沖縄旅行⑥識名園

識名園(しきなえん)は沖縄県那覇市識名にある琉球庭園の一つでこちらも世界遺産です。
識名の御殿(しちなぬうどぅん)とも、また首里城の南にあることから南苑(なんえん)とも呼ばれました。
造園は琉球の第二尚氏王朝、尚穆(在位・1752年 - 1795年)の時代に始まったと言われるが定かではなく、完成は尚温の時代の1799年です。
中国の様式と沖縄独自の様式の折衷様式で建築されています。
完成当時は中国皇帝からの使者(冊封使)をもてなす、現在でいう迎賓館として使われ、現に1800年尚温王冊封(さっぽう)のため訪れた正使(せいし)趙文揩、副使(ふくし)李鼎元(りていげん)を招いています。

御殿

桜の花が丁度満開🌸

中国風の石橋

勧耕台
中国皇帝からの使者である冊封使を案内した展望台。海を望むことはできない。
これは冊封使に対して琉球をより大きな国に見せるためともいわれている。
確かに全然海が見えないせいか、大地が広く感じますv( ̄Д ̄)v
反対に薩摩藩の人が来たときには、征服する価値はないと思わせる為、両端が海で狭く見える土地に案内したとか。
知恵を絞る、琉球王朝。

おまけ 出入口付近にいた人懐っこい猫~カワ(・∀・)イイ!!
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