人生の土台となる読書 ダメな人間でも、生き延びるための「本の効用」ベスト30 pha著

<内容紹介>
☆テレビやネット、ベストセラー『しないことリスト』などで大人気のpha氏。
★「一般的な生き方のレールから外れて、独自のやり方で生きてこれたのは、本を読むのが好きだったからだーー」
☆本書では、人生を支える「土台」になるような本の読み方を、30個のエピソードと100冊の本と共に紹介する。
・どうしようもないダメ人間の生き方を書いた本
・世間で言われている常識をひっくり返すような本
・見たことも聞いたこともない世界を見せてくれる本
読書には、2つの種類がある。
「すぐに効く読書」と、「ゆっくり効く読書」だ。
一見、すぐに効くほうがよさそうに思うけど、そうとは限らない。
時間はかかってしまうけど、遅れてじわじわと、しかし確実に大きく人生を変えてくれる−−−−
そんな読書のやり方を紹介しようと思う。
本が僕の人生を支えてくれた。
もし、本がなかったら、僕の世界はすごく狭いままで、自分に自信も持てなくて、つまらない人生を送っていただろう。
読書は、周りの同調圧力と戦うのに役に立つ。
自分だけが違う意見を持っているとき、たった1人で立ち向かっていくのは大変だ。
そんなとき、自分を守ってくれるのが本だ。
本はいつだって、孤独な人間の味方なのだ。
<感想>
読書家のphaさんの紹介した本80%くらい知らない本だった・・・・><
中で読んでみたいと思った本とその理由を書いていきます。
読んでみたいと思ったのが何故か山奥ニートの隣に紹介されていた『私は魔境に生きた』
終戦を知らずにニューギニアのジャングルで10年生き延びた兵士たちの話でキャッサバを栽培したり、イノシシを飼ったりするサバイバル生活が面白いと本書に書いてある。こういうサバイバル系、自分では出来ないのに興味ある。
『自分では気づかない、ココロの盲点 完全版』
自然界では有効だった判断が、現代の複雑な社会に合わなくなっているというパターンが多いらしい。
『明日 機械がヒトになる ルポ最新科学』
「人間に自由意思はない」というとアメリカ人のほとんどが反発したけど、インド人はほとんどが賛成したらしい。
ちなみに日本人は中間。興味深い。多分、小さい頃に教えられている宗教心、道徳とか根っこの部分が違うのではないだろうか。
進化論を擬人化した漫画『天地創造デザイン部』
クライアントである神様が下請け業者である天使たちに「こういう変な生物をつくってくれ!」と無茶ぶりをしていくストーリー。
漫画だしサクサク読めそう。そして神様の無茶ぶりが酷い(笑)でも楽しそうな予感(鬼)
『ピダハン』
アマゾンに住む部族ピダハンの話。
ピダハン語には数や色、遠い過去や未来や伝聞など直接体験している『いま』以外を表す言葉がない。
『いま』だけを生きる彼らの幸福度は高いらしい。
…なんだか、いいなと思いました。時々未来を想像して怖くなることがあるけど、『今』に集中してたら、「今日もご飯美味しかった」とか「今の観劇良かった~」って目の前の幸せをより感じることが出来るような気がするから。
『働くことの人類学 活字版』
本著内で紹介された人望の多さを表す貝殻のお金の話以外にも、アフリカの遊牧民、狩猟採集民などの話が載っているらしい。
自分の仕事観を広げるのに良さそう。
『バイトをやめる学校』
就職以外の謎の生き方が多数紹介されているらしい。
「もし今の会社を退社したら」と仮定した場合の選択肢が増える気がするので知りしたいので読んでみたい。
何と名探偵ポアロ最後の『カーテン』も紹介されていた…ヾ(o´∀`o)ノワァーィ♪
ミステリファンにしては嬉しい限り。にしてもphaさん、いきなりこれから読んだとか珍しい読み方される。
シリーズの中でこれ置いている図書館、本屋さん(あるかな?) 本当に少ないんですよね~💦
『人間臨終図鑑』…有名人物の臨終の様子を纏めた こんな本あるのか とびっくりしましたΣ(・ω・ノ)ノ!
『私を離さないで』…とある少女漫画の原作では?と話題にあったことがあるので知ってはいたのですが、読んだことはなくて…悲しい話ですが機会あったら読んでみたい。
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