Paradise days°˖☆゚+。:.゚ヾ(☆>∀<★)/゚.:。+◜☆˖°
夢の絆シリーズ(コナン小説で逆行物 新志小説)の番外編となります。
まさかのアノ人( ゚Д゚)が主人公ですw
本編をお読みになってからの方がより理解が深まると存じます。
下記注意書きをお読みになられてから、ご覧下さい。
***注意書き***
本シリーズ作品はRANちゃんには優しくありませんので、ヒロインファンはご遠慮願います。
後、本作品に出てきませんが、服部君にも優しくありませんのでご注意願います。
この注意書きを無視して読んでからの苦情や誹謗中傷のコメントは受け付けておりません。
このサイトは個人作成のものであり、原作者・出版社とは一切関係がありません。
私なりの解釈を加えた二次小説もございますので自己責任でご覧になって下さい。
*************
注意書き読まれましたね?
ではどうぞW
アンティークな雰囲気のあるドイツの古城では或る女性が、大勢と人達と歓談しながら、至福の時を過ごしていた。
事の発端は、大ファンの工藤新一君から結婚式の招待状が来たことである。
狂喜乱舞し、「これに行かずして何が記者よ!(# ゚Д゚)」と脈絡のない事を思い、その日にフランクフルト行きの航空券を取ったのもいい思い出である。
かなり前もって招待頂いたので、仕事関係者には「この日は何があってもドイツ行きますから!!!私日本にいませんから!」と宣言し、調整したのだが、突発的に何かある、直しがはいるのが日常茶飯事なこの世界。
直前に原稿量を増やしてくれという声と新規原稿依頼が入ったが帰国後にして下さい!と締め切りを延ばしてもらっているのも今は忘れよう!!!
そう、(後の締切地獄は怖いが)気にしない!!!気にしないったら気にしない。
眼の前のパラダイスに比べたら些細な事である(・∀・)ウン!!
「「「「「乾杯~!!!」」」」( ^^)Y☆Y(^^ ) !
もう何から話したらいいのか…✌('ω'✌ )三✌('ω')✌三( ✌'ω')✌
まずはやっぱり本日の主役 新郎と新婦よね!
もう眉目秀麗を絵に描いたような新一君が白のタキシード!!!
新郎だから当たり前だけど白のタキシード!!!(大事な事だから2回言いました。)
イケメンは何を着てもイケメンじゃんと思った其処の貴女!違うんです。
私もそう思ってた時期ありました!だから気持ち非常に分かるんですが、違うんです!(大事な~以下略)
あのですね、イケメンがスーツやらタキシードやらで礼装すると、イケメンがパワーアップするんです。
しかも半端ない破壊度! スーパーハイパーイケメンになるんです!
だって考えてみて下さいよ!
藤峰有希子似のあの美貌なんですよ~とかなりノリノリで脳内で自身のHPファンに呼びかけながら若干 否かーなーりハイテンションになっていた。
脳内語彙力も何やら可笑しいが、所詮脳内の出来事である。華麗にスルーした( ´艸`)
「あら?ワインもうなくなっちゃった。」
正確に言えば、なくなったのではない。
マジックでもあるまいに、ワインが勝手に消えるわけないからだ。
彼女が飲んだのだが、脳内ハイテンションな女性記者にとってそんな事は最早問題ではなかった。
(次何飲もう、あの赤かロゼがいいわね~。)などど考えていたら声を掛けてくれた人がいた。
「よろしかったら、お注ぎしますよ。赤でいいですか?」
とさっとワイン瓶を持って寄ってきてくれる彼は、色黒童顔イケメン 公安エース-Σ(・ω・ノ)ノ!!!!
(これで30過ぎなんて信じられない。肌なんて艶々だし、取材だと料理が趣味って言ってたし!女子力半端ない~。くっ負けた。)
元々ミーハー全開な仕事一筋で女子力なんて欠片も持っていない。
勝負にすらならないが、やはり女として異性に負けるのは何か大事なものを失った気がする。
(まあ元々勝とうとか思ってませんけど。)
(アイドルでもやっていけそう。すーぐファンが付くわ。何ソレ取材したい!!!)
(そしてやっぱりイケメンがスーツ着ると半端なくレベルアップする何コレ。狡い!)
自身の欲望と妄想と感想をごちゃまぜにして心中で呟きながら、表面上はあくまでにこやかに返事する。
「まあ。ありがとうございます。ええ、その赤ワインでお願いします。」
「どうぞ。」
精一杯ドレスアップしたものの平均値な30代の自身とイケメン道まっしぐらな20代にしか見えない彼では全然絵面合ってないだろうなと思いつつ、この場限りを雰囲気を楽しむ。
groom’s manの一人である彼はその後もさり気なく世話をしてくれ、ついでとばかりに公安と新一君との仲の良さを物語るエピソードを振ったら、照れたような顔をして笑ってくれた。
(か、可愛い…!!!ええ~30過ぎの男にこの形容詞って正しいのかな?でも可愛い!!! カワ(・∀・)イイ!!は正義!!!)
思わず写真を一緒にとお願いしていた。
(公安だから無理かもしれないけど!駄目で元々よ!!こちとら取材で、冷たくされるなんて慣れているんだから!)
記者人生で雑草根性やネバーギブアップ精神が着実に育っているようである。
他人に見せてはいけませんよ、記事にしてはいけませんよと念押しながらも、快諾してくれた彼は良い人だ。
広間をゆっくり歩きながら他にも同じくgroom’s manの一人であるFBIクールダンディイケメン(新一君をこの世に産んでくれた有希子さん命名である!異議は認めない!!!)とその奥さんと彼の同僚達と歓談したりしていた。
(やっぱり礼服はイケメンを更にイケメンにさせるのね!!!)
(え?奥さんは新婦のお姉さん?うわあ 種類の違う美人姉妹発見。こっちは大和撫子さんタイプ。あっちはクールビューティー!)
(同僚まで金髪美女とか…FBIは入るのに、容姿テストあるの?…あ、こっちの人はフツーだ。むしろ強面。ホッとする!)
何故か彼らを筆頭に世界各国警察組織のエースらは美男美女率が非常に高く、目が眩しくて仕方がない。
取材してあらかたメンバーを知っていた彼女ですら実物の威力は予想外であり、20代の若さなのにそう見えない強面 キャメル捜査官に逆に安心した彼女であった。
ちなみに彼らとも写真を一緒にしたのは言うまでもない。
(くっ!!!世界の警察組織の人達との写真はHPに載せれないのが残念無念だわ~。
せっかくHP見てくれている人たちにはこの素晴らしさを分かち合いたいのに!)
それでも撮るのは偏に自身の楽しみと記念である。
「あ、新一君。探偵事務所を立ち上げたんですよね。」
「俺もその内、新一の探偵事務所に入ろうかな。」
「志保はなんて言うかしら。」
「ちょっと、シュウ!FBIは人手不足なんだから。」
「組織は壊滅して、残党もいなくなったしもういいだろ?」
「それだけじゃないのよ!事件は!」
「まあまあ。ジョディさん。赤井さんも!うーん。赤井さん程の狙撃手、中々いませんからね。」
「そうよ!!!」
「後任育てるか。」
「ちょっとぉ。」
記者が振った話題から、まさかの得ダネの予感である。
(え?彼は新一君とタッグ組むの?義兄弟イケメンズ 探偵事務所到来!?何それ 最高(⋈◍>◡<◍)。✧♡ 見たいX2)
後任が育つのを楽しみに秘かに心の中のネタ帳にメモる。
そして最後のトリはやっぱり彼らである。
(やっぱり新郎新婦と撮りたいわ~そろそろ大丈夫かな?)
記念撮影ラッシュは終わっただろうかと二人の元に急ぐ。
果たして其処には女神がいた。
(くっ。挙式中にもそりゃ綺麗って思ってたわよ!でも遠目だったし此処までとわ!!!( ゚Д゚))
手刺繍がほどこされた美しいレースのクラシックなドレスを身に纏った花嫁は、神々しいまでの美しさを放っていた。
(あれ、英王室の王子妃が着てたのに似てる~!刺繍の柄、銀杏だわ。)
「花嫁さんの好きな点は何処ですか~?」記者根性でついついこんな事を聞いてしまった。
「そうですね。たまに僕だけに見せてくれる笑顔、ですかね。」
そんな質問にもきちんとにこやかに答えてくれる新一君が眩しい。
(イケメンの上に性格良くて、才能ありまくりとか…天は二物を与えずとか絶対嘘よね。一つくらい欲しい…!!!)
「もう…馬鹿ね(〃▽〃)」
馬鹿ねと言いながらも優しい声音。
横を向き、微かに頬を染めた花嫁は非常に可愛らしい。
(天使!!!天使がここにいた!ツンデレの真骨頂此処にあり!)
とか脳内フィバーを起こしていたら、動く薔薇が来た。
「ハァイ!シルバーブレッド!Congratulations on your wedding!!!」
ハリウッド女優のクリス・ビンヤードである。
新一の母:有希子の親友であった亡きシャロン・ビンヤードの一人娘。
容姿は大女優であった母譲り、演技力は最近、母をも凌ぐと言われている。
(もう一人女神キタ――(゚∀゚)――!!)
美しい金髪に、華やかな顔立ちの絶世の美女は、艶やかなワインレッドの際どいドレスを身に纏っていた。
けれどスタイルが良いせいか絶妙の品位を保っていて実に似合っている。
(Legend~!!!美の化身!!!so beautiful~☆彡御姉様…!!! Danke 世界よ、ありがとう!)
彼女につられ、思わず英単語やらその他諸々、非常に正直な心の声が脳内を駆け巡る。
自身より年下の彼女をお姉さま呼びは可笑しいかもしれないが、だって雰囲気がお姉さまなのである。
ついでにこれだけは覚えておきなさいと出発前に、親友に言われたドイツ語まで飛び出した(笑)
映画でもインタビュー記事でも散々見たから、綺麗なのは知っていた。熟知していると思っていた。
(だがしかし声を大にして言いたい!!!生の魅力はその倍!いいやその十倍であると!)
それに加え、漂ってくる何とも言えない良い匂い そして色香。
纏っている衣装の色のせいもあるかもしれないが、志保が神々しい知的な女性なら、クリスは佇むだけで男性を魅了する妖艶な美女である。
(女でさえ、くらっとするって…これ私が男性だったら全財産注ぎ込んじゃう自信あるわ~(・∀・)ウン!!神様に投げつけちゃうかも。)
投げるんかい!と友人達とHP 常連さんらのツッコミが聞こえた気がするが気のせいだ。スルーさせて頂く。
プロ根性でそんな楽しい脳内妄想は顔に出さず、「シルバーブレッド…?」と疑問を声に出す。
「あら役作りよ(´∀`*)ウフフ。知らない?今度の”緋色の捜査官”で出てくるベルモット。」
「え?あの役をクリスさんがやるんですか?うわーうわーwwあ、ファンなので写真とサインいいですかっ!!!(∩´∀`)∩ワーイ」
(ベルモットってあの組織の女幹部にて絶世の美女。土壇場で裏切る美味しい場面、目白押しな準主役級の彼女よね!)
「ええ、勿論。」
「あの私こういう者でして…。今の情報って記事にしても大丈夫でしょうかっ!?」
名刺を差し出し、ちゃっかりお仕事する記者に眼を瞠る美女。
(美人はどんな顔しても綺麗だわ~。)
「ねえ、シルバーブレッド。日本では情報まだ出回ってなかったの?アメリカではキャスティング 先週末発表になったのに。」
「確か…映画の公開時期アメリカと日本で1月差があるんだよ。だから時期ずらして来月発表予定。
とは言っても今、ネット社会だし、英語さえ出来れば結構簡単に入手出来る情報だから、熱心なファンの人達には拡散されているとは思うけど。」
「先週末…。取材で飛び回ってて逃したわ。くっ何たる不覚!」
「あらそうだったのね。じゃあ別にいいんじゃないかしら。」
(いや、ベルモット役のクリス・ビンヤードさんからその事聞きました~ってHP ネタにしよう そうしよう!)
転んでもただで起きない彼女は記者の鏡と言えるかもしれない。
「例の台詞言わないんだな。」
「A secret makes a woman woman?my silver bullet、貴方の為なら、いくらでも゚・*:.。. .。.:*・゜(人*ゝω・)゚・*:.。. .。.:*・゜フフ♪ 」
***************
後書
番外編まさかの敏腕女性記者 読者の化身でした~(*^▽^*)
ツッコミどころは全編なのです(おい)、敢えて言うなら照れて可愛い降谷さん(〃´∪`〃)ゞ、義弟への探偵事務所への転職を目論む赤井さん( ̄ー ̄)ニヤリ、神々しいけれどツンデレ花嫁 志保さん、そして大トリの御姉様こと、ベルモットです。
うん、やっぱり全部だった(爆
非常にノリノリで書きまして、ギャグですので顔文字多用しております。ご容赦くださいませ(*- -)(*_ _)ペコリ
皆様が記者気分になって、フィーバーして頂けたら、嬉しいです。
本当はまだ続きがあって、ベル姉様と新一君とのやりとり「大人だ…!」と興奮しまくり脳内大フィーバーしてたり、続く余興の快斗君のマジックショーでもミーハーしている女性記者さんがいて、HPネタは
『眩し過ぎる新郎新婦!天使は本当にいたΣ(・ω・ノ)ノ!』
『動く薔薇の絶世の美女 何とベルモット役に!!!』
『余興ですらイリュージョン☆彡別世界』
で新一 志保 クリス 快斗の4名の話題で一杯になり、アクセス数が半端なくなって帰国後仰天( ゚Д゚)する記者さんがいたり(笑)
レスしたいのに締切地獄でごめんなさい ちょっとお待ち下さいになったり?
一段落したら、あの場が美男美女だらけで自分の美形センサーレベルが跳ね上がってしまい、ちょっとカッコイイくらいでは反応しなくなった(´;ω;`)とか(笑)
あと、ベルモット役の美女ぶり、演技力を語りまくって(本物だから迫力たっぷり)半面、新一君役は本人にやって欲しい!とか
色んな意見という名の本音をダダ漏れにする( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \みたいな流れがありましたが(続き設定が長いよ!)最後ベル姉さんのこの台詞で締めたくて、こう相成りました。
上記設定は皆様の妄想劇場で羽を広げて下さいませ~ヾ(o´∀`o)ノワァーィ♪
コメントや拍手頂けると作者が狂喜乱舞ゥレシ━.:*゚..:。:.━(Pq'v`◎*)━.:*゚:.。:.━ィィして次なる作品のエネルギーにもなりますので、宜しくお願い致します(((o(*゚▽゚*)o)))
まさかのアノ人( ゚Д゚)が主人公ですw
本編をお読みになってからの方がより理解が深まると存じます。
下記注意書きをお読みになられてから、ご覧下さい。
***注意書き***
本シリーズ作品はRANちゃんには優しくありませんので、ヒロインファンはご遠慮願います。
後、本作品に出てきませんが、服部君にも優しくありませんのでご注意願います。
この注意書きを無視して読んでからの苦情や誹謗中傷のコメントは受け付けておりません。
このサイトは個人作成のものであり、原作者・出版社とは一切関係がありません。
私なりの解釈を加えた二次小説もございますので自己責任でご覧になって下さい。
*************
注意書き読まれましたね?
ではどうぞW
アンティークな雰囲気のあるドイツの古城では或る女性が、大勢と人達と歓談しながら、至福の時を過ごしていた。
事の発端は、大ファンの工藤新一君から結婚式の招待状が来たことである。
狂喜乱舞し、「これに行かずして何が記者よ!(# ゚Д゚)」と脈絡のない事を思い、その日にフランクフルト行きの航空券を取ったのもいい思い出である。
かなり前もって招待頂いたので、仕事関係者には「この日は何があってもドイツ行きますから!!!私日本にいませんから!」と宣言し、調整したのだが、突発的に何かある、直しがはいるのが日常茶飯事なこの世界。
直前に原稿量を増やしてくれという声と新規原稿依頼が入ったが帰国後にして下さい!と締め切りを延ばしてもらっているのも今は忘れよう!!!
そう、(後の締切地獄は怖いが)気にしない!!!気にしないったら気にしない。
眼の前のパラダイスに比べたら些細な事である(・∀・)ウン!!
「「「「「乾杯~!!!」」」」( ^^)Y☆Y(^^ ) !
もう何から話したらいいのか…✌('ω'✌ )三✌('ω')✌三( ✌'ω')✌
まずはやっぱり本日の主役 新郎と新婦よね!
もう眉目秀麗を絵に描いたような新一君が白のタキシード!!!
新郎だから当たり前だけど白のタキシード!!!(大事な事だから2回言いました。)
イケメンは何を着てもイケメンじゃんと思った其処の貴女!違うんです。
私もそう思ってた時期ありました!だから気持ち非常に分かるんですが、違うんです!(大事な~以下略)
あのですね、イケメンがスーツやらタキシードやらで礼装すると、イケメンがパワーアップするんです。
しかも半端ない破壊度! スーパーハイパーイケメンになるんです!
だって考えてみて下さいよ!
藤峰有希子似のあの美貌なんですよ~とかなりノリノリで脳内で自身のHPファンに呼びかけながら若干 否かーなーりハイテンションになっていた。
脳内語彙力も何やら可笑しいが、所詮脳内の出来事である。華麗にスルーした( ´艸`)
「あら?ワインもうなくなっちゃった。」
正確に言えば、なくなったのではない。
マジックでもあるまいに、ワインが勝手に消えるわけないからだ。
彼女が飲んだのだが、脳内ハイテンションな女性記者にとってそんな事は最早問題ではなかった。
(次何飲もう、あの赤かロゼがいいわね~。)などど考えていたら声を掛けてくれた人がいた。
「よろしかったら、お注ぎしますよ。赤でいいですか?」
とさっとワイン瓶を持って寄ってきてくれる彼は、色黒童顔イケメン 公安エース-Σ(・ω・ノ)ノ!!!!
(これで30過ぎなんて信じられない。肌なんて艶々だし、取材だと料理が趣味って言ってたし!女子力半端ない~。くっ負けた。)
元々ミーハー全開な仕事一筋で女子力なんて欠片も持っていない。
勝負にすらならないが、やはり女として異性に負けるのは何か大事なものを失った気がする。
(まあ元々勝とうとか思ってませんけど。)
(アイドルでもやっていけそう。すーぐファンが付くわ。何ソレ取材したい!!!)
(そしてやっぱりイケメンがスーツ着ると半端なくレベルアップする何コレ。狡い!)
自身の欲望と妄想と感想をごちゃまぜにして心中で呟きながら、表面上はあくまでにこやかに返事する。
「まあ。ありがとうございます。ええ、その赤ワインでお願いします。」
「どうぞ。」
精一杯ドレスアップしたものの平均値な30代の自身とイケメン道まっしぐらな20代にしか見えない彼では全然絵面合ってないだろうなと思いつつ、この場限りを雰囲気を楽しむ。
groom’s manの一人である彼はその後もさり気なく世話をしてくれ、ついでとばかりに公安と新一君との仲の良さを物語るエピソードを振ったら、照れたような顔をして笑ってくれた。
(か、可愛い…!!!ええ~30過ぎの男にこの形容詞って正しいのかな?でも可愛い!!! カワ(・∀・)イイ!!は正義!!!)
思わず写真を一緒にとお願いしていた。
(公安だから無理かもしれないけど!駄目で元々よ!!こちとら取材で、冷たくされるなんて慣れているんだから!)
記者人生で雑草根性やネバーギブアップ精神が着実に育っているようである。
他人に見せてはいけませんよ、記事にしてはいけませんよと念押しながらも、快諾してくれた彼は良い人だ。
広間をゆっくり歩きながら他にも同じくgroom’s manの一人であるFBIクールダンディイケメン(新一君をこの世に産んでくれた有希子さん命名である!異議は認めない!!!)とその奥さんと彼の同僚達と歓談したりしていた。
(やっぱり礼服はイケメンを更にイケメンにさせるのね!!!)
(え?奥さんは新婦のお姉さん?うわあ 種類の違う美人姉妹発見。こっちは大和撫子さんタイプ。あっちはクールビューティー!)
(同僚まで金髪美女とか…FBIは入るのに、容姿テストあるの?…あ、こっちの人はフツーだ。むしろ強面。ホッとする!)
何故か彼らを筆頭に世界各国警察組織のエースらは美男美女率が非常に高く、目が眩しくて仕方がない。
取材してあらかたメンバーを知っていた彼女ですら実物の威力は予想外であり、20代の若さなのにそう見えない強面 キャメル捜査官に逆に安心した彼女であった。
ちなみに彼らとも写真を一緒にしたのは言うまでもない。
(くっ!!!世界の警察組織の人達との写真はHPに載せれないのが残念無念だわ~。
せっかくHP見てくれている人たちにはこの素晴らしさを分かち合いたいのに!)
それでも撮るのは偏に自身の楽しみと記念である。
「あ、新一君。探偵事務所を立ち上げたんですよね。」
「俺もその内、新一の探偵事務所に入ろうかな。」
「志保はなんて言うかしら。」
「ちょっと、シュウ!FBIは人手不足なんだから。」
「組織は壊滅して、残党もいなくなったしもういいだろ?」
「それだけじゃないのよ!事件は!」
「まあまあ。ジョディさん。赤井さんも!うーん。赤井さん程の狙撃手、中々いませんからね。」
「そうよ!!!」
「後任育てるか。」
「ちょっとぉ。」
記者が振った話題から、まさかの得ダネの予感である。
(え?彼は新一君とタッグ組むの?義兄弟イケメンズ 探偵事務所到来!?何それ 最高(⋈◍>◡<◍)。✧♡ 見たいX2)
後任が育つのを楽しみに秘かに心の中のネタ帳にメモる。
そして最後のトリはやっぱり彼らである。
(やっぱり新郎新婦と撮りたいわ~そろそろ大丈夫かな?)
記念撮影ラッシュは終わっただろうかと二人の元に急ぐ。
果たして其処には女神がいた。
(くっ。挙式中にもそりゃ綺麗って思ってたわよ!でも遠目だったし此処までとわ!!!( ゚Д゚))
手刺繍がほどこされた美しいレースのクラシックなドレスを身に纏った花嫁は、神々しいまでの美しさを放っていた。
(あれ、英王室の王子妃が着てたのに似てる~!刺繍の柄、銀杏だわ。)
「花嫁さんの好きな点は何処ですか~?」記者根性でついついこんな事を聞いてしまった。
「そうですね。たまに僕だけに見せてくれる笑顔、ですかね。」
そんな質問にもきちんとにこやかに答えてくれる新一君が眩しい。
(イケメンの上に性格良くて、才能ありまくりとか…天は二物を与えずとか絶対嘘よね。一つくらい欲しい…!!!)
「もう…馬鹿ね(〃▽〃)」
馬鹿ねと言いながらも優しい声音。
横を向き、微かに頬を染めた花嫁は非常に可愛らしい。
(天使!!!天使がここにいた!ツンデレの真骨頂此処にあり!)
とか脳内フィバーを起こしていたら、動く薔薇が来た。
「ハァイ!シルバーブレッド!Congratulations on your wedding!!!」
ハリウッド女優のクリス・ビンヤードである。
新一の母:有希子の親友であった亡きシャロン・ビンヤードの一人娘。
容姿は大女優であった母譲り、演技力は最近、母をも凌ぐと言われている。
(もう一人女神キタ――(゚∀゚)――!!)
美しい金髪に、華やかな顔立ちの絶世の美女は、艶やかなワインレッドの際どいドレスを身に纏っていた。
けれどスタイルが良いせいか絶妙の品位を保っていて実に似合っている。
(Legend~!!!美の化身!!!so beautiful~☆彡御姉様…!!! Danke 世界よ、ありがとう!)
彼女につられ、思わず英単語やらその他諸々、非常に正直な心の声が脳内を駆け巡る。
自身より年下の彼女をお姉さま呼びは可笑しいかもしれないが、だって雰囲気がお姉さまなのである。
ついでにこれだけは覚えておきなさいと出発前に、親友に言われたドイツ語まで飛び出した(笑)
映画でもインタビュー記事でも散々見たから、綺麗なのは知っていた。熟知していると思っていた。
(だがしかし声を大にして言いたい!!!生の魅力はその倍!いいやその十倍であると!)
それに加え、漂ってくる何とも言えない良い匂い そして色香。
纏っている衣装の色のせいもあるかもしれないが、志保が神々しい知的な女性なら、クリスは佇むだけで男性を魅了する妖艶な美女である。
(女でさえ、くらっとするって…これ私が男性だったら全財産注ぎ込んじゃう自信あるわ~(・∀・)ウン!!神様に投げつけちゃうかも。)
投げるんかい!と友人達とHP 常連さんらのツッコミが聞こえた気がするが気のせいだ。スルーさせて頂く。
プロ根性でそんな楽しい脳内妄想は顔に出さず、「シルバーブレッド…?」と疑問を声に出す。
「あら役作りよ(´∀`*)ウフフ。知らない?今度の”緋色の捜査官”で出てくるベルモット。」
「え?あの役をクリスさんがやるんですか?うわーうわーwwあ、ファンなので写真とサインいいですかっ!!!(∩´∀`)∩ワーイ」
(ベルモットってあの組織の女幹部にて絶世の美女。土壇場で裏切る美味しい場面、目白押しな準主役級の彼女よね!)
「ええ、勿論。」
「あの私こういう者でして…。今の情報って記事にしても大丈夫でしょうかっ!?」
名刺を差し出し、ちゃっかりお仕事する記者に眼を瞠る美女。
(美人はどんな顔しても綺麗だわ~。)
「ねえ、シルバーブレッド。日本では情報まだ出回ってなかったの?アメリカではキャスティング 先週末発表になったのに。」
「確か…映画の公開時期アメリカと日本で1月差があるんだよ。だから時期ずらして来月発表予定。
とは言っても今、ネット社会だし、英語さえ出来れば結構簡単に入手出来る情報だから、熱心なファンの人達には拡散されているとは思うけど。」
「先週末…。取材で飛び回ってて逃したわ。くっ何たる不覚!」
「あらそうだったのね。じゃあ別にいいんじゃないかしら。」
(いや、ベルモット役のクリス・ビンヤードさんからその事聞きました~ってHP ネタにしよう そうしよう!)
転んでもただで起きない彼女は記者の鏡と言えるかもしれない。
「例の台詞言わないんだな。」
「A secret makes a woman woman?my silver bullet、貴方の為なら、いくらでも゚・*:.。. .。.:*・゜(人*ゝω・)゚・*:.。. .。.:*・゜フフ♪ 」
***************
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番外編まさかの敏腕女性記者 読者の化身でした~(*^▽^*)
ツッコミどころは全編なのです(おい)、敢えて言うなら照れて可愛い降谷さん(〃´∪`〃)ゞ、義弟への探偵事務所への転職を目論む赤井さん( ̄ー ̄)ニヤリ、神々しいけれどツンデレ花嫁 志保さん、そして大トリの御姉様こと、ベルモットです。
うん、やっぱり全部だった(爆
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皆様が記者気分になって、フィーバーして頂けたら、嬉しいです。
本当はまだ続きがあって、ベル姉様と新一君とのやりとり「大人だ…!」と興奮しまくり脳内大フィーバーしてたり、続く余興の快斗君のマジックショーでもミーハーしている女性記者さんがいて、HPネタは
『眩し過ぎる新郎新婦!天使は本当にいたΣ(・ω・ノ)ノ!』
『動く薔薇の絶世の美女 何とベルモット役に!!!』
『余興ですらイリュージョン☆彡別世界』
で新一 志保 クリス 快斗の4名の話題で一杯になり、アクセス数が半端なくなって帰国後仰天( ゚Д゚)する記者さんがいたり(笑)
レスしたいのに締切地獄でごめんなさい ちょっとお待ち下さいになったり?
一段落したら、あの場が美男美女だらけで自分の美形センサーレベルが跳ね上がってしまい、ちょっとカッコイイくらいでは反応しなくなった(´;ω;`)とか(笑)
あと、ベルモット役の美女ぶり、演技力を語りまくって(本物だから迫力たっぷり)半面、新一君役は本人にやって欲しい!とか
色んな意見という名の本音をダダ漏れにする( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \みたいな流れがありましたが(続き設定が長いよ!)最後ベル姉さんのこの台詞で締めたくて、こう相成りました。
上記設定は皆様の妄想劇場で羽を広げて下さいませ~ヾ(o´∀`o)ノワァーィ♪
コメントや拍手頂けると作者が狂喜乱舞ゥレシ━.:*゚..:。:.━(Pq'v`◎*)━.:*゚:.。:.━ィィして次なる作品のエネルギーにもなりますので、宜しくお願い致します(((o(*゚▽゚*)o)))