アヒルと鴨のコインロッカー
『アヒルと鴨のコインロッカー』 伊坂幸太郎著
以前推理小説について記事を書いた時、常連のエルリア様に勧められた本です。(記事が遅いっ!)
当時、貸出中で逆に『オーデュボンの祈り』という本を読みました。それは島も住人も独特で所謂不思議ワールドなお話でした。
伊坂ワールドとでも言いましょうか…。
今回もそれを味わえそうです。だって題名からしてアヒルに鴨のコインロッカー ですよ( ´艸`)
どういう題名と(・・?と思いました。

<あらすじ>
引っ越してきたアパートで出会ったのは、悪魔めいた印象の長身の青年。初対面だというのに、彼はいきなり「一緒に本屋を襲わないか」と持ちかけてきた。彼の標的は――たった1冊の広辞苑!? そんなおかしな話に乗る気などなかったのに、なぜか僕は決行の夜、モデルガンを手に書店の裏口に立ってしまったのだ! 清冽な余韻を残す傑作ミステリ。第25回吉川英治文学新人賞受賞。
以下ネタバレありの感想です。
未読の方はここでリターン下さい。
↓
ミステリー小説の初読の楽しみ 驚きは1回限りのものです。
よろしいですね??
ではどうぞW
以前推理小説について記事を書いた時、常連のエルリア様に勧められた本です。(記事が遅いっ!)
当時、貸出中で逆に『オーデュボンの祈り』という本を読みました。それは島も住人も独特で所謂不思議ワールドなお話でした。
伊坂ワールドとでも言いましょうか…。
今回もそれを味わえそうです。だって題名からしてアヒルに鴨のコインロッカー ですよ( ´艸`)
どういう題名と(・・?と思いました。

<あらすじ>
引っ越してきたアパートで出会ったのは、悪魔めいた印象の長身の青年。初対面だというのに、彼はいきなり「一緒に本屋を襲わないか」と持ちかけてきた。彼の標的は――たった1冊の広辞苑!? そんなおかしな話に乗る気などなかったのに、なぜか僕は決行の夜、モデルガンを手に書店の裏口に立ってしまったのだ! 清冽な余韻を残す傑作ミステリ。第25回吉川英治文学新人賞受賞。
以下ネタバレありの感想です。
未読の方はここでリターン下さい。
↓
ミステリー小説の初読の楽しみ 驚きは1回限りのものです。
よろしいですね??
ではどうぞW
最初題名が???と疑問符だらけになり、どんな話か全く想像がつきませんでした。
河崎が・・・すごい…!
2年前と現在の話が交錯します。
ドルジと河崎と琴美の三人の物語に途中参加した椎名といった形です。
このせいか彼は主人公のはずなのに蚊帳の外というか、脇役なんですよね 。
途中で、現在の河崎=ドルジという叙述?トリックが判明しΣ(゚Д゚)(はてながついているのは椎名も河崎だと思いこんでいたから)
二年前のペット殺しと現在の書店襲撃がだんだん繋がっていく感じが面白く、 今までの伏線が終盤に一気に回収されていくのは爽快でした。
ただ警察が空気なのは伊坂さんの作品と定番なのでしょうか ね?
オーデュボンの祈り という作品でも思ったのですが、伊坂さんの作品は独特の世界観が広がっており、それに馴染めるか否かで好き嫌い別れそうな気がします。
オーデュボンの祈りほど異世界感はなかったですが、日常の中に非日常があるような 日常な風景が一箇所だけ少し揺らいでいるような感覚に陥りました。
河崎が・・・すごい…!
2年前と現在の話が交錯します。
ドルジと河崎と琴美の三人の物語に途中参加した椎名といった形です。
このせいか彼は主人公のはずなのに蚊帳の外というか、脇役なんですよね 。
途中で、現在の河崎=ドルジという叙述?トリックが判明しΣ(゚Д゚)(はてながついているのは椎名も河崎だと思いこんでいたから)
二年前のペット殺しと現在の書店襲撃がだんだん繋がっていく感じが面白く、 今までの伏線が終盤に一気に回収されていくのは爽快でした。
ただ警察が空気なのは伊坂さんの作品と定番なのでしょうか ね?
オーデュボンの祈り という作品でも思ったのですが、伊坂さんの作品は独特の世界観が広がっており、それに馴染めるか否かで好き嫌い別れそうな気がします。
オーデュボンの祈りほど異世界感はなかったですが、日常の中に非日常があるような 日常な風景が一箇所だけ少し揺らいでいるような感覚に陥りました。
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