名画で読み解くブルボン王朝12の物語 中野京子著
名画で読み解くイギリス王家12の物語が良かったので、今度はブルボン王朝も読んでみました。

<感想>
こちらもさくさくと読めましたv( ̄Д ̄)v イエイ
しかしルイ16世とマリーアントワネット カルロス四世とマリア・ルイサがこんなに似ていたとは…👀から鱗でした。
しかし悪妻のマリア・ルイサのが遙かに運がいいとか何とも皮肉。
マリーアントワネットの場合、天然お嬢様が悪気なくやってしまった感があるがゆえに悲劇なのだが、マリア・ルイサは亡命しても愛人ゴドイと一緒だし天寿を全うしているし。
にしても、マリア・ルイサの14歳の時肖像画の可愛いさとゴヤの肖像画『カルロス四世家族像』との落差に唖然とする。
替え玉説とか上がっても不思議ないくらいの別人度合である。
というかむしろ何でこんな醜い画にOK出したんだろうか。いや、むしろ見てないとか??そう思うくらいの絵である。
王家の威信とか対面とか考えないのだろうか??庶民の我々だって写真は写りがいいのを選ぶくらいなのに・・・・。
描いたゴヤも勇気あるというか何というか…一種のミステリー。誰か答えをご存知の方は教えて下さい。
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