無知の果実

「え?工藤君?」
世良ちゃんの電話の声を漏れ聞いた時、園子は思わず彼女の横顔を凝視していた。

それは5月下旬のある日のこと。
世良と園子は、いつものように仲良く一緒に下校していた。
ちなみに蘭は大会前の為、空手部で特訓中でありいない。
「そろそろ受験勉強だよね~もう、はーっ!花の女子高生生活ともそろそろオサラバね~。」
「園子君なら受験大丈夫だよ。」
「まあね。・・そう言えば世良ちゃん、何処受けるの?」
「うん?僕はちょっと迷ってるんだ・・。」
「へ~そうなんだ。」
そろそろ別れ道になる十字路で「じゃあ、また明日ね!」と言い掛けた途端、世良の携帯が鳴ったのだった。
「え?工藤君?・・うん、ちょっと待って!園子君、また明日!」
言うが早いが人気のない帰宅路でない脇道へそれる友人の様子と、その電話の相手に思わず後を追っていた。
(ちょ、世良ちゃんって新一君と知り合いだったのっ?)
(何だか新一君の事、組織だけじゃなくて・・飛び級とか新しい恋人とか、全然知らされてない・・・そりゃわざわざ報告しなきゃいけないわけでもないけどさ。)
良く知っているはずの昔馴染みの新たな面ばかり見せられ、園子は口を尖らせた。
置いていかれたと感じ、そして何より失恋し覇気のない顔の親友を想った。
(蘭・・。可哀想に。)
組織の事は自分達の身の安全の為に黙していたと理解していた園子だが、それでもやはり言ってくれればという思いが完全に払拭できたわけではなかった。
(あれだけ待っていたんだから、蘭にだって知る権利あるはずだわ。まさか浮気とかじゃないだろうけど。)
(世良ちゃんも世良ちゃんよ!知り合いなら教えてくれたって!!)
「・・今ならいいじゃないの。」小声でぽつりと呟く。
組織は壊滅したとニュースで流れた。
新一が普通に大学生活を送っている事からしても、もう危険はないのだろう。
(だったら今だったら教えてくれたって!)
(そりゃ告白の返事しなかったのと瀬川君と付き合っちゃったのは駄目だけどさ。好きで戻ってこないとばっか思ってたからさ~。)
(蘭あんなに待ってたのに、こちとら心配して!・・ええい こうなったら園子様自ら突き止めてやるわ!!)
昔馴染みが遠ざかった淋しさ、親友への友情、”蘭を振ってまで選んだ恋にその価値があるべき”という恋愛至上主義が合わさった妙な義憤に駆られ、世良と新一の間柄を見極めようと慎重に後を追った。
(蘭へ知らせるかどうかは・・確認してから考えよう。)
最近やっと口にしなくなったとは云え、バレンタイン後の寝込みっぷりからすると、まだ蘭の新一への恋心は完全になくなったかどうかは怪しい。
(失恋は受け入れたっぽいけど、下手に刺激して再燃したら目も当てられないものね。)
(蘭の代わりに、私が見届けるからね!)
そうして追い掛けた先に園子が見たのは想像とまるで違った光景だった。

見覚えのある米花町の屋敷街を通り抜けて、新一の家まで来たが世良はきょろきょろと何かを探しながら、其処を素通りしていく。
「え?新一君と会うんじゃないの?」
彼の家から最も近い公園で世良が長身の男性に声を掛けた。
「秀兄!!」
「・・真純?」
(お兄さん!?)
視線の先には、新一ではなく世良をもっと鋭くさせた顔立ちの長身の男性がいたのであった。
彼の眼光の鋭さと尾行してきた後ろめたさから咄嗟に木陰に隠れていた。
(ああ、確か赤井秀一って世良ちゃんのお兄さんがいるって聞いてたっけ。・・ってアレ?新一君と一緒に騒がれたFBIの人も同じ名前じゃなかったっけ?)
名前だけ知っている知り合いの知り合いがニュースで流れても、それがイコール当の本人とは中々結びつかない。
園子はやっと今その事に気が付いたのだった。
(こんな繋がりがあったなんて・・!!)
元々有名人でメディアに出ていた新一はともかく、赤井は名前こそ大々的に報道されたが、写真等は然程流失しなかった。
彼が潜入捜査をしていた期間が数年あり、最近のまともな写真がほとんどなかったのだ。
また彼がFBI捜査官の為、アメリカから日本のマスコミに圧力が掛かったというのが事の真相である。
だから園子は初めて世良の兄に、組織殲滅の立役者に会って、こんなに身近に関係者がいたなんてと茫然としていた。
その間にも兄妹の会話は続いていた。
「秀兄!戻ってきたなら連絡くらいくれよな!」
「すまない、真純。・・どうして分かった?」
「工藤君が教えてくれたんだよ!!」
「また坊やか。・・・にしても良く此処にいると分かったな?」
「それも工藤君だよ!さっき家を出たから、おそらく駅までの道にいるって。その中でもこの公園で一服している可能性高いって!」
「今日はやられっぱなしだな。」
「ママだって心配してるよ!」
「・・・怒っているの間違いじゃないのか?」
「うん。秀兄生きてるって知った時、見た事ないくらい凄い綺麗な笑顔で”やっぱりか。”って言ったって話したよね?その時の顔が続いてる。」
「・・・さて、俺は仕事に戻る。」
「ちょ、ちょっと待ってよ!ママにも会ってよ!すぐそこのホテルにいるからさ!」
「俺は忙しい。」
「敵前逃亡だなんて、秀兄らしくないよ。」
回れ右して逃亡しようとした兄を引き留めようとする世良である。
「帰国したって事は、もうアメリカの組織潰したんだろ?」
「それも工藤君に聞いたのか?」
「違うよ、これくらい僕だって推理出来る!」
「もう急にいなくなったり、いきなり焼死しましたとかないよな!?」
必死の形相で目に涙を溜めながら縋る妹を見て足を止め、頭を撫でる兄。
「ああ。もう奴らは潰した。・・大丈夫だ、真純。」
「良かった。けどもう死んだ振りは辞めてよ、秀兄!」
その後の兄妹は少し近況を話した後、笑顔で別れを告げた。
「じゃあね、秀兄。週末に絶対ママに会ってね!」
「急な用事がなければな・・。」
いつも陽気な友人が一転泣きそうになっていたので、陰でハラハラしていた園子はその笑顔を見てほっとしていた。
しかしその笑顔のまま世良がまっすぐこちらへ向ってきたのには慌ててしまった。
(え?何で?もしかしてばれてる?)
左右を見渡すが公園に他に隠れられる場所などない。
「さて、園子君。こんな所で何しているの?」
「い、いや~アハハ。」
盗み見してた気まずさから笑って誤魔化すしか出来ない園子であった。

「成程ね~。」
結局園子は、近くのカラオケの個室で世良に親友の失恋、新一本人からは遂に明かされなかった真実、それに対する園子自身の複雑な想いを洗いざらい話す事になっていた。
「うん。御免ね、世良ちゃん。蘭が可哀想でさ。」
「蘭にも非はあるし、どうしようもないって分かってる。でも知らないままっていうのが何だかモヤモヤするっていうか。」
「上手く説明出来てないってのは分かってる・・。でも。」
それでも知りたかったのだと真摯な眼をする園子に世良も腹をくくった。
「分かるよ。説明されないって辛いよね。僕もそうだった。」
「え?世良ちゃんは知ってたんじゃないの?」
「いや、全然。さっきの話聞いてただろ?」
「あ、うん。確かお兄さんが死んだふりとか言ってたやつ?」
組織はなくなったけど念の為、秘密でお願いするよ、と前置きしてから世良は続けた。
「秀兄はね、組織へ潜入捜査してたんだ。」
「潜入捜査・・。」
「いわゆる、スパイって奴だね。」
「スパイ・・。」
そんなの物語や映画の中のものだけだと思っていた園子は、もう鸚鵡のように繰り返すしか出来なかった。
「けどそれがバレちゃって。その後、組織には付け狙われるようになったわけ。」
「その後、別の諜報機関のスパイに秀兄暗殺の命令が下ってさ。命令通りしないと、彼女が殺される。
けどされるがままだと秀兄が殺されるって事態になったんだ。」
「もしかしてそれで死んだ振り?」
「うん。丁度その時、犯罪者の死体があってね それと入れ替わったらしいんだ。」
「・・・。」
「けどさ、こっちにはそんな事情説明されない。いきなり秀兄が死んだって聞かされてさ。
しかも目の前には判別出来ないくらい焼死体だよ、もう。あの時は泣いたよ。」首をすくめ手を挙げる世良。
「家族にくらい説明あるんじゃないの?」
「ないよ。そこから情報漏洩したら洒落にならないだろ?」
「黙っていればいいかもって思うかもしれないけど身内が死んだのに、落ち込んでなかったり不用意な発言したら、怪しまれるしね。」
そんな些細な情報からも、情報を嗅ぎつける組織なんだと続けた彼女の声が何処か遠くから聞こえる。
(だから蘭に何も話さなかったんだ・・新一君。なのに、けしかけるような事しちゃってた、私・・。御免、蘭、新一君。)
「それにそもそもFBIの人もごく一部を除いて知らなかったらしいよ。秀兄曰く敵を騙すなら味方からって。」
「ええっ?」
「でさ、作戦を一緒に練ったのも、”死んだ”後、隠れ家や変装技術を提供したのも工藤君なんだよ。」
「そうなのっ?」
「うん。まあ実際には作戦以外の、家は優作さん、変装技術は有希子さん提供らしいけどね。」
でも頼んでくれたのは工藤君だから、感謝してるんだ、と八重歯を覗かせながら笑う世良。
「これで納得いったかい?園子君。」
「うん、ありがとうね、世良ちゃん。」
「どういたしまして。あのさ、余計なお世話かもしれないけど、工藤君は蘭君の事本気で想ってたよ。」
「え、あ、うん。」
蘭君の彼氏だって聞いてたのに、病室で志保さんと付き合ってるから訳分からなくてさ、本人に聞いてみたんだ、と続ける世良。
「そしたら蘭君に心配させない為、工藤君を探し回って生存を悟られない為に電話とメールが精一杯だったってさ。」
「難しいところだったらしいよ。組織に生存が発覚したら自分だけじゃなく周りも危険に及ぶ。
かといって連絡を断つと捜索されかねない。それでも彼は偶然取引を目撃したいわば事故的な被害者だったから、そんなに組織の眼が向かなくて何とか無事だったらしいよ。」
園子が少ないと詰った不定期なメールと電話、そして本当にごくたまの逢瀬。
それが双方の安全を保つぎりぎりの境界線だったのだ。
「でもさ工藤君言ってた。”それでも本当に蘭の身の安全を最優先するなら、事情を話して一切連絡しないって手も使えた。
それをやらなかったのは、蘭の泣き顔を見たくなかった俺の我儘だ。””好きだったから俺も声が聞きたかった。”って。
結果は残念だったけど、こんなに愛されてたって羨ましいよ。これで蘭君、少しは報われるかな。」やっと
思わぬ形で聞けた新一の本音が本当に嬉しかったが、既に過去形である事に、園子は途方もない寂寥感を感じた。
俯いた園子を心配したのか世良は、慌てて少し話題を変えて言い募る。
「もしさ、知らされなくて心配してた気持ちが宙に浮いてるなら、ぶつけてみればいいよ。」
「え?」
「僕なんか日本組織壊滅の折り、生きてるって聞いて慌てて病院駆けつけた時、泣きまくったからね。」
少し恥ずかしそうに言う世良。
「最初は生きてて良かった~って思って、わあわあ泣いたけど、死体偽造してまでさ~とか考えたら今までの心配が怒りに変わって怒鳴りまくっちゃった。」
「あれ、組織戦で弾が2発貫通していた秀兄にはちょっと酷だったな、でも口止まらなくてさ やっちゃった。」
「そこを宥めてくれたのが、たまたま病室にいた工藤君だったわけ。」
そう言えば新一が復帰したのと入れ替わるように世良が家庭の事情で休んでいた。
(ああ、お兄さんの付き添いの為に-。)
「やっと会えたのにあの報道の騒ぎから遠ざかる為とアメリカの組織支部壊滅の為に今度はあっさり渡米しちゃうんだからさ。
もうママの怒りが恐ろしいのなんのって。」
「秀兄は明らかにママ似なのに、誰に似たんだとか、静かな怒り心頭で僕すごいとばっちり受けてた。」
とばっちりと言いながらも、兄と無事再会できて嬉しいのだろう世良は、今までにないくらい本当に笑顔だった-。

晴れやかな笑顔の世良と別れた後、園子は帰宅し自室で一人静かにお茶をしていた。
”知らされなくて心配してた気持ちが宙に浮いてるなら、ぶつけてみればいいよ。”
心配はしていた。けれどその心配は全部が全部、彼の身の安全ではなかった気がする。
組織の事を知らなかったあの時、心配していたのは彼を想う親友。
側にいない彼に隠れて涙する彼女の為が主だった。
(その蘭でさえも、身の安全よりも何で帰って来ないのかって気持ちのが大きかった気がする。)
(詳しい事を決して話さない-。そんな新一君の心を慮った事があっただろうか。)
それは知らせない事で彼女 否、周りを-おそらく自分も含まれる-守ろうとした彼の配慮で、知らされない事でやってしまった事は蘭を責められない。
けれど親友は罪悪感に泣き崩れたし、自分だって申し訳なくて居た堪れない気持ちになった。
(このモヤモヤはそれね。)
非があるのに責められないというのは案外堪える。それが”知らなかった”から、やってしまった事だとしても。
(よく考えたらあの目立ちたがり屋が、あんなに自身の存在を隠すなんて何かあるって分かるよね。)
浮気を疑うより彼自身の境遇を省みるべきだった。
(いや、でもそうしたら下手したら私らが組織に狙われていたわけで・・。)
詮ない事だが、幾つもの”もしも”が頭の中で浮かんでは消えていった。
(新一君が蘭が好きなのなんてバレバレで、さっさと付き合いなさいよって思ってた。)
十代後半特有の乙女思考で、”好きなら、告白する。彼女を一番にするべき。喜びそうなロマンチックな場所へデートを行く”といった物語のような一定の理想的な交際過程を蘭と園子は思い浮かべていたのだ。
そしてそれに新一が付き合ってくれないから、苛々していたのだ、と思う。
彼の今までと全く違う言動の意味さえ考えることさえせずに。
心配しているようで、実は親友の恋の行方を心配していたのだ、と園子は遂に認めざるを得なかった。
(なんて自分勝手な心配だろう。・・・そして多分蘭も同じ。)
彼の都合も考えずに、電話をしていた親友とそれを焚き付けた自身のあまりの身勝手さに唇をゆがめる。
(これじゃ、新一君の心が離れて当たり前だよね。
・・最初はあまりのタイミングに蘭が彼氏作る前に心変わりしてたんじゃないかって疑ってたけどさ。)
命賭けの戦いをしている時に知らないとはいえ、要求ばかりされたら心が離れるのはこれまた責められない。
新一だって人間なのだ。辛い時苦しい時に支えたり励ましてくれたら、癒され心魅かれるだろう。
(多分その時、彼女さんが側にいたんだろうな。)
「世良ちゃん、無理だよ。」思わず呟く。
心配していた気持ちをぶつけていいのは、純粋に心配していた者だけだ。振りをしていた園子じゃない。
”恋愛が悪いとは言わないけどさ。恋愛がすべてって考えは違うんじゃないか?”
”勝手に約束して裏切られたはない”
”人には言いたくない事や事情がある”
”事情をよく知らないのに、勝手に噂する”
数ヶ月前、日下に言われた言葉が脳裏を甦る。
「本当だね、日下君。」
新一の蘭への愛情を信じているなら取るべきは、愛情を試す方法ではなく・・。
「新一君がそう言うならきっと何か事情があるんだよ。って言ってあげるべきだった。」
彼を信じる方向で支えるべきだった-。
勿論、結局のところ蘭の言動は彼女自身が決めたもの。
(けど、遠距離恋愛って不安が増大するものね。)
自身もそうな為その気持ちが手に取るように分かる。その際どうしても周りの反応に過敏になるし、影響される。
そして園子の言動は蘭の恋を負の方向へ向かわせてしまったのだった。
「御免ね、蘭。」
(私蘭の代わりに知りたがったけど、あんなに泣いてた蘭に、手遅れな上に、更に傷つく事、結局言えないわ。)
真実だからすべて白日の下に晒していいわけではない-。
相手を想うからこそ、あえて沈黙を保つことだってある-。
それを今正に彼女はまざまざと感じていた。
(ああ、新一君もこんな気持ちだったんだ。)
(結局、新一君の真摯な気持ちも、蘭の切ない気持ちも本当は何も分かってない事を、確認しただけだった気がする。)
そうして園子は机にあるフルーツの中から、いつもは食べない酸味の強い林檎を取った。
頬に一筋の涙を流しながら、徐に被り付く。
「すっぱっ。」
だが構わず、園子は林檎をしゃくしゃくと食べ続けた。
”人間の原罪”とも”知恵の実”とも称される果実のその酸っぱさと涙のしょっぱさが園子にとって”無知の知”の味となった-。
**********************************************
後書 まさかの園子編 再びです。そして世良さん 初登場~(≧▽≦)
これは貴女に捧げる白百合で、赤井さんが工藤邸を去った後のお話になります。
園子ちゃんは令嬢らしくしっかりしている、庶民的で姉御肌、友情に厚いという反面、蘭を大事にするあまり新一君をけなしたり、恋愛こそ最優先という言動をする(そのせいで映画のようにいらぬお節介でコナンの邪魔をしてしまう事多々あり)という両極端な性格を合わせ持っております。蘭の天使+空手暴走という両極端さを彷彿とさせます。
本作品は一滴の水 設定ですので、双方の特徴を併せもつ「蘭贔屓の思考回路は中々直せないけど、第三者に指摘されれば気付く」という性格です。
そんな園子が、”人間の原罪”とも”知恵の実”とも言われる林檎をかじって、無知を知るという風景が象徴的に浮かびまして本作品が出来ました。
ラストシーンがそれです。お楽しみくださいませ(*´▽`*)

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初めて

初めて世良さんの登場で指したね。確かに赤井さんが生きていたと知ったならそうなりそうなのが想像できると思います。今後も続きが投稿されるのでしたら楽しみに待ってます。

世良さん初登場

イン様

こんばんは☆彡
コメントありがとうございます(^^♪
はい、世良さん初登場の回でした。
お楽しみ頂けたら何よりです。
では、またw

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感想ありがとうございます(^^♪

コナン大ファァァーン♪様

こんばんは☆彡
いつも感想ありがとうございます(^^♪
園子と世良の会話に頷きながら、読んで頂き、嬉しいです。

そう確かに、園子は当時、見抜くのは流石に難しいと思います。
けど後で気付いて欲しいな+結果を知ってからなら真相に辿り着きそう というのが作品です。

いえ、コナンは組織の戦いの1ヶ月前に毛利宅を去っています(本編参照)ので、其処からは無理ですね。
ただ蘭ちゃんがコナン君はいなくなり、且つ新一は組織壊滅作戦の為に連絡を断っていたので
どんどん元気がなくなっていきました。
勿論一生懸命元気な振りをするけど、園子にはお見通しで「何やってんのよ!新一君!」になり
マジックショーのチケットを渡して発破を掛けたのがきっかけになってます。

そうなんです。
園子と秀一は、あまりどころか、確か1回も対面していません。
沖矢さんとしてなら会ってますが、別人物と認識されますから。

実は、当初 世良ちゃんに、「僕は兄が死んだと思ってた。だから生きているだけで喜ばない蘭君や園子君が少し腹立たしかった」とキツイ事言ってもらおうと思ってました。
けど、書こうとして色々考えた際、FBIの捜査官と高校生探偵じゃ-、予想できる危険性が違って当たり前かなって気もして・・。世良ちゃんも内心では思っているけど「ま、仕方ないか。」とも思っている像が浮かび、逆に園子ちゃんに理解を示した本作品になりました。
ただし、世良ちゃんがむしろ優しかった事で、余計に園子は当時の自分の言動を心底悔いる事になる、という仕掛けにもなっております。

そう、蘭には言って欲しい気になります。
しかし報道の際に泣き崩れる修羅場にいた園子は、蘭及び自分達に非があったこと、新一の中で蘭への想いは既に過去のものになった事を言ったら、傷口に塩を塗るようなものだと思って結局言えませんでした。
ただ一生語らないつもりはなく、高校3年生ですので、受験が終わった後に言おうと思っていたのですが、10月に見せた嫉妬面で全然吹っ切ってない事を知ってしまい言えなくなりました。
そして11月に挙式目撃でああなってしまい(本編参照)、以下はもう沈静化してから言おうと機会を伺っていたら、疎遠になってしまったのでした。
でたまに会っても、皆もいる表面的なイベントや近況報告になってしまい、深い話が出来なくなっていったのでした。
いつ話すかは作者にも分かりません(;´Д`) 先輩彼氏が出来た時か、駄目彼氏ばっかり時代か、本編最後に蘭が前を向いて、自ら園子へ連絡した日か。

続きを楽しみにして下さいね\^∀^/

同感

夢様

こんばんは☆彡
いつも感想ありがとうございます(^^♪

そうなんですよ。本編で一切彼女出て来なかったのは実は組織戦で負傷した赤井さんの付き添いしてました。
その時は組織戦での事は非公開予定で話が進んでいました。
もし必要性に駆られて報道するにしても、本人の希望で新一君の関与は伏せるという方向性だったんです。

上記事情を知っていた2月に通学してきた世良ちゃんは、だから新一に対してクラスメイトに対する普通に挨拶しています。
ただし蘭と園子の友達ポジで2人が新一から遠ざけられていた為、学校では自然とあんまり話していませんでした。
其処で世良ちゃんが彼と親しくしてしまうと「何で?」になり且つ二人が近づいてきてしまうから。
聞きたい事が禁忌な組織関連だったので、余計です。
そんな事しなくても、赤井さんの病室か部屋(退院後)で存分に話せるというのもあったからです。
思わぬ裏話でした(笑)


<蘭ちゃんは新一を追いかけて首を突っ込むに決まってる。やっぱり言わないのがベストですね。
そうなんですよ!
正に其れが言いたかったです(^O^)
絶対彼女「言ってくれれば私だって力になれたのに(; ・`д・´)」とか言ってそうだけど
その悪気ない情報流出がすごい打撃になるからね~、「そんなつもりじゃなかった(ノД`)・゜・。」と泣いても許されない世界で蘭ちゃん、君じゃ無理。

東京都庭園美術館、是非是非行ってらして下さい(^_-)-☆
そう旧朝香宮邸(きゅうあさかのみやてい)とも呼ばれていて、アール・デコ建築の美しさです。
2015.1.6の記事にちょこっと掲載してます。読んでみて下さいませ(*´▽`*)
http://haruharu786.blog11.fc2.com/blog-entry-804.html


別の大好きな小説では何年も新刊が出てない・・・・。
ああ、いらっしゃますね・・。で何故か新シリーズに手を出す作者さんが(笑)
大伯皇女の話、実は終着点決まっているんですが、其処に至るまでの過程が中々(;´Д`)
でも応援して下さる夢様のような方がいると、本当に「書くぞ~。」と励みになります。感謝です(≧▽≦)
実は過去書くつもりなかったコナン小説の幾つかは、コメントして下さった方の案や書いて欲しいという情熱の御蔭で出来上がったのでした。

それではまた(*^▽^*)

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いつも感想ありがとうございます!

万里様

こんにちは。
いつも感想ありがとうございます。
はい、今回は園子と世良さんのお話です!
雪月様の世良さんが見られて嬉しいです♪とのお言葉にこちらこそ嬉しいです。

<赤井さんが「ママ」の怒りからそそくさと逃げようとしているところとか可愛くて笑ってしまいました(*´ー`*)
<世良さんと赤井さんの兄妹の会話がほっこりして良いです( 〃▽〃)
<わあわあ泣いて怒る世良さんとか、怒りが恐ろしい「ママ」とか、原作でもこんな再会がみたいです。
其処がポイントの1つで初めて指摘して下さる方が現れた・・!!( ^)o(^ )狂喜乱舞)^o^(
もうね母親の怒りから逃げる赤井さんも書きたくて(笑


<まあ分からないでもないんですよね。
<仲が良いと思ってた友人が、自分に何も告げず重大な行動して、それを後で人伝に知ったら
<「私ってそんな軽い存在だったの…」と悲しくなりますよね。
そう、言う義務は確かにないんだけど、でもっていう気持ち大なり小なりありますよね。
このやり取りに君ら仲良いと癒されるよとほっこりして頂けて私もほっこり(∩´∀`∩)

<蘭ちゃんとの連絡を絶てなかったのが合理的な新一君らしからぬ感傷的な理由で、
<それだけ蘭ちゃんは新一君の心を動かすだけの存在だったという証。
<それは彼の甘えとも言えますが、新一君のような強い人でも、
<先が見えない戦いの中で心の支えは必要で、それを蘭との繋がりに求めたんだろうなあと思うと…
<そして蘭ちゃんはそれに応えられなかった…((T_T))
そうなんですx2!!

<後から真相を知って自分の行動を振り替えってみると、「知らされなくて心配していた気持ち」と言うよりも、
<「知らされなくて不満だった気持ち」が近いんじゃ?と園子は反省したのでしょうね。
はい。その通りです。もう本当に読解力をが素晴らしくて、作者冥利に尽きます(^◇^)

ですね~蘭と園子の望みは、一般的な高校生が青春を謳歌する、実に自然で健全なんです。
ただ相手の状況が悪かった・・(^^ゞ
<相手が普通の高校生だったならば、彼女の望みは叶ったでしょう。
<しかし悪いことに、新一君側はそれを実行するのは夢のまた夢なくらいの過酷な状況だったという(-_-;)
<これはもう、どちらが悪いとかそういう問題ではありません。この2人は南の島と雪山登山のように、「住む世界が違った」。ただ、それだけ。
もう万里様のコメント通り+私は相性の問題もあると思います。
どちらが悪いわけではなく、鳥に河で泳げと言ったり、魚に空飛べって言ってるようなものだと思います。
つまり自身にとっては自然な事が相手にとっては不可能に近い。

しかし万里様の仰る通り、蘭の対応如何では、相手が新一君でも上手くやれた可能性はありましたね。
本作品中で園子ちゃんが気付いた通りの事です。御指摘あってます。
”能力的には力になれずとも、心の支えにはなれたはず。””帰ってきた時に、「蘭のお陰で頑張れた」と言って貰えたはず。 ”
は私も思いました。金田一の美雪ちゃんがそうですよね 金田一の逃亡で最後まで彼の身を案じていましたし別件で逮捕された時も抗議してましたもの。


<最後にリンゴを食べる園子は、子供の正直さだけでは生きていけない複雑な大人の世界を知り、蘭より先に子供の世界から旅立って大人の階段を上った、そんな暗示ですね。
其れがこの作品のクライマックスというか象徴です。

小説の真骨頂を分かりやすくまとめて頂けて感激です!!
この三文が私の言いたい事、園子に分からせたかった事、なんです。本当にありがとうございます( 〃▽〃)
蘭ちゃんに真実言えばという感想も頂きましたが、まだ時期尚早であると共に「大事だから言えない」というジレンマを
園子自身が抱えた事により、新一君と同じ苦汁を味わう事になり、やっと彼の心境に思い至ります。
しかも彼の状況は園子より遥かに厳しかったわけで、自己嫌悪の沼にも陥りますが、大人への1歩も踏み出す仕掛けになっております。

<園子は真実を知りたいという望みを叶えた代償として、蘭のために沈黙を保つ責任を負いました。
<大切な人だからこそ、秘密にしなくてはならない、という苦悩を身を持って知った園子。
<日下君の言葉をようやく心から理解し噛み締める園子は、蘭より一足先に大人になりましたね。


そして”「秘密」と相性の悪いミステリーのヒロイン? ”
ですが心底同意し「うんうん」頷きながら力作の長文拝読致しました。
こちらもコメント明示しながらのレスしたいんですが、とんでもなく長文になりそうなので短めに・・(・。・;

そう、彼女は秘密を知らせても利点はないし、秘密を隠すことも許すことも出来ないから、秘密と相性が悪いんですね。
しかも正直者なのは美点ですが、日下君の言葉通り、別に悪いことでなくて必要だから隠す事もあるのに
自身が正直だからか、そうでない事を新一君にやられると浮気<`ヘ´>になるんですもの・・・(;一_一)

だから私毛利一家転落パターンを考えた時、それでもあんまり底なし沼なのはアレかと思って
保護観察中の蘭を連れて小五郎が、信号が2台しかない小島に移住するパターンを考えました。
島民皆兄弟みたいな島で、小五郎の駄目なとこにも寛容で、すごく仲良くなって情報化社会の都会で行き場所を失っていた毛利親子は癒されます。
ある日村長の息子が過去に何でも筒抜けな島の雰囲気に合わなくて出て行った話を聞き
”人には合う場所があるんだ”と悟り、遂に蘭は自分と新一では住む世界が違ったんだと受け入れる、みたいな。
私こそ妄想膨らませすぎ~(笑)
いえいえ、楽しいので、妄想語りお互いにいくらでも楽しみましょう(爆)

いつもありがとうございました。
最後に・・明日「道化者」という蘭⇒新志の典型話をupします。
同じシリーズで続けると苛めっぽくなるのでもうstopしようと思っていたのですが、箱根ガラスの森のこのピエロの画像使いたくて!(そんな理由(・。・;)
で書いたら蘭がまあ可哀想な事に(自分でやっておいてからに)
一滴の水 バレンタインか結婚式目撃に匹敵する ブーメランなお話。
挙式と同じく新一と志保には悪気もなければ蘭に気付いてもいないという・・!!(鬼)
でも近くに住んでたら1回くらい、こういうニアミスあっても可笑しくないよねと思い書きました。
楽しんで頂けたら幸いです。それではw





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妄想を形(小説)にする事がありましたら

ひかり様

こんにちは!
御久し振りです。
感想コメントありがとうございます。

はい。その通りで園子のりんご食べてる姿は、エヴァがりんごを食べている姿です。
<これで無知から知恵を得た、つまり真実をしったという暗示なんでしょうね。
当たりですw

<小島にすむ毛利一家はいいですね。
<新志が旅行で偶然、その小島にいき、島の人々の暖かさに癒され楽しんでるときに、蘭をみかけて島の人々とうまくいってる蘭をこっそりみて優しく見守ってるとかもいいですね。

ああ、それいいですね~
ただ妄想語りなので書くかどうかは神様のみぞ知るって感じですが(笑
もしもこの妄想を形(小説)にする事がありましたら、そちら路線も・・)^o^(
また是非いらして下さいませw
sidetitleプロフィールsidetitle
30代OLが歴史・節約・日頃・二次小説のことを書き綴っています。 コメント大歓迎★ ですが、宣伝や本文に何も関係ないもの もしくは激しく不愉快、コピペ等、そういった類は、私の判断により 誠に勝手ながら削除の方向です。楽しく語りたいです♪ 二次創作小説もありますが、このサイトは個人作成のものであり、原作者・出版社とは一切関係がありません。私なりの解釈を加えた二次小説もございますので自己責任でご覧になって下さい。

雪月花桜

Author:雪月花桜
タイトル通り歴史大好きな女がブログしてます。
歴史を元にした小説なんかも大好きでそれらについても語ったり、短編なんか書いてみたいです。
現在それ以外でも二次小説をupしておりますし、OLなりの節約・日々の徒然を語っています。

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