アイザック・アシモフ~黒後家蜘蛛の会2~
2021/1/27で読んだと記事にしたアイザック・アシモフ著 黒後家蜘蛛の会の続きです。
<あらすじ>
おなじみ〈黒後家蜘蛛の会〉の面々が顔をそろえるや、推理談義に花が咲く。博識多才な万能作家アシモフの博覧強記ぶりを遺憾なく発揮する連作短編の数々。お得意の宇宙科学からトールキン、果てはシャーロッキアンに関するまでのマルチ・アングルから材を採ったアシモフならではの推理譚。ヘンリーの叡智は今夜も冴えわたる。
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ミステリーには初読の楽しみというのがありますからなるべくネタバレにならない感想です。
ですが絶対かと言われると・・・微妙なところなので絶対ネタバレ禁止主義の方はここでリターン下さい。
よろしいですね??
気に入った作品は下記の通り。
1作目 追われてもいないのに・・・ゲストに作者!作者本人としか思えない人が出ている・・・!
こういうのやられると私、テンション上がります( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \
世間的にキャラが知られている作家さんなら、読者にも分かるし、たまにこういう遊び心あると謎解きがより楽しくなる。
作品毎の後書も健在でそこで奥さんに原稿を見せた時の反応も楽しい。自分が思っている自分と他人(奥さんであっても自分ではない)から観た自分には差があるのだとしみじみ感じた。
3.鉄の宝玉・・・これはミステリでは定番の1つになっているネタ。財産価値があるのは実は・・・である。
この人が最初に書いたのかしら?初版が1978年・・・。私が産まれる前・・それなのに古臭くなく今でも鮮やかなのはお見事(・∀・)ウン!!ただ、悪人が得をして逃げ切った後なのはちょっと後味悪かった。
余計なこと言ったせいで金庫にしまい込んで盗めなかったとかだったら読後感良かったのに。
5.殺しの噂・・・母国語でない外国語を聞いた時の間違いのミステリ版。
よくこんな詩を見つけてきたなという感心と指輪物語 作者 亡くなったJ・R・R・トールキンへの尊敬が込められていて、作家ならではの哀悼の表現が良いと思いました(゚д゚)(。_。)ウン(゚д゚)(。_。)ウン
11.省略なし・・・ビブリア古書シリーズでも出てきたアンカット本が出てきたヾ(o´∀`o)ノワァーィ♪
そんな隠し場所と伯母の言いまわしに唸った。人って自分なりの言葉に変えて話しちゃうことあるものね。
一度もアンカット本を見た事ないので、ちょっと見てみたい。
12.終局的犯罪・・・ヘンリーがシャーロック・ホームズが好きな事が分かる編(*´∀`)
熱弁した挙句、拍手され顔を赤めるヘンリーがカワ(・∀・)イイ!!
このお話読んでいるとモリアーティー教授のことも実は好きなのではと思わざるを得ないww
そういえば名探偵コナンのコナンも教授のことも好きで映画で「ラインバッハの滝でご注意を。」とか言ってるし、ホームズ好きは同時に教授のことも好きになるのかも。
訳者のあとがきと解説も好き。実は読み始められなくて数ページで済むこちらから読み、読書欲に火をつけた(笑)
しかし色んな知識を詰め込んだこの本の訳は大変でしょうねぇ 感謝です
解説は読みたくなる情報の宝庫ww。この本の中毒だという越前さんの解説は楽しいし、読みたくなるv( ̄Д ̄)v
5巻まであるらしいのでまだ読む楽しみが3冊残っている(´∀`*)ウフフ
この解説で言及されている6の刊行が実現するといいなあ 洋書ではあるけど日本語版は今調べた限りでは見当たらないんですよねえ

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<あらすじ>
おなじみ〈黒後家蜘蛛の会〉の面々が顔をそろえるや、推理談義に花が咲く。博識多才な万能作家アシモフの博覧強記ぶりを遺憾なく発揮する連作短編の数々。お得意の宇宙科学からトールキン、果てはシャーロッキアンに関するまでのマルチ・アングルから材を採ったアシモフならではの推理譚。ヘンリーの叡智は今夜も冴えわたる。
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ですが絶対かと言われると・・・微妙なところなので絶対ネタバレ禁止主義の方はここでリターン下さい。
よろしいですね??
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1作目 追われてもいないのに・・・ゲストに作者!作者本人としか思えない人が出ている・・・!
こういうのやられると私、テンション上がります( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \
世間的にキャラが知られている作家さんなら、読者にも分かるし、たまにこういう遊び心あると謎解きがより楽しくなる。
作品毎の後書も健在でそこで奥さんに原稿を見せた時の反応も楽しい。自分が思っている自分と他人(奥さんであっても自分ではない)から観た自分には差があるのだとしみじみ感じた。
3.鉄の宝玉・・・これはミステリでは定番の1つになっているネタ。財産価値があるのは実は・・・である。
この人が最初に書いたのかしら?初版が1978年・・・。私が産まれる前・・それなのに古臭くなく今でも鮮やかなのはお見事(・∀・)ウン!!ただ、悪人が得をして逃げ切った後なのはちょっと後味悪かった。
余計なこと言ったせいで金庫にしまい込んで盗めなかったとかだったら読後感良かったのに。
5.殺しの噂・・・母国語でない外国語を聞いた時の間違いのミステリ版。
よくこんな詩を見つけてきたなという感心と指輪物語 作者 亡くなったJ・R・R・トールキンへの尊敬が込められていて、作家ならではの哀悼の表現が良いと思いました(゚д゚)(。_。)ウン(゚д゚)(。_。)ウン
11.省略なし・・・ビブリア古書シリーズでも出てきたアンカット本が出てきたヾ(o´∀`o)ノワァーィ♪
そんな隠し場所と伯母の言いまわしに唸った。人って自分なりの言葉に変えて話しちゃうことあるものね。
一度もアンカット本を見た事ないので、ちょっと見てみたい。
12.終局的犯罪・・・ヘンリーがシャーロック・ホームズが好きな事が分かる編(*´∀`)
熱弁した挙句、拍手され顔を赤めるヘンリーがカワ(・∀・)イイ!!
このお話読んでいるとモリアーティー教授のことも実は好きなのではと思わざるを得ないww
そういえば名探偵コナンのコナンも教授のことも好きで映画で「ラインバッハの滝でご注意を。」とか言ってるし、ホームズ好きは同時に教授のことも好きになるのかも。
訳者のあとがきと解説も好き。実は読み始められなくて数ページで済むこちらから読み、読書欲に火をつけた(笑)
しかし色んな知識を詰め込んだこの本の訳は大変でしょうねぇ 感謝です
解説は読みたくなる情報の宝庫ww。この本の中毒だという越前さんの解説は楽しいし、読みたくなるv( ̄Д ̄)v
5巻まであるらしいのでまだ読む楽しみが3冊残っている(´∀`*)ウフフ
この解説で言及されている6の刊行が実現するといいなあ 洋書ではあるけど日本語版は今調べた限りでは見当たらないんですよねえ

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