ブラウン神父の童心

推理小説マイブームになり、そういえば海外で有名どころってコナン・ドイル　アガサクリスティーくらいしかメインで読んでないなと気づき他の作家さんも読んでみました。


チェスタトンのブラウン神父です。





背が低くてぱっとしない印象のブラウン神父が、様々なテイストの事件を解決する、ミステリーの短編シリーズ第一弾です。
説明文がちょっとまわりくどくて長くて読みにくい（外国文学に多いんですよね　エラリークイーンにも似たものを感じた。）けれど
短編集のお蔭様で何とか読み終えました。

元々は神父のライバルの怪盗、後に改心して探偵として神父の相棒となるフランボウとのやり取りが魅力的でした。
木の葉は森の中に隠せという超有名な文句が出てくる「折れた剣」が好き。
この中で元怪盗フランボウに対しても“善良で無垢な考えでいっぱいだ”と言い切ってしまうブラウン神父。彼の魂は元々善良なのですね(*´▽｀*)
たまたま環境的に良くない場所にいただけで。盗んだ品を返したあたり、怪盗キッドを彷彿とさせるのは、私がコナンのファンだからでしょうかｗでもキッドは探偵にはならないでしょうね(⌒▽⌒)アハハ!