~
だって彼って園子の好みドンピシャのハイスペックですよ。
それにどうも皆忘れてるけど、園子だって幼稚園から一緒なら立派に新一君の幼馴染みですよね?
何で蘭ばっかりその特権?や優越感を持ってるのかちょっと不思議なんですよね。
で無自覚ながら、上記のような理由が浮かびました。
”芽生えた初恋に水も遣らず、肥料もやらず、太陽にも当てない 種もまま永眠する花のような恋心”を
イメージしました。半分自覚あり、半分無自覚で園子はこれをやっています。
次は蘭の幸せ編(夫と経営してる店で新一との再会or現状報告と御誘いの手紙 どっちにしよう)か
新一の世界遺産ミステリor某小説家に振り回される翻訳家兼探偵のお話にしたいなって思ってます。

コメント

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

お久し振りです。

奏様

こんばんは!一番乗りな感想ありがとうございます(*´▽`*)
そうですね 奏さんの「エーデルワイス」の行動原理が一緒です。
でも根本的な部分は、イイ女なので、そちらのお話にも似ていますね。

ええとですね
支部では、ミツさんの「私の初恋は醜い執着で出来ている」 ちょっと暗いトーンです。でも心理描写があるある こういう事って感じでリアルさがあります。
あと別サイトさんで新志前提の園子視点で「似合わない嘘」というお話が今回の構成似ています。
話が失踪から帰ってきた直後に蘭が失恋します。実は新一君が初恋な園子は「初恋なんて忘れた」と蘭の為に嘘をつき「でも蘭は忘れなくていいよ。」と励します。
その上で帰ってきた新一をみて”工藤新一が帰ってきた”とも実感していて、新一の事も大事にしていて素敵なお話になっています。

新志+快+世良のシリーズを16読まれましたか~
快斗のやられっぷりが、新志の相棒ぶりがテンポ良く進み楽しいですよね☆彡
そうですね 話題の引き出しが沢山あって凄いけれど、会話、台詞でOKなところを相手がいるのに、モノローグっぽくしてあるのはちょっと不思議な感じしましたね
学生さん ですかね~其処までは分からず&感じずでした。
ちなみに私の今回の作品は一人語りだったので説明文が多くなった感じです。

イベントお疲れ様です~凄いらしいですね 
私 別ジャンル十二国記で通販不可の本が欲しい+1回行ってみたいなと軽い気持ちで、友人(HP運営経験あり イラスト寄稿してて売り子さんもやってるベテラン)に
2年前一緒に行かない?って誘ったらそんな数冊買うだけに行く気軽なとこじゃないそうです(笑)
すごい人出+待ってる間夏は砂漠で、冬も凍えるとか(爆
それに彼女はサークルの手伝いするそうでサークル側で入場しちゃうって・・><本屋さんに本買いに行くんじゃないんだなと結局その友人に買って来てもらいましたww
同行者(案内人)が居たら行ってみたいのでサークル側参加の奏さんが羨ましいです(^◇^)
今度是非買いにお姉さんのトコ行って見て下さいな(*´▽`*)

新作は後書に書いたのの他に奏様が好みそうな
「快斗君の誕生日パーティをしてたら、父の日って事すっかり忘れてて急に優作さんに突撃される新一君」とかですね。
逃亡しようとしても失敗して、ママに嫁もってかれたり、無理な締切な翻訳押しつけられたりする ドタバタ劇(笑) 読みたいわ~何処かにないか(笑)
今年気付いたのが当日くらいで時期外してしまったんですよね~
今からでも書こうか思案中・・・需要あるなら書こうかしらなんてのんきに考えてます(^_-)-☆
それではまた是非いらして下さいませww

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

感想ありがとうございます(^v^)

紅玉様

こんにちは!
園子ちゃんを”親友の幸せの為に新一君を好きだった事を暴露せずに墓場まで持って行く覚悟をする強い女性”と
誉めて頂き嬉しいです。
園子ちゃんと京極さんの話、ですか。うーん難しいですね。
実は私この二人ってリアルで考えた時、最初上手くいかない図が浮かんだんですね
遠距離だからこそ上手くいってるカップル&実際に結婚ってなったら空手を止められない京極と財閥の一員である彼女
は無理じゃないのかな?って。
でもこちらのコメントで”この園子なら上手くいくんじゃ”的な感想を幾つか頂き、遠距離のままで結婚生活(そーゆースタイルの家族っているし)
真さんは鈴木財閥のスポンサーを受けた空手家 園子は財閥の一員的な。
園子も男漁りしてる軽い女の面と遠距離恋愛の彼を健気に待つ面、腰掛けOLやってるOVAがあるかと思えば、映画ではできる女で登場してるし
蘭と同じでキャラにブレがあり過ぎ^^;どっちを取るか、なんですよね。
私自身がどちらかな~と迷っている内はちょっと書きにくくて 五分五分な気がするんです。
感想ありがとうございました(^v^)

納得です☆

お久しぶりです。みゅうです!


園子ちゃん視点のお話に「うん、うん」と頷きながら、読みました。

初恋が彼の場合が一番、しっくりくるような気がしますね。

恋を自覚した途端に失恋確定な彼女の取る行動がいかにも蘭ちゃんが好きな園子ちゃんらしい理由というか。

だけど、何も言わずに応援する側に回った彼女の初恋は、想いを封印しても、忘れることのできないものだったのでは?

以前、『振られても、告白出来た人ってスッキリしてるものなのよ』って蘭ちゃんに言ってたけど、それって園子ちゃん自身のことじゃないかなと思いました。

だから、自分の代わりに、蘭ちゃんに自分の初恋を預けたような気がします。

“私がなにもできなかった分、蘭が新一君と恋人になって、いつか結ばれて欲しい”と。

なのに、当人たちは恋愛に発展することなく、幼馴染として仲がいいだけで、思うようにくっついてくれないし、なんとなく新一君に辛口になるのも納得ですね。

“せっかく私が諦めたのに、あんた達、なにやってんのよ?さっさとくっつきなさい!”って感じ?

半分は八つ当たりで、半分は彼らの為みたいな?

実際に男受けがいいのは蘭ちゃんで自分はあまりいいほうではないから、嫉妬もあったかもしれませんね。

そんな彼女たちが初めて、恋愛に対して真剣に相談しあって、行動にやっと出たのに、新一君は知らない間に結婚していた・・・なんて、どれだけ新一君個人を見ていないのだろうとちょっとイラつきもしました。

幼馴染って言ったって、所詮、その言葉に縛られているだけの都合のいいもので、実際は園子ちゃんが想っていた通りに『お互いに言わなくても通じるという傲慢さ』を持っていただけで。

そんな関係の三人が上手くいくはずもなく、離れるのは自然なように思えました。

新一君と志保ちゃんも同じように『お互いに言わなくても理解し合える』関係ですが、彼女の場合、蘭ちゃんたちと違ってちゃんと新一君を見ている(見詰めている)から、ここだって思ったときにちゃんと想いを伝えているから、一緒になれたような気がします。

それをせずに、甘えてばかりの蘭ちゃんから離れていくのは新一君にとって一方通行な愛情で嫌気が差すのは当然だし、明らかな差がありますよね。


園子ちゃんが高校時代に自身の思い込みで起こした行動を悔やんでいるようですが、それはそれで彼女にとって、よかったように思います。

ずっと心残りだった蘭ちゃんと疎遠になったことや、ダメ男ばかりと付き合う様を見てきて、やっと自身で幸せを手に入れることがわかったんですから。


それと、お勧めの「私の初恋は醜い執着で出来ている」と「似合わない嘘」も読みました。

園子ちゃん視点のお話ってあまりないから、すごく新鮮で彼女らしくてよかったです。

告白をしていない設定で書かれていたので、蘭ちゃんの怒りよりも寂しさが出ていて、比較的読みやすかったですし。



以上、コメントでした!

お久しぶりのコメント 感謝ww

みゅう様

お久しぶりのコメントありがとうございます(*´▽`*)
園子ちゃん視点のお話しっくり来て頂いて、ヤッタ!気分です。
ですよねx2☆彡
<以前、『振られても、告白出来た人ってスッキリしてるものなのよ』って蘭ちゃんに言ってたけど<、それって園子ちゃん自身のことじゃないかなと思いました。
実はその通りです。
この部分も書こうと思っていたのですが、話の流れと園子の無自覚によりなしとなりました。
でもお話の根底にある想いなので、読み取って頂けて嬉しいです(^◇^)

<“せっかく私が諦めたのに、あんた達、なにやってんのよ?さっさとくっつきなさい!”って感じ?
<半分は八つ当たりで、半分は彼らの為みたいな?
ですよね~x2!!園子らしい台詞。

<新一君は知らない間に結婚していた・・・なんて、どれだけ新一君個人を見ていないのだろうとちょっとイラつきもしました。
あはは・・・(;^ω^)これはねちょっと二人にも同情的な作者です。
と言うのは常識的な話として高校3年生(新一君は大学1年生ですが)で結婚とは思いもしないわけです。学生時代の交際ならまだカレカノだろうと思うのが普通です。
(実際、優作氏の提案がなければ本人双方とも大学卒業後の結婚を想定してました。)
特に新一君の場合、園子の中では蘭との事があり、恋愛に不慣れな奥手なイメージがあります。
同棲で思ったより仲が進んでいることにびっくりしたけど、組織戦で知り合った女性なら行く先がないのかもと思ってそれは半ば当たってるんですね。
だからこれは優作氏のファインプレー 息子の初恋の進行度の遅さを見届けた彼はちょっと手助けしたわけです。
これには作品内で言った理由の他に、蘭ちゃんの独占欲と空手暴走を憂慮したってのもあります。先手必勝・一石二鳥ですね。
ただし息子は今でも彼女の事は幼なじみとしては大事に思ってるので、その理由は敢えて言いませんでした。
大学に通った事により、”今”の新一を9ヶ月以上見てないので、蘭・園子の中では其処から新一像がストップしてた故の弊害です。
まあでもこれも、ままある事です。昔好きだった人に再会して付き合い始めたけど、自分の中の彼と違うっていう。
知らない歳月を過ごした分だけ、成長や挫折をしてて色んな面が出てくるものです。・・思わず語ってしまいました。

<幼馴染って言ったって、所詮、その言葉に縛られているだけの都合のいいもので、実際は園子ちゃんが想っていた通りに『お互いに言わなくても通じるという傲慢さ』を持っていただ<けで。そんな関係の三人が上手くいくはずもなく、離れるのは自然なように思えました。
そうなんです!!
<新一君と志保ちゃんも同じように『お互いに言わなくても理解し合える』関係ですが、彼女の場合、蘭ちゃんたちと違ってちゃんと新一君を見ている(見詰めている)から、ここだっ<て思ったときにちゃんと想いを伝えているから、一緒になれたような気がします。
同じ言わなくても分かるのこの差を分かり易い言葉で言って下さり、スッキリ~(^◇^)

やっと自身で幸せを手に入れること出来た蘭ちゃんを祝福下さると嬉しい(^^♪

「私の初恋は醜い執着で出来ている」と「似合わない嘘」読まれましたか~。
特に「似合わない嘘」がいいですよね。園子が蘭を大事にしつつも、新一の事も分かってる+理不尽に責めないってのがポイント高し!!

みゅう様の小説も楽しみにしています。因果応報な二人 ですが、このタイトルの二人って作中で出てきた空手家の彼と蘭、なのか
蘭を間違った方向で甘やかした毛利夫妻の事なのか?とワクワクしながら読んでます。
毛利夫妻の懺悔が読みたいです。なんか奏様の小説にもあった「蘭は可哀想で健気な女の子」だからフィルターで被害にあったのは蘭だけじゃなくて
新一や園子以外の友人も、だと思うんですよね。一緒にやったことでも怒られたのは自分だけとかって・・><
時計の針が早く聞こえる描写が素晴らしいです。ありますよね~そういう事!!

ではではまた是非いらして下さいませww

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

番外編お待たせ致しました

あおい様

こんにちは!!
番外編お待たせ致しました。
ええ、作中であった『世間ではよくあること』が『一滴の水』内ではよく出ます。
この作品のコンセプトはコナン世界設定そのまま(ご都合主義や主人公最強も含む)
だけど、ちょっとリアリティと追及なんですね。

新志+快+世良のシリーズはその通り『private eyeシリーズ』なのです(*´▽`*)
軽快なやりとりが面白くてx2(^◇^)

感想ありがとうございましたww

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

教えて下さってありがとうございます

奏様

こんにちは!!
そんなお話があるんですね!!
教えて下さってありがとうございます。早速読みに行きます!!
確かに私の好きそうなお話です。
私青子ちゃんは登場回数が少ないせいか、嫉妬シーンがないせいかあんまり矛盾とか憤りとか感じないんですね。
でも蘭ちゃんは別で・・><
だから彼女の空手暴走とか悪気ないからというので自業自得になる話がすごい、好みで!!
またそういうのが人気あるのかコメントも多いんですよ。本BLOGの蘭ちゃん編。
明日9/10で工藤の日ですので、奏様何かされますか?私はそういうのとは無関係のギャグ?話をUPする予定です。
是非いらして下さいませWW

園子語りです。

こんにちは!万里です。
さっそく感想を読んで下さり、ありがとうございます。
調子に乗って、園子の話について語ります。
…感想というか、だいぶ脱線した語りになってます、すみません(-_-;)

>結果、自身の初恋を蘭に託した園子の応援は二人にお互いに言わなくても通じるという傲慢さを生じるきっかけになってしまった。

そうですよね~。新蘭って「周囲に囃し立てられてその気になってるカップル」要素強いと思います。
ずっと周りから「彼(彼女)は君のこと絶対好きだよ!!」と言われてきて、ある意味洗脳されてきたみたいなもので。だから当人同士も「何も言われてないけど、お互いに好きなはず」と思い込み、必要な意思確認を怠ってすれ違う。
このお話の新蘭は、「暗黙の了解で公認カップル」が完全に仇となりましたね。
公認カップル扱いに惑わされた蘭ちゃんは「新一は私の気持ちを知ってるから私が瀬川君と別れるまで待たせてOK」と訳の分からない理論を展開し、蘭ちゃんから確かな言葉を貰えなかった新一君は「返事もせずに別に彼氏作ってんなら、俺フられたんだよな…幸せに水を差すのも悪いし、黙って引いとこう」と勘違い。もし新蘭がただのクラスメイトだったら、蘭ちゃんは「新一が他に取られる前に早く返事しなきゃって時に、他の男性と付き合うわけないでしょ!誤解されるし不実だわ!」と焦ったろうし、暗黙の了解ではなく互いにはっきり想いを伝えあっていたら、新一君は蘭ちゃんに彼氏と言われても「でも蘭は俺を好きって言ったよな…」と蘭ちゃん本人に一言でも確認を入れたかもしれない。
周囲がいくら公認カップル扱いしようが、大切な言葉は当人同士できちんと伝えないといけませんね。


>どうも皆忘れてるけど、園子だって幼稚園から一緒なら立派に新一君の幼馴染みですよね?
>何で蘭ばっかりその特権?や優越感を持ってるのかちょっと不思議なんですよね

そう、そうなんですよね!そこのところ突っ込み入れてくれる人も余りいないので、語り合えて嬉しいです(^o^)v
私もそこはかとなく違和感ありました。園子も新一の幼馴染みなのに、蘭と扱い違いすぎない?って。
園子が叶わない初恋を忘れるために新一から距離を置き、新蘭を冷やかす事で鬱憤を晴らし、応援することで自分の想いを昇華させようとした。結果、異常なまでに新蘭をくっつけようとするお節介に。この説は某pixiv小説見て目から鱗でした(@_@)

そう考えると、蘭編⑥中編で園子が蘭に言った
「幼馴染だからって言い訳使うのもう止めなよ」「昔は昔。今は今!それに幼馴染だからって何でも話さなきゃいけないわけ、ないでしょ?」
という言葉もじわじわ来ます(^_^;)
「それ言ったら今蘭の前にいる私も、同じ『新一君の幼馴染み』なんだけど?幼馴染みだからって理由で、新一君が私を蘭と同じくらい特別扱いしてくれたことはないでしょ?それとも蘭は、幼馴染みって理由があれば、私が新一君に蘭と同じ特別な女の子扱いされても文句ないの?今の蘭はこれまでずっと私がされてきた「ただの幼馴染み」扱いを新一君にされてるだけ、これが普通の幼馴染みなのよ!」と園子ちゃんに突っ込んで貰いたい。蘭よ、現在の状況(園子と同じ扱い)こそが「ただの幼馴染み」なのだよ。
蘭ちゃんがあんまりにも「幼馴染み」を理由として喚くので、「幼馴染みを理由にしたら、特別扱いされたことのない私は何なのよ!?」なんて過去の初恋の傷跡が疼く園子を妄想してしまいました。
幼馴染みは自分だけじゃないってこと、誰よりも蘭ちゃんが忘れてますよね。

それと、これも蘭を中心に設定作った弊害なのかなと。
同じ幼馴染みなのに、蘭と園子は扱いが違いすぎる、それも新一からだけではなく、周囲の人間全体から。作中での園子を表す言葉は「蘭の親友」であり、「新一の幼馴染み」と表現されたことは私の知る限り一切ないです。周囲から「園子も新一君の幼馴染みなんだよね?」と言及されるシーンが不自然なまでに存在しない。
新蘭を昔から知ってる蘭の友達を出したい、という視点のみで園子を登場させたため、蘭の幼馴染み=新一の幼馴染みという事を失念して、新一と園子の関係が不自然に希薄になったのでは。これがもし新一君中心に設定されてたら、よくある主人公ハーレム設定で園子もヒロイン候補の一人になってたでしょうし。そうすると幼馴染みヒロインが二人になって、蘭ちゃんが霞んじゃうから(笑)
つまりは蘭を特別扱いさせたいがために、新一と園子も幼馴染みであるという事実を不自然なまでに黙殺しているのではないかと。


志保さんがアイリーン・アドラーと呼ばれてるお話ですが、結構昔に何処かのサイト様でチラッと見た覚えがあるだけで、何処かは思い出せませんでした。すみません(-_-;)
でもぴったりな二つ名なので、新志コ哀二次創作で増えて欲しいですよね( 〃▽〃)


それでは、長々と失礼しましたm(__)m

園子語り改め新蘭の危うさ

万里様

こんにちはww
いらっしゃいませw
そう、「周囲に囃し立てられてその気になってるカップル」要素強いんです。
今のところは本当に両片思いだから、かろうじてそれが真実だけど、どっちかに何かあったら
あったという間に崩れる危うい関係です。


<今の蘭はこれまでずっと私がされてきた「ただの幼馴染み」扱いを新一君にされてるだけ、これが普通の幼馴染みなのよ!
にはうんうん、と頷かせて頂きました。
またしても同志がいらっしゃる・・(歓喜)(^v^)
蘭の幼馴染宣言は「彼女扱い」なんです。
そう思わせた原因の園子ちゃんでもありますが、新一君の彼女出現と日下君に窘められた事により思い込みが
とけた感じですね。
けど蘭はまだその幻想の世界のままで、考えていて
本編で小五郎には「幼馴染として謝りたい」が「やり直したい」に聞こえるって感じるんですね。


<蘭を中心に設定作った弊害なのかなと。
<同じ幼馴染みなのに、蘭と園子は扱いが違いすぎる、それも新一からだけではなく、
<周囲の人間全体から。作中での園子を表す言葉は「蘭の親友」であり、「新一の幼馴染み」と表現されたことは私の知る限り一切ないです。
<周囲から「園子も新一君の幼馴染みなんだよね?」と言及されるシーンが不自然なまでに存在しない。
ですよね~
これだけ扱い違うんだったら、蘭と新一が先に出会い、本当に産まれた頃からの付き合い
園子とは小学生か中学生で出会ってる設定にするべきでした。
と言うか私は、過去編が出るまでそうだと思ってました。
でないと園子や周りの「二人は昔からの付き合いだから入り込めない」的な発想が可笑しいんですよね~^^;
なのにむしろ園子のが先に蘭と親友って言うね・・・ありえない(-_-;)
あの過去編は蘭の笑顔で一目惚れってのはまあいいとして、笑顔の後で「泣き虫って言わないで!!」で睨むって、これまた可笑しい。
腹を立ててるならバッジ作ったりなんかしないし、笑顔で渡すのも変。
その前段階で「ふん」みたいなやりとりがあって然るべき。
あれ蘭の性格の良さと笑顔に一目惚れ エピソードとそれでいて恋愛にありがちな 周りが感心する中一人だけ違う反応する
か 出会った当初は印象最悪なエピ入れたいとしか思えない。
だからちぐはぐ。
大体泣かせたのは別の男の子であり、新一君ではなく、言われただけであれだけ文句言って睨めるなら
やった張本人には自身でやり返せるだろう、園子ちゃんに庇ってもらわなくてもさ って思いました。
蘭を良い子、新一との運命エピソードにしようとして、逆に彼女の性格に整合性がないんですよね^^;
作者によるキャラの贔屓倒しってやつですね。

志保さんのアイリーン・アドラーですが、サイトさんでしたかww
探してみます!!
これって原作中では哀ちゃん別の由来言ってますけど、公式ガイドか何かで元ネタ彼女の哀は
アイリーン・アドラーからきてるらしいですからね。
ちなみに優作さんのモデルはホームズが「自分より優秀」ってワトソンに語ったホームズのお兄さん!!
それ程優秀なのに、彼は探偵ではなく確か会計士なんです。

って話が逸れました^^;
いつもコメント楽しくよませて頂いております。
ありがとうございます。他編も感想お待ちしておりますね(*^^)v

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

友情語りWW

まろん様

こんにちは!!
長い感想、ありがとうございましたWW フムフムと読ませて頂きました☆彡

<園子ちゃんは「新一君と宮野さんの気持ちが吊り橋効果なら蘭にもチャンスがある」と思っていたけど
<蘭ちゃんも「新一は私に振られたショックで宮野さんに靡いただけ。私が告白すれば私のところに戻ってくる」と思ってたんじゃないかな。
<それがまさかの結婚式www
ええとですね~園子ちゃんはお話の中でも、上記の気持ちは本当に少し・・5%くらいでした。
残りは告白してしっかり失恋させる、自覚させるでした。
蘭ちゃんは、もうコメント通りの”私が好きって言ったらきっと振り向いてくれる!」的気持ちが抜けてませんでした。
無自覚天然 恋愛脳娘の怖いところです。
仰る通り結果的には一緒なんですが、自分で好きというだけですっきりする、という最大の目的が果たせていないので
新志的にはご指摘通り、最高ですが、蘭ちゃんと園子ちゃん的には最悪というのはそういう意味です。

<女の涙でも負い目でも何でも使えるものは使って「これからも幼馴染でいてくれるよね」みたいにして幼馴染
<という名の特別な女の子の立場にしがみつきそう。
<新一君と志保さんが自分に負い目を感じてるのを敏感に感じ取ってそれをどこまでも利用する
<(でも全て無意識)悪女蘭ちゃんのイメージは鮮明に思い浮かびます。

同意見で、そうなると新一君と志保さんは上手くいかなくなるかもしれないから、こういうお話の流れにしました。
ご都合的に思えるかもですが、こういう事って結構あるんですよね。
今まで見えないところで動いていた何かが、一気に起こり、良い時は信じられないくらいの幸運を
反対の時は何でこのタイミング!?と悲観したくなるくらいって時が。

そう、だからといって蘭ちゃんと元通りになるはずもないから3人とも不幸になるしかないから
結果的にこれで良かったと思います。
<自分の行いを反省して人の恋愛に口出しをせずに見守っていたのも好感が持てます。
良かった、この園子ちゃんに好感持てて頂けて(^v^)

<新一君と蘭ちゃんは保育園からの付き合いの幼馴染、園子ちゃんは小学校からの友達だと思ってたんです。
<【工藤新一少年の冒険】で蘭ちゃんが新一君の事は新一と呼び捨てで、園子ちゃんの事は園子ちゃんとちゃん付けで呼んでいたし、阿笠博士が新一君と蘭ちゃんは「小学校に入るまではいつも2人で遊んでいた」言っていたので。
<けれど【蘭GIRL&新一BOY】で新一君と出会った時には既に蘭ちゃんと園子ちゃんが親友だったことが発覚しちゃいましたね。
ですよね~!?
絶対、園子より新一のが出逢いが早くないと”あの二人には叶わない”的な原作にならないと思うんですが
別の方へのレスにも書いた通り、どうも納得行きません!!

蘭ちゃんサイド、園子ちゃんサイド、英理さん像も大変興味深く読ませて頂きました。
大部分被り、「やっぱり皆この点はこういう解釈するよね~」と同士がいたことに安心したりしますWW
英理さんはね、頭の良い女性が子育てすると自身が基準なので、口うるさい教育ママになるの典型な気がします。
自分が出来るから、子供も出来るはず。且つその高い基準故に逆に、失敗を許さない包容力のない母親になってる気がしてなりません。
英理さん編ネタはあるのですが、そこに至る過程+背景を書きこむのが大変で^^;
ちょっとお待ち下さいませね♪

あらら少し離れられるのですね(´・ω・`)
<もう一度読み返してやっぱり大好きな作品だなと改めて感じました!
私の作品が活力になるのなら、こんなに嬉しい事はございません(^v^)
いつも本当にありがとうございました(*^^)v

英理さん視点のお話ご用意してお待ちしておりますからね♪それでは!

非公開コメント

09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
プロフィール

30代OLが歴史・節約・日頃・二次小説のことを書き綴っています。 コメント大歓迎★ ですが、宣伝や本文に何も関係ないもの もしくは激しく不愉快、コピペ等、そういった類は、私の判断により 誠に勝手ながら削除の方向です。楽しく語りたいです♪ 二次創作小説もありますが、このサイトは個人作成のものであり、原作者・出版社とは一切関係がありません。私なりの解釈を加えた二次小説もございますので自己責任でご覧になって下さい。

雪月花桜

Author:雪月花桜
タイトル通り歴史大好きな女がブログしてます。
歴史を元にした小説なんかも大好きでそれらについても語ったり、短編なんか書いてみたいです。
現在それ以外でも二次小説をupしておりますし、OLなりの節約・日々の徒然を語っています。

カテゴリ

最新記事

FC2カウンター

最新コメント

シンプルアーカイブ

検索フォーム

リンク

当サイトはリンクフリーです。 リンクして頂けたら喜んで伺いますw

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる