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そうして幸せに暮らしました~後編~


予定より2日程早いupになりましたバレンタイン小説(終わり際のみ)です(*´∀`*)
原作の告白放置のまま時が過ぎたら・・・という感じです。
単独でもお楽しみ頂けますが、『茨姫は棘だらけの寝台で』『異次元イルミネーション』『チョコレートの行き先』『自らの蔦と棘で絡め取られて』『呪いが解けたその時には』『おとぎ話のその後とは』『裸足で歩み続ける茨道』を読んでからの方がより理解しやすいと存じます。
作品は、カテゴリ欄のコナン二次小説 ”原作 その後”にございます。
この記事の右上の”原作 その後”をクリックしても飛べます。




***注意書き***
本シリーズ作品はRANちゃん 毛利一家に優しくありませんので、ヒロインファンはご遠慮願います。
この注意書きを無視して読んでからの苦情や誹謗中傷のコメントは受け付けておりません。
このサイトは個人作成のものであり、原作者・出版社とは一切関係がありません。
私なりの解釈を加えた二次小説もございますので自己責任でご覧になって下さい。
*************




注意書き読まれましたね?
ではどうぞW


御伽話の中にある”その後ずっと幸せに暮らしました”を保つ為には、待つだけ、与えられるだけでなく、自身も歩み寄る努力が必要である。
そのことを私は分かっていなかった。それどころか求めてばかりいた。
今は”分かっていなかったこと”を分かっている。

『推理オタクなんだから』
『私が心配しているのを見て笑ってたんでしょ!』 
『本当に事件なの?』
放った言葉は戻らないし、取り消せない。

逆に声にしなかった告白の返事と初恋に縋りついた行動。
気付けば、どんなに言葉を重ねても、謝罪が届かない立場になっていた-。


***************************************


園子と再会した時に聞いた今の新一の立ち位置。
世界的に有名な警察組織間の調整役。
(そんな凄い人になっちゃったんだ。遠い…。)
そんな彼に会うもしくは付き合うにはそれなりの人物でなければならず、蘭はそれに弾かれたのだと。
「正直、新一君は蘭には怒ってないと思うよ。高3の当時だって怒るというより困ってたって感じだった。」
親友だから正直に言うと前置きしてから続けた園子の言葉。
「ただねえ。周りが凄いのよね~FBIと公安とかインターポールとかもう例の組織壊滅時にどんだけってくらい人脈築いたの!って思った。
その人らのセコムぶりが凄いのよね。蘭と会うなら俺連れてけ、僕を連れてけと凄い。それを新一君が押さえてるって感じ。」
「理論派の彼らと感情派の蘭は相性が悪そうだから、会わない方がいいと思う、私も。」
園子の話振りから、心象が最悪な蘭と彼らを会わせない為に新一が心を配っているのが伺える。
(相変わらず優しいね、新一。でも淋しいよ。…その資格がもう私にないとしても。)
その話から垣間見えるのは彼の気遣い。
けれど同時に今側にいる彼らを説得してまで会おうとは思わない蘭への関心の薄さ。
潜伏期間中に連絡をくれていた彼はもういなくなってしまっていた。
「で、新一君から蘭へ伝言。」
「え?嘘。」
喉をごくりとし覚悟を決める。
「”私は今、夢が叶い探偵として活動して日々が充実しています。毛利さんも、どうか幸せに”。」
「し、しんいち…。」
求めていた許しは得られなかった。直接会うのも叶わなかった。お金も返せない。
傍から見たら絶縁したままだ。けれども。
(でもこれ、実質上の”許し”だよね。)
熱いものがこみ上げてくる。
気がつけば、蘭の大きな瞳から涙が滴っていた。
「あやつも相変わらず気障だよね~。」
わざと明るく言う親友の気遣いを感じる。
(私 敬語…。遠くなっちゃった。)
新一は親しくなればなるほど、言葉が崩れる。
逆に言えば敬語というのは精神的距離を置かれているということが、かつての幼馴染だった蘭には身に染みた。
(でもこれで一区切り。ありがとう新一。)
(いつか いつか会えた時には面と向かってごめんなさいって言おう。そして胸を張って会えるようにボランティアは続けよう。)




話題を変えてお互いの近況報告をする。
「私は今子供が中学生。もうすぐ受験で…どこにするか悩んでる。」
「そうなんだ~。でも旦那さん、京極さんじゃないのには驚いたよ。」
園子の夫として報道されたのはどこかの財閥の三男だった。
「ああ。大学生の時に別れたから。私と結婚するには入り婿になってしかも、経営に携わって貰わなきゃいけないでしょ!?
付き合うだけなら、好きって気持ちだけでいいけど、結婚になるとね。」
さばさばと話す園子。
「別にお互い納得済みなの。京極さんにとって空手は絶対必要だから、辞めろって言えなくて。
新一君にとっての推理みたいなものよね。」
「そう、なんだ。」
ミーハーだった親友が自分より遥かに現実を見ているのに心中驚く。
そして同時に推理オタクと貶した自分の浅慮さを感じ、俯く。
(園子も凄いなぁ。そうだよね。アメリカの新しいテーマパークの責任者だっけ。)
一人で置いて行かれた気分が蘭を襲った。
「蘭は?結婚を考えてる人はいないの?」
「うん。ううん、いたけどダメになっちゃった。」
「そっかぁ残念だね。」
旅館の若旦那である順一との後、交際した男性がいなかったわけではない。
最初は順調だが、何故か駄目になる。
「君は誰にでも優しいけど、僕にだけは辛辣になった。」
最後に別れた恋人から告げられた一言。
それで分かった。
好きになればなるほど、貶してしまう癖。
身内感覚で彼なら分かってくれると甘えてしまう言動。
(お母さん譲りのそれが世間一般では愛情表現と受け取られない-。)
少々ならそういうのもある。ウチのかみさんが大したことない、とか。
だが蘭は好きになればなるほど、親しくなればなるほど加速してしまうのだった。
やっと気付いたけれど、幼少期からの悪癖は気を抜くと出てきてしまうとポツリポツリと蘭は語った。
「それで…新一だけじゃなくて…お父さんにも酷いことしたって分かるの!お父さんにも会って謝りたい。」
「蘭…。」
「あのね、蘭が本気で謝りたいなら信用出来る探偵社、紹介しようか?」
鈴木財閥で探してあげると言い出しそうなのを堪え、提案する。
(手を出してはならない。財閥の力を使ってはいけない。私が出来るのは、していいのは、ほんの少しの手助け。)
「園子…!ありがとう。」
「いいのよ。私達親友でしょ。」
笑い合う二人はかつての学生の頃のようであった。


手掛かりが少なく調査に掛かったのは約10ヶ月。貯めたお金の一部を探偵社への支払いに遣った。
毛利探偵事務所のビルが火事で焼け落ちた後、土地を処分し、各地を転々とした後、沖縄で暮らしているらしい。
(地元の女性と事実婚してて、近く籍を入れる予定、か。)
英理の自業自得と分かっているがそれでも父が母以外の人とそういう関係というのは娘としては、本能的に抵抗があった。
何より嫌だったのが、女性の連れ子と本当の親子のように遊んでいる写真。いかにも仲良し家族といった感じである。
そこは私の場所よ!と叫びたい気持ちを必死に抑える。
(お父さん、お父さん!!)
会いたいという気持ちが膨れ上がる。けれど別の家庭を築き幸せにしている父の元に、いきなり娘ですと会いに行ってもいいものかどうか-。
そういう配慮が出来るくらいには蘭は大人になっていた。
(優花さんとのカウンセリングは終わったから、自分で考えなくちゃ。)
園子との再会を目途に彼女とのカウンセリングは完了という形を取った。と言うより優花より終了と言い渡された。
理由は自分で考える術が身についたこと、そしてこれ以上カウンセリングを続けると今度はカウンセラーに依存する可能性が大きいということであり、蘭は悲しかったが納得せざるを得なかった。
”大丈夫。またどうしても困ったら相談に乗りますよ。友人として”
女神のような微笑みが脳裏に過った-。
その際に英理が優花にカウンセリングを依頼した時の話を明かされ、本当の親子になれた気がしたのは別に紙幅を費やして語りたい話である。
(年賀状を出すには時期が過ぎちゃった。あ、バレンタインがもうすぐ来る…!そうだ。チョコ贈ろう。)
父の新しい家庭に罅を入れてしまうかもしれないから、いきなり直接会うのは憚られる。
(郵送で…お父さんの都合聞いた方がいいよね。)
「最後…高校3年生のお父さんにあげた最後のバレンタイン 最悪だったよね。やり直したい。」
諦め切れない新一相手にチョコレートのホールケーキをつくったけれど、結局渡せず、大量の失敗作と共にこれでもかと食べさせた。
甘い物がそれ程得意ではない父には本当に悪い事をした。
当時の自分に会えるなら説教したいくらいだ。
「小さめで甘さ控えめのガトーショコラとか…珈琲とか紅茶とかの詰め合わせがいいかな。」
(それともバウムクーヘンとか、抹茶チョコレートも美味しそう!)
色々迷った挙句、蘭が用意したのは、昔家族3人で暮らしていたころの乗用車をモチーフにした手作りのチョコクッキーと市販の珈琲の詰め合わせ。
それらに謝罪と感謝と会いたい気持ちを綴った手紙を入れる。
(どうか気持ちが届きますように…!)
(ちょっとくらい夢見たっていいよね。バレンタインだもん。)
甘いチョコレートに自らの希望を託す。
「美味しい。」余ったチョコレートは口の中で溶けていった。

VD.jpg


バレンタイン数日後に小五郎から蘭に手紙が届き、”父”と”娘”としての関係が再び紡がれることになる-。



***************************************


そうして幸せに暮らしました めでたしめでたし で終わる童話と違い、現実には続きがある。
失敗もするし、哀しい目にも遭う。
けれど立ち直ることは出来るし、その中には喜びも笑いもある。
それが人生を歩む、ということ-。


********************
後書  原作その後シリーズ 一応完結です。
書ききれないネタ(英理が優花にカウンセリングを依頼した時の話とか ホワイトデーネタとか諸々)がありますので、今後、番外編とか書くかもしれませんがこれでメインは一区切りです。
新一との再会 和解?シーンも考えましたし、最後、蘭ちゃんの結婚式にするつもりでしたが、再会・結婚式が童話っぽく思えてしまい童話から脱し、リアルさを追求した結果こう相成りました。
実は小五郎さんの状況も最後まで迷いました。英理さんとの再婚は無理でも独身で可能性は残そうか 家族としてやり直せる可能性は残そうかそれともう 新しい家庭を築いているにするか うーん(゜レ゜)と数日悩んだものです。
結局こちらも童話らしくなく…と考えたら…こうなりました。
白黒つけられることばっかりじゃない。そんな中でも現実を生きていくを感じ取って頂けたら嬉しいです。
2/10にUPした18歳時のバレンタイン小説『チョコレートの行き先』と対にする為にちょっと頑張りましたv( ̄Д ̄)v イエイ
予定より2日程早いupになりました(*´∀`*)


此処までお読みに頂き、ありがとうございました。
楽しんで頂けたら嬉しいです。
感想コメントや拍手頂けたらもっと嬉しいですヾ(o´∀`o)ノワァーィ♪
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蘭にとっての一区切り

新一とはやっと諦められたようで( ´-ω-)…セコムはもっと人数増えてより強力になってそう(緋色二人だけでもいきすぎてるのに)

蘭の身内への貶す悪癖、これ考えたら英理のせいですよね。

母親が父親の愚痴を何も解らないからと子供(幼児)に聞かせたら子供は当然母を悲しませる父親と認識して嫌うそうですが、蘭の場合は貶すとまでいってしまった。
これはこの歳までこうなら直すのは難しいでしょう

園子は当然の選択になってしまったと。財閥を継ぐなら空手家との結婚は無理でしょうね。財閥と距離をおくなら可能でしょうけど。生来の物を捨てるのは生半可な覚悟じゃ足りない。
それに今気づく蘭は本当に恋愛脳
ボランティアもいいですが、お節介で世話好きなんですからいっそのこと飼育員にでもなったらどうでしょうか?中居勤まるなら体力あるでしょうし人間関係のトラブルもDVもなくなるでしょう多分⊂(^(工)^)⊃

小五郎さんは家庭向きだしコナンのことからも継子なんて気にしないで可愛がるでしょうから良かったと思います。

蘭のチョコレ-ト今度は大丈夫でしょうか
レモンパイ分量違って美味しいと言うことは人の話し聞かずに適当に作ったことになりません?
桃?のチョコは美味しかったみたいですが手作り創作チョコは…
小五郎さんは喜んで泣いて食べてそうヽ(;▽;)ノ



セコム裏話も書きたい

水葵様

おはようございます。
一番乗りの感想コメントありがとうございますヾ(o´∀`o)ノワァーィ♪

新一とは既に諦められたました。
ただ謝ることと友人としててでもいいから一目会いたいが諦めきれなかったんですね(;´Д`)

ええ、仰る通りセコムはもっと人数増えてより強力になってるでしょうね(しみじみ)

<蘭の身内への貶す悪癖、これ考えたら英理のせいですよね。
はい その通りです。
各家庭の常識というものがあるのは分かっているのですが、一般的に考えて通用しない ウチだけの常識だった、という話ですね。

はい。園子は当然の選択になりました。
京極さんが覚悟決めて空手家辞めてっていうパターンもありますが
実際問題、捨てられない大事な物もあるので…今回は童話ではなくリアルさを追求したら「無理かな…。」ってなりました。

<それに今気づく蘭は本当に恋愛脳
良くも悪くもそれが蘭ちゃん。


飼育員…!
何たる斬新な意見…!( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \


<小五郎さんは家庭向きだしコナンのことからも継子なんて気にしないで可愛がるでしょうから良かったと思います。
ですね~小五郎さんは可愛がってるでしょう。
さて継子は男の子なのか女の子なのか( ̄▽ ̄)


<レモンパイ分量違って美味しいと言うことは人の話し聞かずに適当に作ったことになりません?
いえ、これはね新一を好きだった先輩が作り方を間違えて教えたんです。
なのに形は崩れたけど美味しかったっていうオチつきで、蘭ちゃんアゲ エピソードですね。
普通は失敗するのに(;'∀')


<小五郎さんは喜んで泣いて食べてそうヽ(;▽;)ノ
ですね。今回はクッキーだから前回みたいに甘くないし、珈琲もありますからね。
贈る相手の好みを考えられるようになった感が出ているといいなと思います。

それではまた
雪月花桜より(≧▽≦)

水葵様 訂正です。

水葵様

こんにちは。
先程<新一とは既に諦められたました>のレスですが
正確には新一とは既に恋愛では諦めてました です。
何やら読みにくい仕様になっており申し訳ございません><

めでたしめでたし?

蘭がアラフォーにして漸く、当たり前の事に気付きました。
まぁ、世の中には死ぬまで気付かない人も稀にいるので、良かったと言っていいんですかね。
大抵の人は二十歳位までには気付くものですけどね。

新一の現在の一端が明らかに。
これはつまり、園子は新一との交友が普通に続いていると見ていいんでしょう。結婚式にも招待されてましたし、今は友人としてだけでなく仕事上の付き合いもあるのかな。
新一の気遣いには気付いた蘭でしたが、そこには気付いていないのかしら。
気付いても、今の蘭なら「新一に会えるようにして!」とは流石に言わないでしょうけど。
――――理論派の彼らと感情派の蘭は~
うん、これってそのまま新一との関係にも当てはまりますね。相性悪いんですよ、この二人。
新一にとって蘭はとっくに過去の人ですからね。
初恋フィルターが外れている以上「特別」でもない。隣には愛妻がいて、きっと可愛い子ども達もいるでしょうし。
そして現在が充実しているのなら、そりゃそこまで面倒な事してまで会おうとは思わないでしょう。
セコムな人の説得だけでなく、スケジュール調整も大変な筈だし。
今の新一にとって蘭はそこまでする価値のある人ではないんですね。でも、良かったじゃない、蘭。
ボランティアで会った被害者たちみたいに、新一は蘭を嫌っても憎んでもいなくて、静かに幸せを祈ってくれる位には思われていて。
本当に新一がお人好しで懐が深くて、器が大きくてよかったねぇ(嫌味)
蘭が新一に会う為には、よっっっっぽどの幸運と偶然が重ならないと無理でしょうけど、蘭の悪運の強さなら万が一があるかも?

京園破局。
そうですね、お互いに譲れないものがある限り、結婚するならどうしても無理が出ます。どちらかが諦めないといけない。どちらもそれを捨てられないとなれば、こうなるしかないんでしょう。
でも破局と言うよりはお互いに納得しての円満な別れだったようで、良かったです。京極さんもきっと園子のことはいい思い出にして、頑張っている事でしょう。これこそ青春の一ページ。
男に依存し、ストーカーしてた蘭とは大違い。
それにしても順一さんと別れ、生活を立て直した後に付き合った人が複数いたとは!
見た目はいいし、外面もいいから付き合い始める人はいてもおかしくはないですが…それだけ繰り返していながら、最後の恋人に指摘されるまで自分では気付かなかったって…。
ていうか、これ…短大時代にテープ起こししててダメな事だって解った筈じゃなかったの?
時間の経過と共に忘れちゃったの?
ていうか、結婚して「身内」になった後ならまだ解るけど、「恋人」時点でやったら最悪ですよ。「身内」なら(あくまでも軽いものなら)謙遜や軽口ですんでも、恋人は他人なんだから悪口にしかならない。
お母さん譲り、ね。
二十過ぎたら、何でもかんでも親のせいには出来ないんですよ。どんだけ世間知らずなの。
確かに英理の影響は否めませんが、娘である自分は両親の悪口の応酬が嫌だったんじゃないの?何故自分が嫌だと感じてた事をやっちゃうかな。
でも、やっぱり気付かないよりはまし。
それで新一にはもう直接の謝罪はほぼ不可能だけど、小五郎にも謝らなければならないと気付いたのは良かったです。
ここで園子が高校時代のように、全ての便宜を図らないのも良かった。
それが自分の間違いだったと園子も気付いてたんですよね。

ああ、小五郎があんなに大事にしていたビルが火事でなくなっちゃったなんて…Σ(゚д゚lll)
その後、各地を転々としていても、最終的に幸せを掴んだようでホッとしました。それこそホームレスになってもおかしくないような状況ですもの。
コナンを居候としてではなく、我が子のように接していた彼なら、再婚相手の連れ後にも父親として接する事が出来るでしょう。
でも子どもと遊んでる写真、というと…かなり年下の女性なのかな?
さて、感情で納得できなくても、いきなり突撃しないだけの理性は蘭にも出来ていました。
そうして優花さんは、やっぱり優しかった。
蘭は何時になったら、彼女のようになれるでしょう?今のところ、まだ自分のことだけで手いっぱいな感じですからね。
それでも、誰かに丸投げしないで自分で考え、自分で行動出来るようになったのは素晴らしい成長でした。
優花さんには頼れない→他の誰か、にならなくて本当に良かった。
バレンタイン――――あれが父親と過ごす最後のバレンタインになるなど、その時は想像もして無かったでしょうからね。
でも、失敗作は…捨てましょうよ、やっぱり。
それとも見た目が悪くても、味には問題なかったのかしら。
新一に見捨てられ(蘭視点)園子にも距離を取られた当時の蘭にとっては、唯一の甘えられる存在だった筈だから、甘え倒してたんでしょうねぇ。
とりあえず、蘭が四苦八苦して出した「バレンタインの贈り物」はちゃんと小五郎に届いたようで、一安心。
小五郎にとっても、気にはしてた筈ですからね。
さて…小五郎と蘭の関係が結び直される時に、英理はどうするんでしょう。
自分が悪かったのは解ってますから、誠心誠意謝って「幸せになってね」という所?

童話と違って、現実が「めでたしめでたし」かは、人生が終わる時にしか解らないものですから。
これからの蘭の人生がいい方向に行きますように。
と、私にしては珍しい事を言ってみる。

それでは失礼します。





理解するまで時間が掛かりまして

エルリア様

こんにちは。
素敵な長文感想ありがとうございます(*- -)(*_ _)ペコリ


はい。蘭がアラフォーにして漸く、当たり前の事に気付いた巻です(身も蓋もないww
ええ、世の中には死ぬまで気付かない人もたまーにいるので一応、ハッピーエンド扱いでございます。
まあ稀にずっと気付かずに誰かに依存しまくったり、私悪くない精神のままという方もいますが…例外です。
人は幾つからでも変われるという希望を持って書きました。


<これはつまり、園子は新一との交友が普通に続いていると見ていいんでしょう。
<結婚式にも招待されてましたし、今は友人としてだけでなく仕事上の付き合いもあるのかな。
<新一の気遣いには気付いた蘭でしたが、そこには気付いていないのかしら。
<気付いても、今の蘭なら「新一に会えるようにして!」とは流石に言わないでしょうけど。
(*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)ウンウン♪
其処がポイントなんです。
気付いても言わなくなったというのが☆彡



<セコムな人の説得だけでなく、スケジュール調整も大変な筈だし。
<今の新一にとって蘭はそこまでする価値のある人ではないんですね。でも、良かったじゃない、蘭。
はい。その通りです。

<ボランティアで会った被害者たちみたいに、新一は蘭を嫌っても憎んでもいなくて、静かに幸せを祈ってくれる位には思われていて。
<本当に新一がお人好しで懐が深くて、器が大きくてよかったねぇ(嫌味)
<蘭が新一に会う為には、よっっっっぽどの幸運と偶然が重ならないと無理でしょうけど、蘭の悪運の強さなら万が一があるかも?
(((uдu*)ゥンゥン
それが書きたくって…!エルリーナ様の嫌味がすごい(誉めてます)
再会編…運の良い蘭ちゃんなら有り得そうですよね エルリーナ様書きません??(悪魔の囁き
それで赤安に「あの悪運の強さは何なんだ」「一度死んで生き返った貴方みたいにしぶといですよね」とか言われるとか(妄想ふふふ


ええ、京園は真さんが空手を、園子が財閥を手放さない限り一緒になるのはかーなーりー難しい気がします。
限りなくご都合主義 でも何とかなりそうなのが鈴木財閥がスポンサーの空手家で活躍っあたりでしょうか・それでも社交界の相手は務めないといけません。


<見た目はいいし、外面もいいから付き合い始める人はいてもおかしくはないですが…
<それだけ繰り返していながら、最後の恋人に指摘されるまで自分では気付かなかったって…。
<ていうか、これ…短大時代にテープ起こししててダメな事だって解った筈じゃなかったの?
<時間の経過と共に忘れちゃったの?
ええとですね 蘭ちゃん視点で考えると自然と忘れるというか…あれ-??(・・?になるんです(笑)
歯磨きとかと一緒で習慣化しちゃったものを変えるのは意外と大変。
魂レベルで染みついた考えを変える レベルって感じで書いてます。


<ていうか、結婚して「身内」になった後ならまだ解るけど、「恋人」時点でやったら最悪ですよ。
<「身内」なら(あくまでも軽いものなら)謙遜や軽口ですんでも、恋人は他人なんだから悪口にしかならない。
(*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)ウンウン♪
ですよね~それでもある程度付き合えたのだから、新一の時によりかはマシなんです。
ただ親しくなればなるほど、身内感覚になり結局、結婚に至らずってとこでしょうか…。


<二十過ぎたら、何でもかんでも親のせいには出来ないんですよ。どんだけ世間知らずなの。
<確かに英理の影響は否めませんが、娘である自分は両親の悪口の応酬が嫌だったんじゃないの?何故自分が嫌だと感じてた事をやっちゃうかな。
<でも、やっぱり気付かないよりはまし。
確かに…事件が発生した時って親の責任って言われますけど、その子供が成人していると何処まで親の責任かと考えさせられました。
本当に…でもこれまた虐待家庭とかで嫌だと思ってた親と同じ事しちゃっている親になった子供Σ(゚д゚lll)ガーンみたいな…。


<それで新一にはもう直接の謝罪はほぼ不可能だけど、小五郎にも謝らなければならないと気付いたのは良かったです。
<ここで園子が高校時代のように、全ての便宜を図らないのも良かった。
<それが自分の間違いだったと園子も気付いてたんですよね。
ご賛同頂きありがとうございます(*- -)(*_ _)ペコリ
そうなんですよ。園子も自分が肩入れし過ぎていたことに気付き、また昔より遥かに権限を持ったことで却って自制が出来るようになりました。


<そうして優花さんは、やっぱり優しかった。
はい。女神様です(´∀`*)ウフフ
まあ蘭ちゃんも人の痛みが分かるようになり、ボランティア活動で知り合ったホームレスの方からは人気ありそうですけど(大雑把

<それでも、誰かに丸投げしないで自分で考え、自分で行動出来るようになったのは素晴らしい成長でした。
これが書きたいばっかりに10話以上費やしたので、やっと…!という感じです。



<新一に見捨てられ(蘭視点)園子にも距離を取られた当時の蘭にとっては、唯一の甘えられる存在だった筈だから、甘え倒してたんでしょうねぇ。
でしょうね。(((uдu*)ゥンゥン


<さて…小五郎と蘭の関係が結び直される時に、英理はどうするんでしょう。
<自分が悪かったのは解ってますから、誠心誠意謝って「幸せになってね」という所?
本当それです。
最初英理も何か一緒に郵送させようかと思ったのですが…食べ物だと激まずになるし(喧嘩売ってる?)
市販品にしても、今の奥さんにとってはちょっと いや かなり嫌ですよね。
蘭も無理やり仲を取り持つということは考えておらず…機を見て父親の現状を母親に話す ですかね。



<童話と違って、現実が「めでたしめでたし」かは、人生が終わる時にしか解らないものですから。
<これからの蘭の人生がいい方向に行きますように。
<私にしては珍しい事を言ってみる。
おお…!エルリーナ様が蘭ちゃんに…!本当に珍しい(´ー`*)ウンウン
そう 失敗してもそれを糧に出来ればいいんですし、めでたしめでたしは人生が終わる時に本人が決めるものですから…!


小話とかチョコレートの行き先 みたいな過去 番外編が突発で浮かぶかもしれません。
それではまた
雪月花桜より(≧▽≦)


完結おめでとうございます( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆

こんにちは、万里です。
「原作その後」シリーズ、完結おめでとうございます( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆
(もしかしたら、英理と優花さんの番外編とかもありですか…?(*´∀`))


<放った言葉は戻らないし、取り消せない。
<逆に声にしなかった告白の返事と初恋に縋りついた行動。
<気付けば、どんなに言葉を重ねても、謝罪が届かない立場になっていた-。
この子は本当に、いらんことばかり言うよな…┐(´д`)┌
それで肝心の告白の返事は言葉にしない。
そんなバチが当たったのか、謝罪の言葉すら届かない状況に…

そう。新一よりも、新一親衛隊・セコム軍団(笑)が阻止しているのですね~。
そりゃ、ストーカー加害者に会いに行こうなんてしたら止めますわ(。-∀-)
むしろセコム達も、「あんなのに構う暇があるなら、俺達に構って(>_<)」というのが本音だったりして(笑)


京園のお別れ。
悲しいですが、リアルで考えるとこれが一番あり得そうなルートですよね。
この二人が結婚となると、財閥跡取りか格闘家、どちらかが自分の道を諦めなければかなり難しいです。
そして、園子も京極も、相手の生き方を曲げさせることはしたくなかった。
それも、1つの愛の形。

<新一君にとっての推理みたいなものよね
<そして同時に推理オタクと貶した自分の浅慮さを感じ、俯く
蘭が新一の夢を素直に認められなかったのは、無意識のうちに「自分は生き方を変えたくない、新一が私に合わせてよ!」と思っていたからかもしれない。
新一が夢を叶えてしまえば、自分は置いてけぼり。だからと言って、新一についていくなんて努力はしたくない。
だから相手を否定した。私が好きなら、生き方を変えて、と。
確かに、相手と添い遂げるために生き方を変えるのも1つの選択。
しかし蘭は、相手と別れて生き方を貫くのも1つの選択だということを考えもしなかった。
新一が離れていったのは、それも理由の1つでしょう。
冒頭のおとぎ話しかり、相手にばかり犠牲を強いるお姫様なんて愛情を感じられません。

<「君は誰にでも優しいけど、僕にだけは辛辣になった。」
愛情不足の子供時代を過ごした大人は、恋人に対して愛情を試すような攻撃的な行動を取ってしまう。
しかし、蘭は別に虐待されてたって訳でもないんだよなあ…(;´д`)


新一君は、世界的に有名な警察組織間の調整役となり、蘭とは違う世界の人間となっていました。
しかし。
園子だって、財閥で高い地位を築いていて、蘭とは住む世界が違うはず。
なのに、そんなすごい存在になっても、園子は蘭に会いたい気持ちを忘れることはなかった。
そんな深い友情だったのです。
これはもう、ね。蘭の気持ちが変わらないかよりも、園子こそ気持ちが変わって蘭との約束なんか忘れてしまってもおかしくなかった。
それなのに、園子は今まで蘭に会いたいという気持ちを持ち続けてくれた。
蘭ちゃんはもっと園子の深い友情に感謝しても良いんですよ?(笑)


<(でもこれで一区切り。ありがとう新一。)
会えなくても、元の関係に戻れなくても、その伝言だけで、報われる。
これぞ、DV被害者達に寄り添ってきた成果、蘭が長年歩んできた茨道のたどり着いた先の光景です。
その光景は、例えるならぽつんと一輪の小さな花が咲いているだけ。満開の花畑なんかじゃない。
でもその一輪の花だけで感謝の気持ちが湧き出る。それが蘭の成長なのですね。(T0T)


小五郎さんは再婚するんですね。
彼もいい加減幸せになってほしかったので、こんな結末もありかと。
コゴエリは蘭のこと考えなければ割りと好みのカップリングなんですが、英理さんの録音事件にはドン引きしましたからね(´д`|||)
英理はもう、小五郎に会うことはないかな。
少なくとも、小五郎への未練がなくなるまでは会わない方が良さそう。現奥様としては、元妻が未練ありで夫に会うとか嫌でしょうし。
蘭は、嫉妬しつつも、父親の幸せを邪魔しないことを選びました。
甘えるだけではなく、相手を思いやれる。
この彼女なら、将来小五郎と再会しても、きっと大丈夫でしょう。

<その際に英理が優花にカウンセリングを依頼した時の話を明かされ、本当の親子になれた気がしたのは別に紙幅を費やして語りたい話である。
お待ちしております!!ヾ(*≧∀≦)ノ゙


<白黒つけられることばっかりじゃない。
<そんな中でも現実を生きていくを感じ取って頂けたら嬉しいです。
本当にそうですよね。
新一とは縁が切れたまま。園子はもう気安い友人ではないが再会叶った。母親は一緒にいてくれる。父親は別の家庭を築きつつあるが、息災だと分かった。優花さんとのカウンセリングは終了したが、縁が切れた訳ではない。
元通りとはいかない。でも平和で幸せ。
そしてその幸せは、蘭が棒立ちしてたら降ってきたものではありません。
彼女が歩いてきた先に辿り着いたものです。
これまでは、誰かに幸せにしてほしくて誰かの名を叫ぶだけだった。上手くいかなければ誰かのせいにして、座り込んだそこからは1歩たりとも動かない。
そんな何処にも行けない人生から、やっと卒業できました。
自分で目的地を決め、沢山の人と助け合いながら、そこまで自分の足でたどり着く。
蘭はやっと、夢みる少女から現実を生きる大人へと成長できたのでしょう。


原作その後シリーズの完結、おめでとうございます。
蘭ちゃんの七転び八起きな成長話、お見事でした。
ありがとうございました(*^-゜)vThanks!














私の悪い癖で、下記のポエム(爆)もどきを書いてて感想が遅くなりました。
いやもう、原作その後シリーズを読んだら浮かんできてしまって!
このお話のイメージを童話風にしてみましたので、よろしければどうぞ↓

***

子供時代のなだらかな山道が終わり、大人になるための険しい山道への入り口で、二人の子供がいました。
「新一、いつもみたいにおんぶして。」
「蘭。子供の頃は出来たけど、これから先は蘭も大きくなるだろう。もう俺一人じゃ背負えない。蘭も一緒に歩いてくれ。」
「やだ。私はずっとおんぶでここまで来たんだよ。歩き方なんて分かんないよ。」
「でもこの先俺が進みたい道は凄く長くて険しい山道なんだ。俺が転んだ時には、隣で歩く奴が助けてくれないと。」
「じゃあそんな道に行かなければいいじゃない。私を背負って歩けるくらい、もっと楽な道を探してよ。」
「俺の行きたい目的地は、そんな楽な道じゃ行けないんだ。
俺がいたら、蘭は一生歩けない。
だから、さようなら、蘭。」
新一は立ち去って行きましたが、蘭は泣いて新一の名を呼ぶだけ。追いかけることはしませんでした。
「誰か私をおんぶして。」
蘭は自分をおんぶしてくれる人を探しましたが、そんな人はいません。皆自分が歩くので手一杯なのです。
その内、自分が出したゴミが道に溢れかえり、蘭は這いずるように移動せざるを得ませんでした。
でも、そうして這いずるうちに、
「おんぶは出来ないけれど、少し手伝うくらいはできるよ。」
そう言って、道すがら蘭に少し手を貸してくれる人たちはいました。
「そうか。おんぶが無くても、こうして手を貸してもらえれば、私も歩けるようになるんだ。」
自分で歩けるようになった蘭は、お返しに歩けない人に手を貸して。そして、自分が歩けなくなった時には、手を貸して貰って。時には転ぶけれど、おんぶしてくれる人はいないけれど。少し休めば傷はよくなるし、道すがら声をかけてくれる人がいるだけで、少し元気がでることに気付きました。
そんなこんなを繰り返し、気付いたら、山を半分まで登っていました。
「こんなに自分の足で登れるようになるなんて、驚きだわ。
でも助けてくれる人がいなかったら、ここまで来れなかった。
新一も助けてくれる人がほしかったのかな。今も一人で登ってるのかな。
あっ、あそこにいるのは新一だ!」
蘭が見上げた先には高い高い山。その山道にいるのは新一でした。
新一がいる所の高さに比べたら、蘭がいる所は麓のようなものでした。
「あんなに高い所にいるなんて。山頂はもっと先なのに。
新一が登りたい山は、こんなにすごい山だったんだ。」
新一は誰かと並んで歩いていました。
新一がその人の手を引いたかと思うと、今度はその人が新一を支えました。
「二人は助け合って歩いているんだね。」
蘭は安心しました。
その山は空に向かって高く伸び、雲を突き抜けて蘭に山頂は見えません。
「きっと、あの雲の上に新一の行きたい所があるのね。頑張ってね。」
新一が目指す山頂は、きっと色とりどりの花が満開に咲いていることでしょう。
蘭の目的地はそれよりもずっと低く、そんな花畑はないのかもしれません。
「それでも、私が自分の足で辿り着いたものなら。
そこに一輪でも花が咲いていたら、私はそれを今度こそ大切にしよう。」
そうして蘭は、自分の目の前にある道を再び歩き出したのでした。

御礼と掲載許可

万里様

こんにちは。
「原作その後」シリーズ、完結おめでとうございます( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆
との祝辞ありがとうございました(*- -)(*_ _)ペコリ

<(もしかしたら、英理と優花さんの番外編とかもありですか…?(*´∀`))
どうでしょう( ̄ー ̄)ニヤリ
もしよろしかったら万里様お書きになりません?(おい作者www



<<放った言葉は戻らないし、取り消せない。
<<逆に声にしなかった告白の返事と初恋に縋りついた行動。
<<気付けば、どんなに言葉を重ねても、謝罪が届かない立場になっていた-。
<この子は本当に、いらんことばかり言うよな…┐(´д`)┌
ここら辺最初は倍の長さでしたが、凝縮させようと言葉を厳選しました。
なので取り上げて下さり、嬉しいです。


<そう。新一よりも、新一親衛隊・セコム軍団(笑)が阻止しているのですね~。
<そりゃ、ストーカー加害者に会いに行こうなんてしたら止めますわ(。-∀-)
<むしろセコム達も、「あんなのに構う暇があるなら、俺達に構って(>_<)」というのが本音だったりして(笑)
はい。そうです。最初この設定なかったんですけどね
気付いたらセコム達があれ-???( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \


ええ、京園のリアル別れを書きました。
お互いを大事に想うからこそ という感じで蘭には出来なかった潔さが出てたら嬉しいです。


<<新一君にとっての推理みたいなものよね
<<そして同時に推理オタクと貶した自分の浅慮さを感じ、俯く
<蘭が新一の夢を素直に認められなかったのは、無意識のうちに「自分は生き方を変えたくない、新一が私に合わせてよ!」と思っていたからかもしれない。
<新一が夢を叶えてしまえば、自分は置いてけぼり。だからと言って、新一についていくなんて努力はしたくない。
<だから相手を否定した。私が好きなら、生き方を変えて、と。
<確かに、相手と添い遂げるために生き方を変えるのも1つの選択。
<しかし蘭は、相手と別れて生き方を貫くのも1つの選択だということを考えもしなかった。
<新一が離れていったのは、それも理由の1つでしょう。
<冒頭のおとぎ話しかり、相手にばかり犠牲を強いるお姫様なんて愛情を感じられません。
そしてキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
万里様節キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!(全力で誉めてます)
(*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)ウンウン♪


<<「君は誰にでも優しいけど、僕にだけは辛辣になった。」
<愛情不足の子供時代を過ごした大人は、恋人に対して愛情を試すような攻撃的な行動を取ってしまう。
<しかし、蘭は別に虐待されてたって訳でもないんだよなあ…(;´д`)
本当にね…空手習わなきゃよかったのにorz



<園子だって、財閥で高い地位を築いていて、蘭とは住む世界が違うはず。
確かに…!園子の友情こそ凄い(((uдu*)ゥンゥン


<会えなくても、元の関係に戻れなくても、その伝言だけで、報われる。
<これぞ、DV被害者達に寄り添ってきた成果、蘭が長年歩んできた茨道のたどり着いた先の光景です。
<その光景は、例えるならぽつんと一輪の小さな花が咲いているだけ。満開の花畑なんかじゃない。
<でもその一輪の花だけで感謝の気持ちが湧き出る。それが蘭の成長なのですね。(T0T)
万里様の読解力に拍手ヾ(o´∀`o)ノワァーィ♪
ありがとうございますx2嬉しい(≧▽≦)

ええ、当初やり直しを予定してました(蘭とは反対に切れなかった幼馴染として)が皆様の反応見ているうちに
逆になっておりましたあれ-??(・・?


<<その際に英理が優花にカウンセリングを依頼した時の話を明かされ、本当の親子になれた気がしたのは別に紙幅を費やして語りたい話である。
<お待ちしております!!ヾ(*≧∀≦)ノ゙
ありがとうございます。
ネタだけはあるんです…!ネタだけは誰か料理して-!(自分でやれ)



同意頂けて嬉しいです。
そう元通りにはならない。でも、そこそこ平和で幸せ。

<そしてその幸せは、蘭が棒立ちしてたら降ってきたものではありません。
<彼女が歩いてきた先に辿り着いたものです。
<これまでは、誰かに幸せにしてほしくて誰かの名を叫ぶだけだった。上手くいかなければ誰かのせいにして、座り込んだそこからは1歩たりとも動かない。
<そんな何処にも行けない人生から、やっと卒業できました。
<自分で目的地を決め、沢山の人と助け合いながら、そこまで自分の足でたどり着く。
<蘭はやっと、夢みる少女から現実を生きる大人へと成長できたのでしょう。
(*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)ウンウン♪
私の言いたい事が伝わっていて感謝感激でございます(((o(*゚▽゚*)o)))

蘭ちゃんの七転び八起きな成長話、見守って頂きまして、こちらこそありがとうございました(*^-゜)vThanks!



さて万里様の素敵な癖 ポエム読ませて頂きましたv( ̄Д ̄)v イエイ
あの、あのこれ掲載させて頂いて宜しいでしょうか?
題名は『原作その後シリーズ 童話風』『一輪の花を探して』とか??あ、勿論万里様がこれというのがございましたら是非に教えて下さいませ。


感想としては…本当にシリーズを童話風にされたな お見事だな~と思いました。
雪月花桜の脳内で新志がジェット機とかで世界旅行しているイメージと蘭が自転車とかで国内横断しているイメージが浮かんでまして…!それと通じるものを感じました。
効率 セレブという点では新志に軍配が上がりますが、自転車旅ならではの良さとか足元の花に気付けるとか どっちがいい悪いとかは本当になくて
どちらが自分に合っているのか?どちらを自分が目指すのか?に尽きると思います。
何を幸福と思うのか?という点も絡み…人生とは何ぞや?という話になりそう。
この話では一輪の花でもというあたりに身の丈にあった幸せに落ち着いた蘭ちゃんが垣間見えていいなと思います。

それではまた
雪月花桜より(≧▽≦)




タイトルありがとうございますヾ(*≧∀≦)ノ゙

こんばんは、万里です。

私の謎ポエムを掲載して下さるということで、ありがとうございます(*⌒∇⌒*)
かなり雪月様のお話の原型無くなったな、と思ってたので、気に入ってくださって嬉しいです。
タイトルも思い付かなかったのですが、『一輪の花を探して』良いですね!!それでお願いします。雪月様にタイトルつけてもらえた♪o((〃∇〃o))((o〃∇〃))o♪

そう。
蘭は今までずっと、新一に花畑に連れていってもらって、幸せに慣れてしまった。だから花畑がないだけでガッカリして、一輪の花なんて気が付かなかったと思うんですよ。
でも、成長したことで、一輪の花の存在に感謝できた。
ジェット機と自転車旅行も良い例えですよね(*´・ω・`)b
幸せは人それぞれだし、
他人に与えられたものではなく、自分の力で手に入れたものだから誇りに思うし、満たされるのだと。

それでは失礼しました。

こちらこそ、掲載許可ありがとうございます。ヾ(*≧∀≦)ノ゙

万里様

こんにちは。
こちらこそ、掲載許可ありがとうございます。ヾ(*≧∀≦)ノ゙
いえとても良く纏められているなあと思いました。
それではタイトル、『一輪の花を探して』で掲載させていただきます。

<雪月様にタイトルつけてもらえた♪o((〃∇〃o))((o〃∇〃))o♪
喜んで貰えて何よりです。
万里様カワ(・∀・)イイ!!

<蘭は今までずっと、新一に花畑に連れていってもらって、幸せに慣れてしまった。
<だから花畑がないだけでガッカリして、一輪の花なんて気が付かなかったと思うんですよ。
<でも、成長したことで、一輪の花の存在に感謝できた。
うわあ この前振りもいいですね。


<幸せは人それぞれだし、
<他人に与えられたものではなく、自分の力で手に入れたものだから誇りに思うし、満たされるのだと。
旅行の例え 誉めて頂き、ありがとうございます。
(*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)ウンウン♪
ですよねx2

それではまた
雪月花桜より(≧▽≦)
プロフィール
ご訪問ありがとうございます(≧▽≦) 名古屋OLが歴史・節約・日頃・二次小説のことを書き綴っています。 コメント大歓迎★ ですが、宣伝や本文に何も関係ないもの もしくは激しく不愉快、コピペ等、そういった類は、私の判断により 誠に勝手ながら削除の方向です。楽しく語りたいです♪ 二次創作小説もありますが、このサイトは個人作成のものであり、原作者・出版社とは一切関係がありません。私なりの解釈を加えた二次小説もございますので自己責任でご覧になって下さい。

雪月花桜

Author:雪月花桜
タイトル通り名古屋OLがブログしてます。
歴史を元にした小説なんかも大好きでそれらについても語ったり、一次小説なんかも書いてますす。好きな漫画(コナンやCLAMP etc)&小説(彩雲国物語)の二次小説をupしておりますし、OLなりの節約・日々の徒然をHappyに語っています。

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