ふつつかな悪女ではございますが3巻&4巻 ~雛宮蝶鼠とりかえ伝 ” 中村颯希著

「豊穣祭の開催地は、南領だ」
雛女になってはじめての外遊先に選ばれたのは、雛宮一の嫌われ者、慧月の領地だった!
後見の妃もいない中で、準備に追われる慧月。玲琳はそれを全力でサポートしながらも、はじめての外遊に心を躍らせていた。
しかし……。
何者かから儀式を妨害された慧月は、焦りのあまり力が暴走! またしても玲琳と慧月の身体が入れ替わってしまった!
そんな混乱の最中に、慧月を攫おうと企む邑の民まで現れ、なぜか玲琳は兄とともに自ら捕虜となるのだが……!?
身動きの取れない尭明、独自に追いかける辰宇、そして過保護な玲琳の兄たちが大暴走する第3巻!

大逆転後宮とりかえ伝、第二幕「はじめての外遊編」後編!
「なぜ……わたくしは止められなかったの……」
嫌われ者の雛女、慧月と入れ替わったまま邑の民に攫われた玲琳。
邑を襲った疫病が一段落した頃、頭領の雲嵐が凶刃に倒れた。
死の淵をさまよう彼の姿を見て、玲琳は激しく動揺し、消沈する。
その様子は辰宇や景行から見ても危ういものだった。
一方、慧月は闘志を燃やしていた。
尭明や景影らの心配をよそに、雛女たちが集まる『茶会』を決行!
女同士の腹の探り合いの中、慧月を貶めようとする藍 芳春の毒牙をくぐり抜け、反撃に出るが……!?
外遊先で起こった、慧月への執拗な嫌がらせ、祭りの妨害に伝染病。
その大きな悪意は玲琳と慧月の心に、否応なしに変化をもたらしていく――。
大好評シリーズ第二幕、終結! 涙と決意の第4巻。
以下ネタバレありの感想です。
未読の方はリターン下さい。
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↓
<感想>
3巻で終わりそうになくて絶対先が気になるのが分かりきっていたので、完了してからの3巻・4巻購入 読書でした(笑)
負の感情とは縁遠かった玲琳が怒ったり、人を心底嫌ったりすることを経験します。
本人もそんな感情に戸惑いながらも受け入れているのが新鮮でよかったし、悪女として成長するのが爽快(´∀`*)ウフフ
逃げ癖のある彗月がちゃんと自分で考えてやり返しているのが成長が見えて嬉しかった~(((o(*゚▽゚*)o)))
尭明がちゃんと皇太子してたW玲琳を泣かせてあげたのが良かった~以前、暴落した株が少し持ち直したかな?
あと金家って毎回 冤罪かけられる役 その実何もしてないのに('◇')ゞ。目立つからなのか…
小動物系のおとなしく見えた藍芳春が想像以上にずる賢く強かで度肝を抜かれた。
ただ知恵者ぶってるけど、その実何も手を下していないっていう点では卑怯でもあるなとも感じました。
前回の犯人:朱貴妃といい、大人しく見える女性ほどヤバいってのが後宮のセオリーなの!?
皇后には有害なこりす と称され見抜かれまくってたけどね('◇')ゞ
皇后・絹秀は自分の妹が、姪が好きなのか 嫌いなのか…最高で最低って何だろう??時々愛憎が垣間見えるんだよね。
宝塚の男役トップスターみたいで好きなので、絹秀様だけはラスボスにならないで欲しい。
心あるやばい猪 はうけました( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \
玲琳になにかあると、割をくうのは私なんだから!と彗月が力説しているのも、その通り過ぎて可笑しかった(⌒▽⌒)アハハ!
事故物件掴んじゃった人 だから仕方ないね(笑)
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