大奥19巻 完結 よしながふみ著
大奥19巻 完結していたのは知っていたけれど、単行本が2月に出ていたと全く気付かなくて先月に読みました(笑)
いや~長年に及ぶ女将軍の愛と人間ドラマが凄かった(・∀・)ウン!!
【内容情報】(出版社より)
16年に亘る超傑作がついに完結!!
安寧と言われた江戸時代にも終幕が。
江戸城明け渡しのその時、大奥では何が!?
そして、江戸城を追われた大奥面々のその後は!?
よしながふみ渾身のメッセージが込められた熱き一冊です!
2021年2月刊
以下ネタバレありの感想です。
未読の方はリターン下さい。
それではどうぞw
いや~長年に及ぶ女将軍の愛と人間ドラマが凄かった(・∀・)ウン!!
【内容情報】(出版社より)
16年に亘る超傑作がついに完結!!
安寧と言われた江戸時代にも終幕が。
江戸城明け渡しのその時、大奥では何が!?
そして、江戸城を追われた大奥面々のその後は!?
よしながふみ渾身のメッセージが込められた熱き一冊です!
2021年2月刊
以下ネタバレありの感想です。
未読の方はリターン下さい。
それではどうぞw
この「大奥」の慶喜は何と戦を勝に丸投げ!錦の御旗に恐れをなし、部下も見棄てる有様(ひどい)
史実でもこれはやらかしてます(おい
そして馬鹿にしていた天璋院・静寛院宮へ取り成しを頼む始末(これも史実通りなんだけど)
ちか子は慶喜の為に交渉なんか嫌だと拒否するけど、彼の為ではないと天璋院に説得され動くことに。
結局、勝海舟VS西郷隆盛の直談判の場に密かに集合した面子はなんと瀧山・天璋院・武家の男に変装したちか子!
なんという豪華メンバーΣ(・ω・ノ)ノ!
隣の部屋で勝と西郷の話し合いを聞いていたちか子は西郷の女将軍を認めない言葉に怒りを感じて、いきなり襖を開けて西郷に猛抗議して脅しまでかける!ここが凄い!滝山は和宮が本当に御台になられたのだと涙するシーンがいい・・・><
和宮が内親王であると知ったと同時に天璋院が差し出した宸翰の内容を読んだ西郷は、和宮様が女性なら将軍が男性であったに違いとわざわざ自論を展開し、無血開城の条件を呑む。
その後最後の花見で女性の姿に戻った美しい女宮 静寛院宮の姿が!
その姿に『ああ、そういうことであったのか』と、ひれ伏す家来たちは納得する静かで美しい情景が素敵・・・・・!
そして引き渡し当日。瀧山が江戸城以外で生きていくのが思い描けないと自害を図るが、察した仲野が駆け付けたことと、天璋院が馬を走らせ、薩摩藩に医者の手配を頼み、一命をとりとめます。
実は懐に忍ばせた亡き家定の形見の懐中時計も自害失敗した原因ってのがいいです。
亡き家定、和宮、天璋院 皆に叱られ、養子にした仲野にも泣かれ、死ぬことを禁じられる瀧山。
この時の医者の話で家定が毒殺ではなく、妊娠ゆえの病死だったと語られ心のつかえが取れる天璋院。
時は流れ、明治。実業家になった瀧山に雇ってくれと言ってる胤篤がいました(笑)主従逆転www
そして瀧山のシルクハットを追いかけた胤篤は、小さい頃に留学したことで有名な津田梅子に出会う。
その話す内容がいいv( ̄Д ̄)v イエイ
「内緒ですが私はその昔、将軍の御台所だった男なのです。この国はかつて代々女が将軍の座に就いていたのでございますよ・・・」( ̄ー ̄)ニヤリ
女だって国を動かす人物になることはできるのだと、梅子に彼なりのエールを送って終焉です。
めっちゃ良かったです!!(((uдu*)ゥンゥン
よしながふみ先生、お疲れさまでしたヾ(o´∀`o)ノワァーィ♪
史実でもこれはやらかしてます(おい
そして馬鹿にしていた天璋院・静寛院宮へ取り成しを頼む始末(これも史実通りなんだけど)
ちか子は慶喜の為に交渉なんか嫌だと拒否するけど、彼の為ではないと天璋院に説得され動くことに。
結局、勝海舟VS西郷隆盛の直談判の場に密かに集合した面子はなんと瀧山・天璋院・武家の男に変装したちか子!
なんという豪華メンバーΣ(・ω・ノ)ノ!
隣の部屋で勝と西郷の話し合いを聞いていたちか子は西郷の女将軍を認めない言葉に怒りを感じて、いきなり襖を開けて西郷に猛抗議して脅しまでかける!ここが凄い!滝山は和宮が本当に御台になられたのだと涙するシーンがいい・・・><
和宮が内親王であると知ったと同時に天璋院が差し出した宸翰の内容を読んだ西郷は、和宮様が女性なら将軍が男性であったに違いとわざわざ自論を展開し、無血開城の条件を呑む。
その後最後の花見で女性の姿に戻った美しい女宮 静寛院宮の姿が!
その姿に『ああ、そういうことであったのか』と、ひれ伏す家来たちは納得する静かで美しい情景が素敵・・・・・!
そして引き渡し当日。瀧山が江戸城以外で生きていくのが思い描けないと自害を図るが、察した仲野が駆け付けたことと、天璋院が馬を走らせ、薩摩藩に医者の手配を頼み、一命をとりとめます。
実は懐に忍ばせた亡き家定の形見の懐中時計も自害失敗した原因ってのがいいです。
亡き家定、和宮、天璋院 皆に叱られ、養子にした仲野にも泣かれ、死ぬことを禁じられる瀧山。
この時の医者の話で家定が毒殺ではなく、妊娠ゆえの病死だったと語られ心のつかえが取れる天璋院。
時は流れ、明治。実業家になった瀧山に雇ってくれと言ってる胤篤がいました(笑)主従逆転www
そして瀧山のシルクハットを追いかけた胤篤は、小さい頃に留学したことで有名な津田梅子に出会う。
その話す内容がいいv( ̄Д ̄)v イエイ
「内緒ですが私はその昔、将軍の御台所だった男なのです。この国はかつて代々女が将軍の座に就いていたのでございますよ・・・」( ̄ー ̄)ニヤリ
女だって国を動かす人物になることはできるのだと、梅子に彼なりのエールを送って終焉です。
めっちゃ良かったです!!(((uдu*)ゥンゥン
よしながふみ先生、お疲れさまでしたヾ(o´∀`o)ノワァーィ♪