20代後半・夢の終わりは突然に~『夢見る少女の長い夢⑤』~万里様ご提供
万里様より頂いた作品です。
珍しく?新哀です。
遅れてきた誕生月プレゼントかバレンタインチョコかと思いました(´∀`*)ウフフ
***注意書き***
ヒロインには優しくありません。厳しめですので、ranちゃん派の方は此処で周り右願います。
この注意書きを無視して読んでからの苦情 不満等は対応致しかねます。
尚、他人様の作品であるという事で無断転載や引用、誹謗中傷は御止め願います。
また同じ理由で予告なく、掲載を取り下げるやもしれない事予め通知致します。
**************
万里様からの注意書き:
このお話は、蘭厳しめの新哀です。
蘭がかなりピエロな役割なので、ご了承の上ご覧下さい。
最後に管理人からの再確認です。
注意書き読まれましたね??厳しめです。ヒロインファン 新蘭派はリターン下さい。
それでもOK 大丈夫という方のみ どうぞw
ではスタート↓
新一から小箱を手渡される。
開けてみると、そこには眩い輝きを放つ大きな石の付いたリング。
『蘭、待たせて悪かったな。
結婚してくれ。』
その言葉に蘭は、一筋の涙を流す。
『ホントに遅いよ…
私、ずっと待ってたんだよ…?』
『でも、いつかきっとそう言ってくれるって、信じてた…
どんなに寄り道しても、最後はきっと、私のところに帰ってきてくれるって…』
ジリリリリリリリ!!
バンッ!
「…なんだ、夢かあ。」
目覚ましを止めた蘭は、ベッドから起き上がる。
「新一ったら、ホントにいつまで待たせるのよ。あーあ、情けないったら!」
甘い夢から乱暴に目覚めさせられ。
ガッカリした気分を上げようと、蘭はわざと大声で一人言を言い、身支度を始めた。
新一と別れてから 10年。
未だ、蘭は新一を待ち続けている。
蘭の二十代は残り僅かとなっていた。
(もう。早く覚悟を決めて、私にプロポーズしてくれないかなあ。)
ここ数年で同年代の結婚ラッシュとなり、蘭の望みは“告白”を通り越して“プロポーズ”へと格上げされていた。
現段階では恋人ですらないのだが、
「新一と出会ってもう20年を越してるもの。今さら他のカップルみたいに『まずはお付き合いしてお互いを知り合いましょう』なんてステップ必要ないよね。告白されたらすぐ結婚の話が出るに決まってる。」
と蘭は考えていた。
※
(久々に同窓会に行ったからかな、あんな夢見たのは。)
ポアロで開店準備をしながら、蘭は考える。
昨日は帝丹高校の同窓会だった。
あいにく新一も園子も欠席だったが、蘭はそれなりにパーティーを楽しんだ。
同窓生から、“ある質問”をされた時のことを思い返し、思わず顔がにやける。
『新一は用事で来れないって。相変わらずなヤツでごめんね~。』
『蘭ちゃんってまだ工藤君と親交あるんだね。付き合ってるの?』
『やだ~、そんなの幼馴染の腐れ縁ってだけだよ~。私も新一も、別に恋人いたし。今はフリーだけどね。
ていうか、よく恋人と勘違いされて、本当に困っちゃうんだよね~。』
高校の頃はしょっちゅう訊かれていた、「二人は付き合ってるの?」という質問。
口では否定しつつも、内心そう訊かれるのが嬉しくてたまらなかった。
蘭がポアロに勤めるようになってからも、気安く会話する自分達を見てお客さんに訊かれることはたまにあった。
しかし流石に高校時代と違い滅多に尋ねられることもなくなっていたため、その質問は久しぶりだった。
(やっぱり私達って、はたから見たら付き合ってるように見えるんだ…♪)
蘭は新一とのあれこれを考えて上機嫌だった。
―――ずっと空想してきた甘い夢の終わりが、突然訪れるとは思いもせずに。
※
事態が動いたのはその日の夕方だった。
閉店間際に新一がやってきたのだ。
「あれ、新一!」
「よ、久しぶり。」
「ホントにね。今度は何処で何してたのよ~」
「ちょっと、な。
あのさ、これから少し時間もらっていいか?話したいことがあるんだ。」
「えっ、」
新一はらしくもなく、顔を赤らめている。
今朝の夢を思い出して、蘭の胸は高鳴る。
(まさかあれは正夢…!?)
「えっと、大丈夫だけど。」
「じゃあ、ここ使わせてもらっていいかな?」
「え?ポアロでいいの?もうちょっとで閉店で、マスターも帰っちゃうよ?」
プロポーズするにしては色気のない場所なのに、という気持ちで聞き返す蘭に、話を聞いていたマスターが口を挟む。
「あー、いいよいいよ。
もうお客さんいないし、少し早めに店仕舞いしよう。最後に戸締まりだけしてくれればいいから。
片付け終わったら僕は先帰るから、蘭ちゃん、後はよろしくね。」
「あ、はい…分かりました…。」
「ありがとうございます。」
(プロポーズくらいロマンチックな場所でしてほしかったなあ。夜景の見えるレストランとか…。
ホント新一って、乙女心が分かってないんだから。)
そんな彼と付き合えるのは自分しかいないのだから仕方ない、と蘭は菩薩のような心地で許してやることにした。
人はそれを、上から目線と呼ぶ。
※
「で、話って何?」
蘭は二人分の珈琲を用意し、話に水を向ける。
皆目検討もつかない、というように振る舞っているが、蘭の内心はまるで幼い頃クリスマスプレゼントの箱を前にした時のように浮かれきっていた。
「ああ。あの、さ、」
珍しく歯切れの悪い新一。
その煮え切らない態度に、『もう、男らしくないわね!プロポーズくらいビシッと決めなさいよ!』ともどかしく思うが、何時になく照れ臭そうな様子には、いやが上にも蘭の期待は高まった。
「その、驚かないで聞いてほしいんだけど、さ。」
「うん。」
「この年で?って思われそうなんだけど、」
「うん。」
「俺、哀と結婚が決まったんだ。」
「、え?」
蘭は言われた意味が分からなかった。
一瞬、聞き違いかとすら思った。
(え…………?)
言葉を失い呆然とする蘭に、新一は言い募る。
「いやいや!俺、ロリコンじゃねーから!マジで!」
「哀が18になるまでまったし!保護者の阿笠博士にも挨拶したし!哀も俺に惚れてくれてるから!」
「ホントに、哀だけなんだよ、こんな気持ちになった相手は。俺はたとえ哀が年上でも好きになったし、おばあさんになっても変わらず愛し続ける!」
「、あはは!
なーんかビックリ~!
哀ちゃんみたいな美少女が、こ~んなオジサンを好きになってくれるなんて~!!」
蘭は混乱しつつも辛うじて口を開くと、大袈裟に笑い声を立てた。
そうでもしないと、新一に支離滅裂なことをぶちまけてしまいそうだったのだ。
そんな見苦しい真似は御免だ。
「いや~、ホントにそれな。服部にも散々ロリコン扱いされたよ(;つД`)トホホ」
「ま、若いお嫁さん貰う男の宿命だよね~(笑)
ていうかホントにビックリだよ~。いつから好きだったの~?」
(ずっと私のこと好きだったんじゃないの!?)
そう詰め寄りたいのを我慢して、蘭はなんとか茶化すように問いかける。
「…自覚したのはここ数年だけど、正直、好きだったのはかなり前からっぽい…。」
「え、かなり前…?」
「いや、俺はロリコンじゃないから。マジで。その証拠に他の子供に興味ないし、哀には早く成長してほしいと思ってたし。」
「それは分かったから。かなり前って、いつ頃からなの…?」
「…俺が大学入って暫くしてから…?」
(!?嘘でしょ?その頃、私のこと好きだったじゃない!)
「っ、そ、そうなんだ…」
「そんな目で見るなよ(T-T)」
「や、だから、別にロリコンとか非難してる訳じゃなくて。
ていうかその頃、新一、彼女取っ替え引っ替えだったじゃない?」
(それって、私のこと忘れられないからじゃなかったの!?)
「ああ、だからだよ。あの頃、哀への気持ちを誤魔化すために、他に好きな女を作ろうとしてたみたいだ。
自覚なくて無意識だったけど。」
「っ、へ、へえ…そうだったんだ…」
(そんな!じゃあ、『忘れられないヤツ』って…)
「でさ。蘭は忘れてるかも知れないけど、俺が数年前、『忘れられないヤツがいる』って溢したことあるだろ?
あの頃にようやく自覚したっつーか、覚悟決めた。」
「っ、そ、そうなんだあ。そんなことあったっけ?忘れちゃったあ!」
(私のことじゃ、なかった…)
「だろうな(笑)
で、哀が大人になったら気持ちを伝えようた思ってたんだけど、なんと、哀から先に『ずっと好きだった』と告白されたんだよ!」
「へ、え~、両思いだったんだね~。すっご~い!」
(そんな、だったらなんで、ずっと私に会いにポアロに来てたのよ?!だから私、待ってたのに…)
「まあな(*´∀`*)
実はここの珈琲豆も、哀への貢ぎ物として買いに来てたんだ。アイツここの珈琲がお気に入りでさ。
届けると『仕方無いわね。淹れてあげるから、飲んでけば?』って言ってくれるから。」
「、そっか。新一がウチ(ポアロ)に豆買いにくる割には、お茶せずすぐ帰っちゃうのって、そういうことだったんだ~。」
「ああ。一刻も早く、哀の喜ぶ顔が見たいからな。寄り道してる暇はねーぜ(v^ー°)」
(寄り道…私に会うことが…)
「あ、もしかして、まとめて買わずに一袋ずつだったのも、哀ちゃんに会う口実を増やすため…、」
「おいおい~お前、名探偵かよ~(*/□\*)」
(私に会いたいからじゃ、なかった…)
ずっと、新一がポアロに通うのは、自分に会いたいからだと思っていた。
だが、少し考えれば分かることだ。
もしも蘭が目当てなら、店でゆっくりしていくはずだ。
なのに新一は珈琲豆を買うと、いつもすぐに帰ってしまった。
早く哀に会いたかったからだ。
蘭のことなど眼中になかったのだ。
「~っでも大丈夫?子供の頃って、年上への憧れを恋愛と勘違いしがちじゃない?」
「それも考えて、哀が18になっても気持ちが変わらなかったら、ってことにしたんだ。阿笠博士も了承済み。」
「そ、そっか。良かったね、義理のお父さんにも気に入られて。
…もしかして、新一にここ数年、彼女いなかったのって、あ、哀ちゃんとのことが、あった、から…?」
「うんそう。哀のことが好きだって自分に認めてからは、流石にな。」
(私のこと、好きだからじゃ、なかった…)
「でも!哀ちゃんは本当にこの若さで結婚していいの?まだ遊びたい盛りなんじゃない?」
(18歳で結婚なんてズルい!私だって、有希子さんやお母さん達みたいに若い花嫁さんになりたかったのに!)
「普通はそうなんだけど、哀の家庭は色々あってさ。詳しくは話せないけど、哀は俺さえ良ければ結婚を遅らせるメリットはない、って考えてる。博士も同じ意見で、その辺は問題ねーよ。
それに哀はアメリカの大学に入る予定だし。あんな優秀な女を家庭に閉じ込めたりできねーよ。
俺も渡米して仕事の本拠地移すんだ。」
「っ、え、そ、そうなの?新一、アメリカ行くの!?」
(そんなの、私 聞いてない!!)
「ああ。今年の秋にな。」
「……そうなんだ、知らなかったよ。」
「おー、服部も驚いてさー(笑)」
「そりゃ驚くよ!結婚とかアメリカとか、そんな勝手に決めて、いきなり言い出して…」
(どうしてそんな大事なこと、私に言わずに決めちゃうのよ!?)
「大丈夫だって。ちゃんと哀とは何度も話し合ったんだから。」
「…そうなんだ…。そっか、そりゃあ、哀ちゃんには言うよね…パートナーだもんね…当たり前だよね…。」
(私のことは、もう、頭に浮かびもしないんだ…)
「でも、哀ちゃんは本当にそれでいいの?新一のためにアメリカに着いてくとか、無理させてるんじゃないの?
十歳も年上の恋人に意見するなんて難しいだろうし…」
「いや、逆だから。大丈夫。」
「逆?」
「哀が俺についていくんじゃなくて、俺が哀についていくってこと。」
「え?」
「元々さ、哀はアメリカに進学予定だったんだよ。それを急に、『気が変わったからやめた』って言い出して。
おかしいと思って話し合ったら、俺と離れたくなくてアメリカ行きを諦めたって。
だから、俺が哀に着いてアメリカに行くことにしたんだ。」
「そ、そんな、新一が、恋人に合わせて…?
し、新一は、いいの!?恋人と一緒にいたいなんて理由で、日本での探偵事務所畳んじゃうなんて、そんなの新一らしくないよ!」
(だって、だって昔は私を置いてきぼりにしたじゃない…!)
「俺にとって何よりも優先したいことが、哀の側にいて哀を守ることなんだ。
一番大事なものを手離さないためならば、二番目以降は諦めていい。
つか、そこまで深刻なことでもないぜ?探偵なんて何処でもできるしな。
哀のためなら拠点変えるくらい訳ねーよ。
アイツ、将来は薬の開発して、沢山の人の命を救うのが夢なんだ。
その夢を応援出来るなんて、恋人冥利に尽きるぜ。」
「そう……新一、変わったね…。前はもっと、自分のやりたいこと一番に優先してたカンジなのにね…」
「ま、俺ももうすぐ三十路だし。大人になったってことさ。」
(だったらどうして、高校生の時には事件よりも私を優先してくれなかったの!?)
(あの頃に私と離れたくないって、何よりも大事だって、どうしてそう言ってくれなかったの!?)
(今さらズルいよ!あの頃、私は凄く我慢してたのに!自分勝手にやりたいこと優先して私を蔑ろにした癖に!
新一なら仕方ないって、そういう勝手なところを分かってあげられるのは私だけだからって、そう思って待ってたのに!)
(なのに、今は成長したから恋人のために自分が我慢できるなんて!そんなの、あの頃の私が馬鹿みたいじゃない!)
(事件よりも恋を優先できるんなら、あの頃の私にそうしてよ!)
(酷い、酷いよ!!そんなのってないよ!!)
――このやり場のない黒い感情を全てぶちまけてしまいたい。
けれど、そんなみっともない真似をしたところで、新一に幻滅されるだけだ。
蘭はぐっと感情を飲み込み、わざとらしく時計を見て立ち上がる。
「あっ!もうこんな時間!ゴメン、私、もう帰らなきゃ。」
もはや爆発する前にこの場を立ち去るしかない。
「わりーな、引き止めて。
でさ、最後に聞いときたいんだけど、蘭は結婚式には出てくれるか?一応、高校の友人は一通り声かけるけど。」
ギクリとする。
新一が他の女のものになってしまう瞬間など見たいはずがない。
だが。
(結婚式には高校時代の友達もくるの…?)
普通は高校時代の友人など、社会人になれば疎遠になるものだが、帝丹は良家の子女が多く、新一は社交界で何人かの同窓生とまだ親交があるのだ。
しかも蘭は、何度か行われた同窓会で、昨日のように「私と新一は幼馴染だから未だに仲が良い」アピールを繰り返してきた。
蘭が式を欠席したら不自然に思われる。
(私だけ欠席したら、まるで新一に未練があるから逃げたみたいじゃない…!
そしたら、きっと私の居ないところで笑い者にされる。
それくらいなら、堂々と式に出て、何でもない顔して見せる…!)
「勿論出るわよ!楽しみにしてる!」
「ありがとな。後で招待状送るわ。」
※
蘭はその夜、ベッドにうつ伏せになり涙を流しながら懊悩煩悶していた。
酷い!酷い!
――新一は蘭にはなにもしていない
嘘つき!嘘つき!
――新一は嘘はついていない。ただ、言わなかっただけ。
どうして教えてくれなかったのよ!
――“ただの幼馴染”である蘭には、教える理由がない。
今さら新一を変えちゃう女の子が出てくるなんて!
ずっと待ってた私はどうなるのよ!?
――新一は待っててくれなど言ってはいない
そもそも、待てなかったのは自分のほうだ
そして、自分は新一を変えられなかった
――自分は哀に負けたのだ。
蘭も高校生の頃と比べれば大人になっていた。
そのため、感情から出てくる恨み辛みにも、理性が正論を言ってくる。
だから、蘭は嫌でも分かってしまった。
――新一は悪くない。
ただ、自分が一人で勝手に期待していただけ。
新一に責任転嫁して自分を正当化することも出来ない。
蘭はやり場のない感情に、一晩中苦しみ続けた。
※
現実へと叩き起こされた夢見る少女。
さあ、夢の終わりへカウントダウン。
――――――――――
蘭ちゃん、やっと現実を思い知る。
次回は地獄の結婚式です!(鬼)
モブ子へのインタビューコーナー( ・ω・)∩シツモーン
Q.蘭と新一が付き合ってるように見えたんですか?
A.「まさか(笑)
付き合ってもいないのに彼女面wwウケるwww
って嫌味のつもりだったんだけど、通じてないとか末期だよねー。」
***雪月花桜の感想***
モブ子の嫌味・・・私には通じていますよ、モブ子&万里様。
けれどそういうのに限って本人にだけ分からないのが世の摂理?(・・?
・・・鈍感力ってある意味 生きている能力で必要なのかも・・・?? 私も鈍感な方なので身につまされます。
聡い人ならいや鋭くなくても現状と照らし合わせれば、ただの顔なじみ店員と客以上の関係はないと分かるというのにこの夢子ちゃんは・・・orz!幼馴染幻想が激し過ぎる・・・・!そのフィルター取った方がいいと思います(´ー`*)ウンウン
”そんな彼と付き合えるのは自分しかいないのだから仕方ない、と蘭は菩薩のような心地で許してやることにした。”
ってそんな上から目線は菩薩と言わないわ-!!(゚Д゚;)
のっけからヒートアップしてます雪月花桜です。
さあ、そんな夢子ちゃんも夢から覚める時がやってきました。皆様お待ちかねのターイムでございます♪
新一&哀ちゃん 結婚おめでとうございます(≧▽≦)
さて通じているようで通じていない(いや通じていないようで通じてる)新一と蘭の会話が一滴の水のマスコミへの質問に回答するがごとくの蘭ちゃんに見えて仕方ありません。
こういうことってありますよね(´ー`*)ウンウン
砂上の楼閣が崩れていく・・・・楽しい(鬼 楽しいです( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \
この蘭ちゃんは外面を取り繕うほどには大人ですから、誰にも迷惑が掛からないので読んでいて楽しい!(鬼発想
今迄の勘違いがどんどん崩されていく・・・寄り道呼ばわれされる蘭ちゃんv( ̄Д ̄)v イエイ(酷い
お見事です・・・・!流石、万里様なり。
そしてここでロンドンでの告白を哀ちゃんからしたという情報が!
ロンドンで新一に告白させた蘭ちゃんとは正反対。
そして側にいたいからと自分の夢を延ばそうとする哀ちゃんに対し、彼女に寄りそい付いていく新一!
こちらも正反対…!(*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)ウンウン♪
これも蘭は自分の時はそんなことしてくれなかったと嘆いてますが、貴女自分の夢諦めるとか本当の意味で我慢するとかしてませんよね!?ただただ側にいて欲しいだけ・・・・それじゃあ探偵という夢を持つ新一の心は動かせません。
哀ちゃんが本当に献身的だったからこそ、そういう気持ちになれたのであり・・・卵が先か鶏が先かみたいな話ですが・・・
つまりそういう事なんだと思います。
これまた一滴の水で蘭が助けを求めているばかりだったのに対し、一緒に共闘できる志保に心が移る様を彷彿とさせます。
最初に読んだ際には、然程似ているとは思わなかったのですが、感想を書くためじっくりゆっくり読むと底辺に流れているのは一緒なのだなと思います。じんわり嬉しいです 万里様(≧▽≦)
ただ妄想が激しかった分、結婚式編では一滴の水 蘭より酷い目に遭いますね 確定です。
流石容赦ない 万里様(誉めてますから!全力で誉めてますからね!)
顔で笑って心で泣いての【夢見る少女 最後の日】もすぐお届け致します。
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