中国武将列伝 上 田中芳樹著
最近、キングダムとYou tubeの影響で中国史に嵌っておりますので、そういった本を紹介していこうと思います。
田中芳樹先生の中国武将列伝です。
先生のこういう人物紹介が好きです。
内容紹介(「BOOK」データベースより)
悠久五千年の歴史を支えた、「名将」の条件とは何かー。中国歴史小説の若き旗手が、私的に選ぶ名将百人。知られざる英雄から、「史記」「三国志演義」でおなじみのヒーローまで。国を守り民に慕われた英傑たちの武勲とともに、王朝の繁栄と凋落を、翻っては雄大な歴史の流れを俯瞰する。本巻では、群雄割拠の春秋戦国時代より世界帝国・唐の成立までの約1400年を収録。
目次(「BOOK」データベースより)
大河のほとりー春秋時代/亡命者群像ー戦国時代/そびえたつ長城ー秦時代/灼熱の七年ー漢楚争覇時代/栄光と寂寥ー前漢時代/隴を得て蜀を望むー後漢時代/横行する虚像ー三国時代/流血の宴ー東西両晋時代/江南の春ー南北朝時代/世界帝国への序曲ー隋時代/人生、意気に感ずー唐時代(前)

キングダムで出てきたあの人が・・・!( ゚Д゚)
以下ネタバレありの感想です。
よろしいですね???
それではどうぞ。
田中先生が選ぶ百選。インタビュー記事のような話し口調です。
キングダムでは有名な李牧。こういう武将列伝では初めて読みました。
しかも田中先生 対匈奴戦でかなり高い評価されている(゚Д゚;)
白起、王翦、蒙恬も書かれていています。王翦の卒のない油断しないエピソードがあって(・_・D フムフムと読みました。
でも李信はいないですね・・・・。
その後 『史記』の世界で項羽の最後が凄い名文で司馬遷は彼を悪く言いつつも、凄い好きだったのではという批評には感心しました。確かに…政治家としてはダメダメだけど、まだ20~30代と考えれば、若者が才能を頼み武将として突っ走ったら老成した政治家に敗北した という感じする。
次はチート過ぎる光武帝の影で地味な臣下たち。いや優秀なんですけどね。主君が凄すぎるという。
更に皆様ご存知の三国志。曹操 周瑜 関羽が紹介されてます。定番です。
ただ三国志演義と史実との差も指摘されており、諸葛孔明は入ってません
軍師というより、内政向きの人だったというのが分かりやすく説明されています。
惜しいところで選に漏れたのが趙雲。
結構選に漏れた人も、その理由や実績など書いておられてそれも興味深いです。
次の東西両晋時代 そもそも知らないし、読んでもぐちゃぐちゃし過ぎでます。一人も知りませんでした。
南北朝時代になると国家の体を成しているので、有名な戦いのあの武将(楊大眼)とか隋時代あのエピソードの武将とか分かってきて楽しいです。やっぱり功績よりも個性的なエピソードが心に残りますね。
最後に唐の最初 ここで武将よりも隋の煬帝と唐の太祖が母方の従兄弟であり、身内内での政権交代と言えなくもないとあり、あ、そっか両方とも母親 独孤氏じゃん!母親同士が姉妹ではないですか。
知ってはいたけど、従兄弟という認識がなかった私は目から鱗気分でした。
だって隋と唐って全然別の王朝に思えるもの・・・・。
参加してます。ポチッとしますと素敵サイト様へ行けます!

節約・貯蓄ランキング

にほんブログ村

にほんブログ村
田中芳樹先生の中国武将列伝です。
先生のこういう人物紹介が好きです。
内容紹介(「BOOK」データベースより)
悠久五千年の歴史を支えた、「名将」の条件とは何かー。中国歴史小説の若き旗手が、私的に選ぶ名将百人。知られざる英雄から、「史記」「三国志演義」でおなじみのヒーローまで。国を守り民に慕われた英傑たちの武勲とともに、王朝の繁栄と凋落を、翻っては雄大な歴史の流れを俯瞰する。本巻では、群雄割拠の春秋戦国時代より世界帝国・唐の成立までの約1400年を収録。
目次(「BOOK」データベースより)
大河のほとりー春秋時代/亡命者群像ー戦国時代/そびえたつ長城ー秦時代/灼熱の七年ー漢楚争覇時代/栄光と寂寥ー前漢時代/隴を得て蜀を望むー後漢時代/横行する虚像ー三国時代/流血の宴ー東西両晋時代/江南の春ー南北朝時代/世界帝国への序曲ー隋時代/人生、意気に感ずー唐時代(前)

キングダムで出てきたあの人が・・・!( ゚Д゚)
以下ネタバレありの感想です。
よろしいですね???
それではどうぞ。
田中先生が選ぶ百選。インタビュー記事のような話し口調です。
キングダムでは有名な李牧。こういう武将列伝では初めて読みました。
しかも田中先生 対匈奴戦でかなり高い評価されている(゚Д゚;)
白起、王翦、蒙恬も書かれていています。王翦の卒のない油断しないエピソードがあって(・_・D フムフムと読みました。
でも李信はいないですね・・・・。
その後 『史記』の世界で項羽の最後が凄い名文で司馬遷は彼を悪く言いつつも、凄い好きだったのではという批評には感心しました。確かに…政治家としてはダメダメだけど、まだ20~30代と考えれば、若者が才能を頼み武将として突っ走ったら老成した政治家に敗北した という感じする。
次はチート過ぎる光武帝の影で地味な臣下たち。いや優秀なんですけどね。主君が凄すぎるという。
更に皆様ご存知の三国志。曹操 周瑜 関羽が紹介されてます。定番です。
ただ三国志演義と史実との差も指摘されており、諸葛孔明は入ってません
軍師というより、内政向きの人だったというのが分かりやすく説明されています。
惜しいところで選に漏れたのが趙雲。
結構選に漏れた人も、その理由や実績など書いておられてそれも興味深いです。
次の東西両晋時代 そもそも知らないし、読んでもぐちゃぐちゃし過ぎでます。一人も知りませんでした。
南北朝時代になると国家の体を成しているので、有名な戦いのあの武将(楊大眼)とか隋時代あのエピソードの武将とか分かってきて楽しいです。やっぱり功績よりも個性的なエピソードが心に残りますね。
最後に唐の最初 ここで武将よりも隋の煬帝と唐の太祖が母方の従兄弟であり、身内内での政権交代と言えなくもないとあり、あ、そっか両方とも母親 独孤氏じゃん!母親同士が姉妹ではないですか。
知ってはいたけど、従兄弟という認識がなかった私は目から鱗気分でした。
だって隋と唐って全然別の王朝に思えるもの・・・・。
参加してます。ポチッとしますと素敵サイト様へ行けます!

節約・貯蓄ランキング

にほんブログ村

にほんブログ村
- 関連記事
-
- 中国武将列伝 下 田中芳樹著
- 中国武将列伝 上 田中芳樹著
- 楚漢名臣列伝 宮城谷昌光著