全て終わったその先に④~天然~
当BLOGで連載中の夢の絆⑧~工藤有希子の反省とこれから~を読んだなつめ様より
とても楽しい小話を頂きましたので掲載させて頂きました!
天然な新一くんの盛大な勘違いを訂正せず工藤夫妻が蘭ちゃんのフラグを折る、という内容『全て終わったその先に①~楽園へ~』の続きです。
***注意書き***
ヒロインには優しくありません。厳しめですので、ranちゃん派の方は此処で周り右願います。
尚、他人様の作品であるという事で無断転載や引用、誹謗中傷は御止め願います。
また同じ理由で予告なく、掲載を取り下げるやもしれない事予め通知致します。
注意書き読まれましたね?
それではどうぞ☆彡
その日はいつもと変わらない教室だった。
登校して来た園子は蘭の席を見つめる。
「園子君、おはよう」
「おはよう、世良ちゃん。蘭はしばらく休みらしいわ。担任に連絡があったそうよ」
「そっか・・・。ねえ、園子君。自分の所為だって思ってないかい?」
「だって・・・」
「ボクから見るとさ、何で新一君も園子君も蘭君に対してそこまで責任を感じるんだい?君たちはただの幼馴染だろう?
血縁関係がある訳でもないし、しかも同い年だ。彼女を教育したり躾たりするのは無理があるよ。
そんな義務もないし、君たちにそれを求めるのは明らかに筋違いだ」
「・・・世良ちゃん・・・ありがとう」
担任の教師が入ってくる。
「これからホームルームを始めるが、この時間を使って皆に知らせたい事がある。
本人の口から報告したいそうだから落ち着いて聞くように。他のクラスが授業中であることを忘れるな」
担任が廊下に向かって頷くと、車椅子に乗った新一が入ってきた。
ポアロで働いていた安室が車椅子を押し、その後ろにニット帽を被った黒ずくめの男が続く。
「新一君?!」
思わず立ち上がり叫んだ園子に
「大丈夫だ。怪我してるから今は車椅子だけど、完治すればちゃんと歩ける。だから、そんな泣きそうな顔すんな」
新一は答えると
「皆、ただいま。あと、この人たち護衛だけど気にしなくていいから」
笑顔を見せた。
教室中が蜂の巣をつついたような騒ぎになったが、担任の声で騒めきつつも一応は落ち着きを見せた。
「帰ってきて直ぐで悪いんだけど、アメリカに行くことになった。今日はその報告と挨拶をしに来たんだ」
再び教室が大混乱になりかけるが
「新一君、ごめんなさい!」
園子が頭を下げたことで静まり返る。
「謝る理由は2つあるの。まず一つ目は、昨日ね、有希子さんがおば様に電話してきた時あたし探偵事務所にいたのよ。
個人的な話なのに全部聞いてしまったの」
「あ、それはボクもだ。あの時一緒にいたからね。ごめんよ」
世良も謝る。
「いいって。あれは母さんがスピーカーにするように言ったんだから。不可抗力だろ。寧ろ巻き込んで悪いな。
あと、園子。お前が何を謝りたいのか見当がついてる。蘭との事だろ?いいんだ。
お前が勘違いするのも無理ねえよ。蘭の言う好きが幼馴染としての好きっていう事に俺だって告白した後気付いたんだから」
「え?!新一君、あの・・・」
園子は思わず安室の方に目を遣ったが、黒板に向けて身を屈めている。
その隣にいるニット帽に黒尽くめの男はそっぽを向いて我関せずの態だ。
「幼馴染としての好意しか持ってないのに告白されたって困るよなぁ。ホント蘭には悪いことしたよ。
よく考えればもっと早く気付きそうなもんなのにな。
蘭は探偵なら自分の気持ちを推理しろって言ったけど、その通りだ。コナンは俺を慕ってくれてただろ?
だから傷つけないようにしてくれてたんだ。
部活や家事で忙しいのにただの幼馴染にまで気を使ってくれてさ。ほら、これ凄いだろ」
新一はスマホを取り出し、園子を手招きする。
「え、新一君、これって・・・!!」
絶句した園子を不審に思いクラスメイト達が集まってくる。
スマホ画面に表示された夥しい着信履歴。メールも同様だ。
「嘘だろ・・・」
「うわあ・・・」
「工藤、おまえこれ気を遣うとかいう問題じゃねーよ」
サッカー部の友人の一人がツッコミを入れる。
「お前、本当にアメリカ行った方がいいわ」
「寂しくなるけどこれじゃあな」
「メルアド交換しようぜ」
「何かよくわからねぇけど、皆賛成してくれてありがとう」
「それにしても、いつの間に告白してたんだ?」
「イギリスで偶然会った時があってそん時にな。それからずっと返事がなくて」
「返事がない?!」
「どんだけ前だよ!」
「おう。それで気が付いたんだよ。だって、返事をしないなんて礼儀知らずな真似、蘭がするはず無いだろ?
じゃあその理由は?って考えたら幼馴染としか思ってないのに告白されて困ってるんじゃないかって。
そりゃあ困るよなぁ。母親同士が親友なんだ。断りづらいに決まってる。あいつは親思いだからな」
もう、誰も何も言わなかった。ただ、全員の心は一致していた。
(((((頭は良いし他人の事は鋭いけど自分の事になると此処まで天然か)))))
「それに、あの時言った探偵なら自分の心を推理しろって言葉、俺が勘違いした告白を誘導する意味な訳ないんだ。
もしその通りだったとしたら、自分が好きな相手が自分に告白してくれるって思っているということになるぞ?」
「「「「「「「「あ」」」」」」」」」
「好きになった相手からの告白待ちなんて、蘭がそんな自信過剰わけないだろ。
自分が好きになったからって相手も同じ気持ちかなんて分からないんだから」
「そういえばそうね。私、自分に自信がないから告白してもらえるなんて思えないし、玉砕覚悟で自分から言ったもの」
隣のクラスに彼氏が出来たばかりの女子が頷く。
(((((((絶対毛利はその告白待ちの方だ)))))))
クラス全員そう思ったが、新一が気付いていないのだからこのまま放置だと無言の結束をする。
その時、教頭と有希子が教室の前に現れた。
「手続きが終わったわよ」
「そっか。じゃあ、皆元気でな。園子、後で連絡するよ」
「いいの?あたしは「おまえは大事な幼馴染だよ」」
泣きそうな顔で頷く園子の背中を世良がそっとさする。
元気でな、無理すんなよという声に送られながら、新一は来た時と同じように教室を出て行った。
一つ違うのは安室がずっと俯いており表情が見えなかったというだけ。
校舎を出て4人になったところで
「君はいつからそんな笑い上戸になったんだ」
「うるさいぞ赤井」
「あら、何か面白いことでもあったの?」
「有希子さん、わざとですね」
「うふふ、あれが一番いい方法だと思わない?新ちゃんは本当の事を言っただけでしょう?
あれで小さな芽はすべて摘み取れるわ。高校生の噂話を甘く見ちゃいけないのよ。
言ったのは事実と好意的な解釈なんだから誰も文句の付けようがないわ」
「だから新一君本人の口から語ってもらう必要があったというわけですか」
有希子は黙ったままにっこりと笑う。絶対に敵に回したく無いと赤井も降谷も思った。
一方教室では
「園子君、よかったな」
「うん、世良ちゃん。昨日から思いっきり巻き込んじゃってごめんね」
「そういえば毛利さん休んでるみたいだけど何かあったの?昨日の電話とかなんとかって」
困ったように園子と世良は顔を見合わせる。
そして昨日の事をかいつまんで話した。
「今、工藤全力で逃げろって叫びたい」
「アメリカ行っちゃうんだもん大丈夫でしょ。毛利さんじゃそこまで追いかけていく金銭的余裕ないんじゃない?」
「鈴木、大丈夫か?残ってるお前執着されそうじゃね?」
「絶交宣言しといて?」
「プライド高いから自分からは絶対謝らないでしょ彼女。
鈴木さんに落ち度無いんだからそのまま放置しとけばいいんじゃない?近づいてこないわよ」
「いざとなったら、先生が呼んでるとか言ってさり気なく邪魔すればいいんだし」
「皆ありがとう。でも自分で何とかするわ。ある意味自分の蒔いた種でもあるもの」
「無理すんなよ」
幼稚園から一緒だったのだ。刷り込みと言われようが、嫌いになれない。
「園子君。嫌いになる必要はないよ。新一君も君も今迄が近すぎたんだ。
普通の友人関係に、あるいはクラスメイトになるだけだよ」
「探偵って、そんなことまでわかるの?」
「他人を観察している、それだけだよ」
「ありがとう。気が楽になったわ。昨日から迷惑かけてるお詫びに、今日の放課後一緒にカフェに行きましょ。ケーキ奢るわ」
「そんな、悪いよ」
「あたしが食べたいのよ。これからに備えてエネルギー補給しないと。だから付き合って?」
「わかった」
二人のやり取りに、クラスの空気がいつも通りに戻っていった。
***雪月花桜の感想と御礼***
なつめ様、素敵小説と掲載許可ありがとうございました(*- -)(*_ _)ペコリ
新一君 園子サイド話でございます。
サブタイトルの”天然”は人の事には鋭いくせに、自身の恋愛には鈍く天然な名探偵を指してます(笑)
結束するクラスメイト達が大好きです(⌒▽⌒)アハハ!
皆様、素敵小説、お楽しみ下さいませW
そしてまだまだ続きがございますよ°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°
とても楽しい小話を頂きましたので掲載させて頂きました!
天然な新一くんの盛大な勘違いを訂正せず工藤夫妻が蘭ちゃんのフラグを折る、という内容『全て終わったその先に①~楽園へ~』の続きです。
***注意書き***
ヒロインには優しくありません。厳しめですので、ranちゃん派の方は此処で周り右願います。
尚、他人様の作品であるという事で無断転載や引用、誹謗中傷は御止め願います。
また同じ理由で予告なく、掲載を取り下げるやもしれない事予め通知致します。
注意書き読まれましたね?
それではどうぞ☆彡
その日はいつもと変わらない教室だった。
登校して来た園子は蘭の席を見つめる。
「園子君、おはよう」
「おはよう、世良ちゃん。蘭はしばらく休みらしいわ。担任に連絡があったそうよ」
「そっか・・・。ねえ、園子君。自分の所為だって思ってないかい?」
「だって・・・」
「ボクから見るとさ、何で新一君も園子君も蘭君に対してそこまで責任を感じるんだい?君たちはただの幼馴染だろう?
血縁関係がある訳でもないし、しかも同い年だ。彼女を教育したり躾たりするのは無理があるよ。
そんな義務もないし、君たちにそれを求めるのは明らかに筋違いだ」
「・・・世良ちゃん・・・ありがとう」
担任の教師が入ってくる。
「これからホームルームを始めるが、この時間を使って皆に知らせたい事がある。
本人の口から報告したいそうだから落ち着いて聞くように。他のクラスが授業中であることを忘れるな」
担任が廊下に向かって頷くと、車椅子に乗った新一が入ってきた。
ポアロで働いていた安室が車椅子を押し、その後ろにニット帽を被った黒ずくめの男が続く。
「新一君?!」
思わず立ち上がり叫んだ園子に
「大丈夫だ。怪我してるから今は車椅子だけど、完治すればちゃんと歩ける。だから、そんな泣きそうな顔すんな」
新一は答えると
「皆、ただいま。あと、この人たち護衛だけど気にしなくていいから」
笑顔を見せた。
教室中が蜂の巣をつついたような騒ぎになったが、担任の声で騒めきつつも一応は落ち着きを見せた。
「帰ってきて直ぐで悪いんだけど、アメリカに行くことになった。今日はその報告と挨拶をしに来たんだ」
再び教室が大混乱になりかけるが
「新一君、ごめんなさい!」
園子が頭を下げたことで静まり返る。
「謝る理由は2つあるの。まず一つ目は、昨日ね、有希子さんがおば様に電話してきた時あたし探偵事務所にいたのよ。
個人的な話なのに全部聞いてしまったの」
「あ、それはボクもだ。あの時一緒にいたからね。ごめんよ」
世良も謝る。
「いいって。あれは母さんがスピーカーにするように言ったんだから。不可抗力だろ。寧ろ巻き込んで悪いな。
あと、園子。お前が何を謝りたいのか見当がついてる。蘭との事だろ?いいんだ。
お前が勘違いするのも無理ねえよ。蘭の言う好きが幼馴染としての好きっていう事に俺だって告白した後気付いたんだから」
「え?!新一君、あの・・・」
園子は思わず安室の方に目を遣ったが、黒板に向けて身を屈めている。
その隣にいるニット帽に黒尽くめの男はそっぽを向いて我関せずの態だ。
「幼馴染としての好意しか持ってないのに告白されたって困るよなぁ。ホント蘭には悪いことしたよ。
よく考えればもっと早く気付きそうなもんなのにな。
蘭は探偵なら自分の気持ちを推理しろって言ったけど、その通りだ。コナンは俺を慕ってくれてただろ?
だから傷つけないようにしてくれてたんだ。
部活や家事で忙しいのにただの幼馴染にまで気を使ってくれてさ。ほら、これ凄いだろ」
新一はスマホを取り出し、園子を手招きする。
「え、新一君、これって・・・!!」
絶句した園子を不審に思いクラスメイト達が集まってくる。
スマホ画面に表示された夥しい着信履歴。メールも同様だ。
「嘘だろ・・・」
「うわあ・・・」
「工藤、おまえこれ気を遣うとかいう問題じゃねーよ」
サッカー部の友人の一人がツッコミを入れる。
「お前、本当にアメリカ行った方がいいわ」
「寂しくなるけどこれじゃあな」
「メルアド交換しようぜ」
「何かよくわからねぇけど、皆賛成してくれてありがとう」
「それにしても、いつの間に告白してたんだ?」
「イギリスで偶然会った時があってそん時にな。それからずっと返事がなくて」
「返事がない?!」
「どんだけ前だよ!」
「おう。それで気が付いたんだよ。だって、返事をしないなんて礼儀知らずな真似、蘭がするはず無いだろ?
じゃあその理由は?って考えたら幼馴染としか思ってないのに告白されて困ってるんじゃないかって。
そりゃあ困るよなぁ。母親同士が親友なんだ。断りづらいに決まってる。あいつは親思いだからな」
もう、誰も何も言わなかった。ただ、全員の心は一致していた。
(((((頭は良いし他人の事は鋭いけど自分の事になると此処まで天然か)))))
「それに、あの時言った探偵なら自分の心を推理しろって言葉、俺が勘違いした告白を誘導する意味な訳ないんだ。
もしその通りだったとしたら、自分が好きな相手が自分に告白してくれるって思っているということになるぞ?」
「「「「「「「「あ」」」」」」」」」
「好きになった相手からの告白待ちなんて、蘭がそんな自信過剰わけないだろ。
自分が好きになったからって相手も同じ気持ちかなんて分からないんだから」
「そういえばそうね。私、自分に自信がないから告白してもらえるなんて思えないし、玉砕覚悟で自分から言ったもの」
隣のクラスに彼氏が出来たばかりの女子が頷く。
(((((((絶対毛利はその告白待ちの方だ)))))))
クラス全員そう思ったが、新一が気付いていないのだからこのまま放置だと無言の結束をする。
その時、教頭と有希子が教室の前に現れた。
「手続きが終わったわよ」
「そっか。じゃあ、皆元気でな。園子、後で連絡するよ」
「いいの?あたしは「おまえは大事な幼馴染だよ」」
泣きそうな顔で頷く園子の背中を世良がそっとさする。
元気でな、無理すんなよという声に送られながら、新一は来た時と同じように教室を出て行った。
一つ違うのは安室がずっと俯いており表情が見えなかったというだけ。
校舎を出て4人になったところで
「君はいつからそんな笑い上戸になったんだ」
「うるさいぞ赤井」
「あら、何か面白いことでもあったの?」
「有希子さん、わざとですね」
「うふふ、あれが一番いい方法だと思わない?新ちゃんは本当の事を言っただけでしょう?
あれで小さな芽はすべて摘み取れるわ。高校生の噂話を甘く見ちゃいけないのよ。
言ったのは事実と好意的な解釈なんだから誰も文句の付けようがないわ」
「だから新一君本人の口から語ってもらう必要があったというわけですか」
有希子は黙ったままにっこりと笑う。絶対に敵に回したく無いと赤井も降谷も思った。
一方教室では
「園子君、よかったな」
「うん、世良ちゃん。昨日から思いっきり巻き込んじゃってごめんね」
「そういえば毛利さん休んでるみたいだけど何かあったの?昨日の電話とかなんとかって」
困ったように園子と世良は顔を見合わせる。
そして昨日の事をかいつまんで話した。
「今、工藤全力で逃げろって叫びたい」
「アメリカ行っちゃうんだもん大丈夫でしょ。毛利さんじゃそこまで追いかけていく金銭的余裕ないんじゃない?」
「鈴木、大丈夫か?残ってるお前執着されそうじゃね?」
「絶交宣言しといて?」
「プライド高いから自分からは絶対謝らないでしょ彼女。
鈴木さんに落ち度無いんだからそのまま放置しとけばいいんじゃない?近づいてこないわよ」
「いざとなったら、先生が呼んでるとか言ってさり気なく邪魔すればいいんだし」
「皆ありがとう。でも自分で何とかするわ。ある意味自分の蒔いた種でもあるもの」
「無理すんなよ」
幼稚園から一緒だったのだ。刷り込みと言われようが、嫌いになれない。
「園子君。嫌いになる必要はないよ。新一君も君も今迄が近すぎたんだ。
普通の友人関係に、あるいはクラスメイトになるだけだよ」
「探偵って、そんなことまでわかるの?」
「他人を観察している、それだけだよ」
「ありがとう。気が楽になったわ。昨日から迷惑かけてるお詫びに、今日の放課後一緒にカフェに行きましょ。ケーキ奢るわ」
「そんな、悪いよ」
「あたしが食べたいのよ。これからに備えてエネルギー補給しないと。だから付き合って?」
「わかった」
二人のやり取りに、クラスの空気がいつも通りに戻っていった。
***雪月花桜の感想と御礼***
なつめ様、素敵小説と掲載許可ありがとうございました(*- -)(*_ _)ペコリ
新一君 園子サイド話でございます。
サブタイトルの”天然”は人の事には鋭いくせに、自身の恋愛には鈍く天然な名探偵を指してます(笑)
結束するクラスメイト達が大好きです(⌒▽⌒)アハハ!
皆様、素敵小説、お楽しみ下さいませW
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