追い付くまで待っていて
ジャンプで連載中で来年にはアニメ化も決まっている勢いある漫画『約束のネバーランド』の二次小説になります。
エマの独白になります。
********注意書き********
『約束のネバーランド』本作品中の台詞が出て来ます。
ネタバレ要素ありますので、未読の方はご遠慮下さい。
***********************
注意書き読まれましたね?
それではどうぞw
「落ち着け。敵の立場で考えてみ。」
ママに急に呼ばれて脱走の何かバレたかと慌てた私にレイが冷静に、『まず年長者を疑うのが”普通”』だとあっさり指摘する。
「大丈夫。何も掴まれていない。」
だからボロを出すなと続けて言うノーマン。
(何で二人ともそんなに頭回るの!?いっつも昔からそう。)
観察、分析、敵の策を読む…『戦略』に長けた二人-。
(同じスコアなのに…!!)
(欲しい…!!私も追いつきたい!)
それから、師であり母であるママと水面下での頭脳戦、駆け引きは熾烈を極めた そして-。
『エマ、大丈夫。絶対諦めないですね。』
(そんなつもりじゃなかった…!!ノーマンも絶対一緒にって思ってたのに!)
伸ばした手は取って貰えなかった。
誰よりも優しいノーマンは私の理想『皆で逃げたい』を現実にする為に、自分一人が逃げるわけにいかないと”出荷”されていった。
・・・行ってしまった 行かせてしまった。”皆”の中にはノーマンも入っていたのに!!
彼の優しい笑顔が胸を締め付ける
まだ真実を知らない小さい弟妹達の為に、”死”を前にして、あんなにも晴れやかな表情をしてみせた-。
(多分私たちの為にも笑ってくれてたんだと思うけれど。)
その強さに敬服すると同時に、哀しくもあった。
死ぬことが怖くないはずない。泣いて欲しかった。生きたいと手を取って欲しかった。
エマの心は慟哭した。
そしてあと少しで、レイの誕生日が来る-。
ノーマンからの手紙にはその日を狙いレイが焼身自殺することによって、ママの眼を引き付ける囮になるだろう事が綴られていた。
賢い二人が二人とも自身を犠牲にしようとする。
それだけ私達のママは強敵で、GF農園からの脱走は厳しいものなのだ。
(鬼がそこらじゅうにうじゃうじゃいる。)
(でも諦めたくない!)
『ここじゃなくてもまだ死ねる。いいもの見せてやるから黙って来い』
ノーマンからレイへの伝言。これがどうかレイの死ぬ気を削いでくれますように-。
今はノーマンの頭脳に助けられている。計画も何もかも全て彼の遺したもの。
でも私も頑張るから。二人に追い付くから-。
突出した能力が複数あれば、誰も犠牲にならず済むはず。
いいや、そうしてみせる!!
だからお願い。ノーマン、レイ、私が追い付くまで待っていて-。
********
後書
遂に約ネバまで二次小説を書いてしまいました(笑)
前からあった妄想で…当初の脳内妄想ではそれからもレイがペンで優秀さを発揮したり、野良鬼を一人で片付けようとしているのを見て、出血で失神した際(半分夢の中で)追い付くから待って 心情が吐露されているイメージでした。
でも書き始めたら、GF農園脱獄のあの瞬間になってました。不思議。
当初ノーマンが好きだった私(今も好き)ですが、レイがどんどん魅力的になっていって今はレイファンです。
勉強が好きじゃないのに、フルスコアだし(おい その頭脳寄越せと思ったのは私だけではないと信じております)、何やらせてもすぐ覚えるし(MR 万能とか言われる まあエマも物覚え早いけど調理面では断トツでレイだと思う)、ドンのちくしょ-にクスクスしてしまいます。
連載中のでは、エマが目覚めた時のレイの笑顔が凄く良くなっていって…少し前の不器用な笑顔と比べて成長したって感じで感無量(´;ω;`)ウゥゥ
約ネバ好きな方、コメントお待ちしております。
是非x2 語り合いましょう(((o(*゚▽゚*)o)))
エマの独白になります。
********注意書き********
『約束のネバーランド』本作品中の台詞が出て来ます。
ネタバレ要素ありますので、未読の方はご遠慮下さい。
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注意書き読まれましたね?
それではどうぞw
「落ち着け。敵の立場で考えてみ。」
ママに急に呼ばれて脱走の何かバレたかと慌てた私にレイが冷静に、『まず年長者を疑うのが”普通”』だとあっさり指摘する。
「大丈夫。何も掴まれていない。」
だからボロを出すなと続けて言うノーマン。
(何で二人ともそんなに頭回るの!?いっつも昔からそう。)
観察、分析、敵の策を読む…『戦略』に長けた二人-。
(同じスコアなのに…!!)
(欲しい…!!私も追いつきたい!)
それから、師であり母であるママと水面下での頭脳戦、駆け引きは熾烈を極めた そして-。
『エマ、大丈夫。絶対諦めないですね。』
(そんなつもりじゃなかった…!!ノーマンも絶対一緒にって思ってたのに!)
伸ばした手は取って貰えなかった。
誰よりも優しいノーマンは私の理想『皆で逃げたい』を現実にする為に、自分一人が逃げるわけにいかないと”出荷”されていった。
・・・行ってしまった 行かせてしまった。”皆”の中にはノーマンも入っていたのに!!
彼の優しい笑顔が胸を締め付ける
まだ真実を知らない小さい弟妹達の為に、”死”を前にして、あんなにも晴れやかな表情をしてみせた-。
(多分私たちの為にも笑ってくれてたんだと思うけれど。)
その強さに敬服すると同時に、哀しくもあった。
死ぬことが怖くないはずない。泣いて欲しかった。生きたいと手を取って欲しかった。
エマの心は慟哭した。
そしてあと少しで、レイの誕生日が来る-。
ノーマンからの手紙にはその日を狙いレイが焼身自殺することによって、ママの眼を引き付ける囮になるだろう事が綴られていた。
賢い二人が二人とも自身を犠牲にしようとする。
それだけ私達のママは強敵で、GF農園からの脱走は厳しいものなのだ。
(鬼がそこらじゅうにうじゃうじゃいる。)
(でも諦めたくない!)
『ここじゃなくてもまだ死ねる。いいもの見せてやるから黙って来い』
ノーマンからレイへの伝言。これがどうかレイの死ぬ気を削いでくれますように-。
今はノーマンの頭脳に助けられている。計画も何もかも全て彼の遺したもの。
でも私も頑張るから。二人に追い付くから-。
突出した能力が複数あれば、誰も犠牲にならず済むはず。
いいや、そうしてみせる!!
だからお願い。ノーマン、レイ、私が追い付くまで待っていて-。
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後書
遂に約ネバまで二次小説を書いてしまいました(笑)
前からあった妄想で…当初の脳内妄想ではそれからもレイがペンで優秀さを発揮したり、野良鬼を一人で片付けようとしているのを見て、出血で失神した際(半分夢の中で)追い付くから待って 心情が吐露されているイメージでした。
でも書き始めたら、GF農園脱獄のあの瞬間になってました。不思議。
当初ノーマンが好きだった私(今も好き)ですが、レイがどんどん魅力的になっていって今はレイファンです。
勉強が好きじゃないのに、フルスコアだし(おい その頭脳寄越せと思ったのは私だけではないと信じております)、何やらせてもすぐ覚えるし(MR 万能とか言われる まあエマも物覚え早いけど調理面では断トツでレイだと思う)、ドンのちくしょ-にクスクスしてしまいます。
連載中のでは、エマが目覚めた時のレイの笑顔が凄く良くなっていって…少し前の不器用な笑顔と比べて成長したって感じで感無量(´;ω;`)ウゥゥ
約ネバ好きな方、コメントお待ちしております。
是非x2 語り合いましょう(((o(*゚▽゚*)o)))