そうして蘭は同じ事を繰り返す-。~エルリア様ご提供~妄想小話⑤

2017.02.09 23:00|ゲスト様小話&コラボ小話
コメント欄で繰り広げられた妄想小話第5弾でございます。第4弾の続きです。
振られたと思った新一が志保と結ばれ、納得のいかない蘭ちゃんは、親友・両親の元で嘆くけれど-?と言った感じの話です。


下記注意書きを読んでからお楽しみ下さい(((o(*゚▽゚*)o)))
*******注意書き******
ヒロインには優しくありません。厳しめですので、蘭ちゃん派、新蘭派の方は此処で周り右願います。
尚、他人様の作品であるという事で無断転載や引用、誹謗中傷は御止め願います。
また同じ理由で予告なく、掲載を取り下げるやもしれない事予め通知致します。

読みましたね??ではお楽しみ下さい。



エルリア様ご提供の小話でございます。
当初コメント欄より、状況説明の為に少しだけ加筆しました。

*********************************
-園子編-
納得いかない蘭は園子に愚痴り続けていたが、反応は芳しくなかった-。
「だから何度も言ってるでしょ。告白の返事をしなかった時点で、アウトだって」
「でも、新一が私の気持ち解らない筈ないもん」
「それも言ったわよね。そんなのは問題のすり替えだって。
解ってる、解ってないじゃないの。告白の返事をするのは礼儀、誠意の問題よ」
「だって、新一が帰ってこないから」
「同じ言い訳もやめて頂戴。大体、蘭が言った状況なら、その場で返事してもおかしくないのよ。
それを幸せの余韻に浸りたいなんて、勝手な理由で返事しないなんて…」
「勝手じゃないもん。乙女心だもん」
「それで新一君の精一杯の勇気と誠意を踏み躙っていいとでも言うの?」
「そんな事してない!」
「あんたがどう思ってるかじゃないの。そのあんたの行動に新一君が傷ついた事実の方が重要なのよ」
「何で、園子が新一を優先するの?園子は私より新一が大切なの?」
「そこでどうしてそんな考えになるのよ。私にとっては性別が違うだけで二人とも大事な幼馴染なの。
二人に幸せになって欲しかったから、けしかけもしたわ。でも、蘭が新一君の気持ちを蔑ろにするなら話が変わるのよ」
「蔑ろになんて」
「告白の返事をしない事がそうだって、何度言えば解ってくれるの!?」
以下エンドレス…。

*********************************

-小五郎編-
「お前なぁ。世の幼馴染が全員恋人になって結婚する訳じゃねぇぞ」
「だって、お父さんとお母さんは」
「確かにそうだが、英理はちゃんと告白の返事はしたぞ」
「―――どの位で?」
「その場で、だ」
「で、でも少しくらい待ってくれても」
「少しってのはどう頑張っても1ケ月が精々だろ。
お前なら勇気出して恥ずかしいの我慢してした告白の返事が、何ケ月も返って来なくても平気なのか」
「でも、新一だって、ずっと私を待たせてたんだよ!」
「あいつは『帰れない』って言ってたんだろ。
自分の意思じゃどうにも出来ない事と、お前の決心だけでどうにでもなる事を一緒くたにすんなよ。流石にあいつが気の毒だ」
「そんなの、新一が言ってただけで、本当かどうかなんて」
「あの一連のニュースを見て、本気でそれを言ってるのか?」
「父親なのに、どうして新一ばっかり庇うの!?」
「これについちゃ、父親と娘じゃなく、男としてあいつに同情するよ」
「…!もういい、お父さんのバカ!」
蘭が飛び出した後、小五郎は深い溜息を吐くと、事務所の置き電話の受話器を取った。
自分が男として新一に同情すると言った以上、遅かれ早かれ女である英理の許へ行くだろう。
対処そのものは英理に任せた方が良いだろうが、先に説明はしておかなければ。
そもそも幼馴染だから解り合っていると言うのなら、何故自分達は長年別居してると言うのだろうか。
確かに想いは途切れていないが…。
“幼馴染だから離れていても解り合えると言う思い込みは、そのせいか”
親になってまでも父母としてより男女である事を優先したツケが、蘭の新一への異常な執着と依存を育てた。
そしてその蘭と付き合い続けた新一の負担はいかばかりだったか。
“それが告白放置で限界を迎えたって事か”
幾ら蘭が可愛かろうが、これ以上娘と同い年の彼に負担を強いるのは大人としてやってはいけないのだ。

*********************************
-英理編-
夫から電話を貰って暫くすると、本当に蘭がやって来た。
“今までは事前に連絡をしていたのに”
弁護士が常に事務所にいるとは限らないし、居ても依頼人と打ち合わせ中かも知れない。
弁護士の勤務時間など、あってないようなものだ。
蘭もそれは理解していると思っていたのに。
“それだけ切羽詰ってるって事なんでしょうけど”
小五郎の話からすれば、新一に責任をなすりつけるなど恥ずべき行為だ。
寧ろ、こちらが彼に感謝と謝罪をしなければならない。
入ってきた蘭の目は真っ赤だった。
泣きながら来たのだろうか。高校生が?往来を?
「ねえ、お母さん。告白の返事が遅れるのって、そんなに悪い事なの?!」
挨拶もなく話し始めた蘭に溜息を吐く。
「落ち着いて、蘭。最初から説明して頂戴」
小五郎から説明されている事は言わない方が良いだろう。
彼は新一を擁護したのだから、その彼から話を聞いたと言えば
「だからお母さんも新一の味方をするのね」となるのは、想像に難くない。
それに伝聞ではなく、直接話を聞くのは弁護士として当然の行為だ。
蘭の話を聞き終えた後、英理はハッキリと言った。
「蘭。貴女がやった事は新一君の気持ちを弄ぶ行為よ」
「そんな!ちょっと返事が遅くなっただけで、大袈裟よ」
「ニュースでやってた事が全てとは思わないけど、彼は命がけの状況にいたのでしょう?
そんな中で告白の返事がないと言うのは、相当きついと思うわ」
「だって、そんな事知らなかったもの」
「なら、考えなさい。彼は『死んでも帰ってくる』と言ったのでしょう?
探偵である彼がどうしてそんな事を口にしたと思うの?
あれだけ目立ちたがりだった彼が、失踪する程差し迫った状況だとどうして考えようとしなかったの?」
「そんな、そんな事言われたって、新一と電話した時とか…そんな様子なかったもの」
「貴女に心配をかけたくなかった。
自分がいない事で只でさえ不安定になっている貴女に、負担になる事を言いたくなかったんでしょうね。
男の矜持もあったでしょうし」
「わ、解る訳ないじゃない!そんな新一が考えてる事なんて!」
「貴女は新一君に、自分の気持ちを察しろと言いながら、自分は彼の事を察しようとはしないのね」
残念な娘だと言わんばかりの言い方に、蘭が逆上する。
「どうして!どうして私ばっかり責めるの!?待たせたのは新一の方なのに!!」
「貴女が新一君の負担にしかなっていないからよ」
「違うわ。食事や掃除の世話したり、色々とやってあげてたもの!」
「あのね、蘭。本当に何にもできない子をあの有希子が一人にしておくと思うの?
貴女だって、有希子がどれだけ新一君を可愛がっていたか知ってるでしょ?」
「で、でも、事実新一は…」
「貴女が行けない時は、彼は一人でやってたでしょう?」
「………」
「それに、彼が貴女以外の子を選んだのは、もう変えられないのよ」
その言葉は、蘭にとってまるでナイフのようだった。
「いいこと?蘭。今まで貴女とろくに向き合ってこなかった私が言う事なんて、聞きたくないかも知れない。
でも、これは母親としてではなく、人生の先輩としての言葉よ。
自分の足で立ちなさい。
誰かに依存するのはやめなさい。
でなければ、きっと貴女は同じ事を繰り返してしまうわ」
「酷い!お母さんなら解ってくれると思ったのに!」
まるで捨て台詞のように叫んで、蘭は事務所を出て行った。
“あの人の言った通りね。同じ女の私なら味方してくれると思っていたのね。
でも、蘭。これは男とか女とかじゃなく、人間としての問題なのよ”
本当に、何て大きなツケだろう。
これまでそのツケを払い続けていたのは、親兄弟でもない、言ってみれば付き合いが長いだけの友人の一人にしか過ぎない新一だったのだ。


コメント

No title

次はとこへ行くのでしょう?もしかして佐藤刑事あたりかな?
刑事達皆鈍感ですけど。
○○ちゃんねるあたりに投稿したら辛辣な返しがきそう
失恋したと認められるのまだまだ先のようですね。

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

次回は阿笠博士編

水葵 様

こんばんは☆彡
コメントありがとうございますヾ(o´∀`o)ノワァーィ♪
エルリア様の的確すぎる自称悲劇のヒロインに対するクラスメイトの客観的トーク
お楽しみ頂けて何よりです。

次はですね!何と阿笠博士でございます。
まだ非が認められない蘭は人の良い彼なら味方してくれると浅はかにも思い、突如訪ねますが
蘭より新一・志保が大事な彼が取った行動は・・!?
もうお分かりですよね~ 次回お楽しみに。

確かに・・!!
○○ちゃんねるあたりに投稿したら辛辣な返しがきそう・・。
って言うかコレ良いネタですね。
自分が悪いとは思っていないので、馬鹿正直に全部話して
掲示板でフルボッコになって引きこもり とか(鬼)
あり得そうx2 どなたか書いて下さるものか。
蘭ちゃん 某掲示板で自爆の巻とか(笑)
楽しい妄想が広がりますね( ̄ー ̄)ニヤリ

それではまたw

某掲示板でフルボッコ(笑)

あおい様

こんばんは☆彡
いつもコメントありがとうございますヾ(o´∀`o)ノワァーィ♪

<すぐ『はーい解散』『釣り乙w』って終わるのがオチですね!
(⌒▽⌒)アハハ!
そのパターンもありかも。
けど、結構真面目に答える方もいるので
自分が悪いとは思っていないので、馬鹿正直に全部話して
掲示板でフルボッコになって、ムキになって炎上とか(鬼)
あり得そうx2 蘭ちゃん 某掲示板で自爆の巻、読みたーい。
楽しい妄想が広がりますね( ̄ー ̄)ニヤリ

ええ、いくら諭しても結局同じ事を繰り返すし反省しない愚痴ばっかり聞かされたら
人々はそりゃいい加減にして となると思います。
最終的に毛利夫妻以外全員に去られるんじゃないかな。

それではまたw

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

蘭ちゃんに辛口な感想キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

紅玉様

こんにちは!
コメントありがとうございます。

そして おおっ蘭ちゃんへの辛口感想がビシバシっと(゚д゚)!
まあごもっともです。

特にと思った感想に対する私の呟き(笑)

<園子ちゃんは蘭ちゃんだけの幼馴染み兼親友じゃ無いの。
ね-園子だって新一君の幼馴染なんだからね?


<あとね、親だから必ずしも味方に着くとは限らないんだよ。おバカな蘭ちゃん?
間違いを正すのも親ですからね。
ただ遅いよって言いたくなる毛利夫妻‥(;^ω^)

<そうそう、英理さん。新一君やコナン君に申し訳無いと思うなら<「謝罪」及び「娘の罪を学校側及び空手協会に報告」したらどう<かな?あとは…、新一君やコナン君以外の蘭ちゃんの空手の被<害者に謝罪会見をしたらどうかな?蘭ちゃんの空手暴走や名誉<毀損の証拠は直ぐに集まると思うよ?

うわお、紅玉様の怒りが・・( ゚Д゚) 

ともあれ、エルリア様の小話  お楽しみ頂けたようで何よりです。

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

「味方を求めて三千里」!( ´艸`)

夢様

こんにちは!
いつもコメントありがとうございます。
「母を求めて三千里」ならぬ「味方を求めて三千里」!
なんっって秀逸なタイトル!!( ´艸`)
夢様センスありますね~

<以前の園子君や毛利夫妻って蘭ちゃんの絶対的味方の話
あ~以前は公式CPで新蘭絶対 蘭天使 それ以外認めない的な雰囲気があったからじゃないですかね~

しかし・・母を求めてと違い、探しても最後に味方いないのがこの作品の要でございます。
作者でないので断言は出来ませんが・・両親は見捨てはしませんが疲れ果てそうな気がしますね~

非公開コメント

08 | 2017/09 | 10
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
プロフィール

30代OLが歴史・節約・日頃・二次小説のことを書き綴っています。 コメント大歓迎★ ですが、宣伝や本文に何も関係ないもの もしくは激しく不愉快、コピペ等、そういった類は、私の判断により 誠に勝手ながら削除の方向です。楽しく語りたいです♪ 二次創作小説もありますが、このサイトは個人作成のものであり、原作者・出版社とは一切関係がありません。私なりの解釈を加えた二次小説もございますので自己責任でご覧になって下さい。

雪月花桜

Author:雪月花桜
タイトル通り歴史大好きな女がブログしてます。
歴史を元にした小説なんかも大好きでそれらについても語ったり、短編なんか書いてみたいです。
現在それ以外でも二次小説をupしておりますし、OLなりの節約・日々の徒然を語っています。

カテゴリ

最新記事

FC2カウンター

最新コメント

シンプルアーカイブ

検索フォーム

リンク

当サイトはリンクフリーです。 リンクして頂けたら喜んで伺いますw

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる