古事記の宇宙 竹内睦泰著
<感想>
タイトル通り宇宙……SF視点で始まったのですが、読みやすくあれよあれよと言う前に実在の地名や旧事を古事記でなぞっていく考察へ一気に惹きこまれます。
更に考察から現代に至るあれこれの歴史にばちっと嵌るのが気持ちいい。
TOLAND VLOG (You tube)で見た内容がかなりあるので、動画の方が理解しやすいという方は、TOLAND VLOGさんの動画がお薦め。サムさんの語り口調がかなりいい感じです。
ただTOLAND VLOGの中で私の1番お気に入りは、正統竹内文書でさえも語らない かぐや姫の正体 です(´∀`*)ウフフ
めっちゃ楽しい考察です。女神の血統を守る為に…
私これ読むまでかぐや姫のモデルって元正天皇だと思ってたんですよね。
絶世の美女で誰とも婚姻しないし、5人の求婚者がちょうどその当時の政治家を彷彿とさせる名前なんですよ。
いしつくりのみこ(石作皇子) :多治比王
くらもちのみこ(車持皇子):藤原不比等(天智のご落胤節があり)
右大臣 あべのみむらじ(阿倍) 、大納言 おほとものみゆき(大伴)、中納言 いそのかみのまろたり(石上)この三人は阿部氏、大伴氏、物部氏 とそのまま。
天皇は決して悪く言わずかぐや姫と文通しています。
だから、物語と見せかけて豪族を批判している と取ることも出来ます。
ですが…サムさんの考察はちょっと違ってもっと昔に実際にあったこと と語っています。これが凄い説得力があってぜひ見て下さい(´∀`*)ウフフ
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