神様の定食屋3

<あらすじ>
高坂哲史が両親の遺した定食屋を継いで一年。すっかり定食屋をやりくりしていくのにも慣れた哲史だが、心の迷いをいつものごとく神様に相談していると、またも未練を抱えた魂を憑依をさせられてしまい――!?
肉じゃがになりたいカレー、おばさんののり弁、あの日の粕漬……。どの料理にも大切な人への想いと物語があふれている、感涙のハートフルストーリー第三巻。
以下ネタバレありの感想です。
ネタバレNGの方、未読の方、リターン下さいませ(^_-)-☆
よろしいですね???
それではどうぞ(^^♪
<感想>
三皿目のぶりしゃぶのお話がお互いを思いやっていて、どこまで踏み込んだらいいのかとか内心で葛藤しているのがすごく素敵な話。
稲田さんの陽気な性格、不器用で厳しいけれど、実は優しい目白さん…この話は吸い込まれるように読めました。
主人公のおじいちゃんが出てくる話では…気持ちは分かるけど孫たちの人生に干渉し過ぎってちょっと苛々しましたが最後は丸く収まってイイ感じに…。
2巻で両親が成仏して完って感じになったので、3巻が出るとは思わず少し驚きましたが、後書読んで納得。
作者自身もまさかの3巻だったのですね(*´▽`*)
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