アイザック・アシモフ~黒後家蜘蛛の会3~
1月に1巻を2月に2巻を紹介した 『アイザック・アシモフの黒後家蜘蛛の会3』を3月に紹介です。
気付いたら1月に1冊紹介という流れになっております(*´▽`*)
<あらすじ>
“黒後家蜘蛛の会”には数々のお楽しみがあるー会員たちによる丁々発止の会話、ゲストが食後に提供する多様な謎、そしてその難問を見事に解決する偉大なる給仕へンリーの名推理が。黄金パターンを確立した、殿堂入りの連作ミステリ短編集第3巻には、火星や日蝕の様相など科学の領域から、アメリカ大統領にまつわるトリビアまで、多岐にわたる分野に材を取った全12編を収録。
【目次】
ロレーヌの十字架/家庭人/スポーツ欄/史上第二位/欠けているもの/その翌日/見当違い/よくよく見れば/かえりみすれば/犯行時刻/ミドル・ネーム/不毛なる者へ
↓こちらから 楽天で購入出来ます。
雪月花桜を応援して下さる方はポチッと逆に雪月花桜が得するなんで(´・д・`)ヤダという方(笑)はAMAZONとか他サイトへどうぞ。

それでは感想行きます。
推理小説なので、なるべく致命的なtネタバレしないように書いておりますが・・・絶対とは言い切れないので、絶対ネタバレ禁止という方はリターン下さい。
よろしいですね???
またしても解説から読む邪道っぷりwww
そしたらいきなり『謎解きはディナーの後で』の小話!
あれ??これブラックウィドワーズだよね?と表紙を見直す( ´艸`) この作品好きな雪月花桜としては得した気分v( ̄Д ̄)v イエイ
麗子の質問をことごとく先回りして外してしまう執事 影山の姿は、本作品に似ているようで実は東川先生が本書の魅力『ひとつのミステリにおける理想郷』を影山に語らせているのだなと思う。
感心したのは確かだが一言 言いたい!
『解説任されながら、東川篤哉さん自身の言葉は一言もないんかいっ!』( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \
全部影山に言わせる徹底ぶりはいっそ見事と言えようww
さて解説に拘ってないで本編の感想です。
アシモフの雑学知識(特に科学的知識)がこれでもかと語られる。
凄いけれど、好みで言うなら興味を惹かれるテーマは少ない。天体とかロシア語 ちょっと難しく感じる。
また アメリカ在住で英語文化に精通していなければ解けない謎もあり、知っていたはずの事実の思わぬ面を見た「ああ-!」という爽快さはあんまりない。英語圏の人にはたまらないんでしょうね いいなあ。
これの日本語版誰か書いてくれないかしら。
もしくはアガサクリスティーみたいに日本版(有名なのは そして誰もいなくなった とか)でドラマ リメイクしてほしい。
女性禁制でインテリの男達が集う明治後期 大正初期の富豪の館とかで(゚д゚)(。_。)ウン(゚д゚)(。_。)ウン
それで日本語ならではの同音異義語とか習慣による思い込みが織りなすミステリを給仕 ヘンリーならぬ平次が解く とか( ´∀` )
お気に入りは 不毛なる者へ です。亡くなった仲間が他のメンバーに遺産を残す だが指定された ただ一人が分からない話。
最初遺産を巡る気分悪い展開だったのが、亡くなった彼、実は何が何でも皆に謎解きさせたくて且つ解けなかった時のこと考えてないんだな とじわじわと思い知る。かつての仲間に遺産ゆずる気満々なのに、解けなかったときのことを考えていないというwwアガサクリスティー作品にもいました こういう人。
まあヘンリーがいましたから、駄洒落みたいな謎も無事解け、遺産相続者に決定したメンバー(誰なのかは読んでのお楽しみ)によってヘンリーにもお金がいくようにするのとその時の彼の台詞が素敵でヘンリーが報われてて良かった。
ただの給仕ではなくメンバーの一人としての確かな居場所をヘンリーは得ていると再認識できて嬉しい(((o(*゚▽゚*)o)))

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<あらすじ>
“黒後家蜘蛛の会”には数々のお楽しみがあるー会員たちによる丁々発止の会話、ゲストが食後に提供する多様な謎、そしてその難問を見事に解決する偉大なる給仕へンリーの名推理が。黄金パターンを確立した、殿堂入りの連作ミステリ短編集第3巻には、火星や日蝕の様相など科学の領域から、アメリカ大統領にまつわるトリビアまで、多岐にわたる分野に材を取った全12編を収録。
【目次】
ロレーヌの十字架/家庭人/スポーツ欄/史上第二位/欠けているもの/その翌日/見当違い/よくよく見れば/かえりみすれば/犯行時刻/ミドル・ネーム/不毛なる者へ
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よろしいですね???
またしても解説から読む邪道っぷりwww
そしたらいきなり『謎解きはディナーの後で』の小話!
あれ??これブラックウィドワーズだよね?と表紙を見直す( ´艸`) この作品好きな雪月花桜としては得した気分v( ̄Д ̄)v イエイ
麗子の質問をことごとく先回りして外してしまう執事 影山の姿は、本作品に似ているようで実は東川先生が本書の魅力『ひとつのミステリにおける理想郷』を影山に語らせているのだなと思う。
感心したのは確かだが一言 言いたい!
『解説任されながら、東川篤哉さん自身の言葉は一言もないんかいっ!』( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \
全部影山に言わせる徹底ぶりはいっそ見事と言えようww
さて解説に拘ってないで本編の感想です。
アシモフの雑学知識(特に科学的知識)がこれでもかと語られる。
凄いけれど、好みで言うなら興味を惹かれるテーマは少ない。天体とかロシア語 ちょっと難しく感じる。
また アメリカ在住で英語文化に精通していなければ解けない謎もあり、知っていたはずの事実の思わぬ面を見た「ああ-!」という爽快さはあんまりない。英語圏の人にはたまらないんでしょうね いいなあ。
これの日本語版誰か書いてくれないかしら。
もしくはアガサクリスティーみたいに日本版(有名なのは そして誰もいなくなった とか)でドラマ リメイクしてほしい。
女性禁制でインテリの男達が集う明治後期 大正初期の富豪の館とかで(゚д゚)(。_。)ウン(゚д゚)(。_。)ウン
それで日本語ならではの同音異義語とか習慣による思い込みが織りなすミステリを給仕 ヘンリーならぬ平次が解く とか( ´∀` )
お気に入りは 不毛なる者へ です。亡くなった仲間が他のメンバーに遺産を残す だが指定された ただ一人が分からない話。
最初遺産を巡る気分悪い展開だったのが、亡くなった彼、実は何が何でも皆に謎解きさせたくて且つ解けなかった時のこと考えてないんだな とじわじわと思い知る。かつての仲間に遺産ゆずる気満々なのに、解けなかったときのことを考えていないというwwアガサクリスティー作品にもいました こういう人。
まあヘンリーがいましたから、駄洒落みたいな謎も無事解け、遺産相続者に決定したメンバー(誰なのかは読んでのお楽しみ)によってヘンリーにもお金がいくようにするのとその時の彼の台詞が素敵でヘンリーが報われてて良かった。
ただの給仕ではなくメンバーの一人としての確かな居場所をヘンリーは得ていると再認識できて嬉しい(((o(*゚▽゚*)o)))

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