古代史カップル(大物政治家 PART2続)

2010.01.31 21:46|歴史
好きな小説家さんに永井路子さんがいます。
今までの歴史人物を違う視点から見直し、且つ現代にも通じるよう分かりやすく書いてあって読みやすいです。
人間はそう変わりませんというのが、理解しやすい。
「妻問婚」という言葉があるとおり、日本では母方の影響力が非常に強い。
ですから、父が同じだと現代ではきょうだいですが、昔はライバルもしくは他人 そして他人ゆえ夫候補にも上がる。
今まで父方の血筋のみで歴史が書かれることが多かったですが、女系から見るとまた面白いんですよね

話を元に戻して、橘三千代ですが、宮子が皇子を産む同時期に、不比等の娘を産みます。
この時の皇子が聖武天皇 で娘が光明皇后なんですよね。
彼女の年齢が諸説あって分かりにくいのですが、40歳近くの高齢出産です。
当時の寿命から考えてみたら、本当にありえないくらいの出産です。
永井先生曰く「それにしても何とタイミング良く、お妃候補を身ごもったことか。ここら辺は神業という他ない」
と日本史の女性を紹介する本(多分「歴史を騒がせた女 日本編」だと思いますが自信ありません)
で言って見えましたが本当にそうです。
なんて良いタイミングで・・!!(感嘆)
天武と持統が皇族代表の政治家カップルなら、こちらは、臣下代表の大物カップルです。
個々でも大物でも、二人が手を組んだときに、力が2倍にも、3倍にもなる。

「古代幻想ロマンシリーズ・眉月の誓」(作者:長岡良子)では不比等は「私と同じ眼をしている」と彼女に興味を抱き、「天上の虹」(作者:里中満知子)では志を同じする者同士ということでくっついていく。
光明皇后を出産するあたりでは、どちらの話でも不比等は喜ぶのですが
その後の反応がどちらも好きです。
「古代幻想ロマンシリーズ・眉月の誓」(作者:長岡良子)では妊娠時「女の子が良いな。宮子は繊細すぎる。長蛾子も物足りぬ。そなたに良く似た度量深く、気のつく女が良い。」(ちょっと台詞が怪しいです
「天上の虹」(作者:里中満知子)では、ごつい不比等が今までの計算高さからはありえないくらいはしゃぎます。
そして出産直後、女の子と知り「三千代、よくやった!」とダッシュし、三千代が「美人になりそうな気がしない?」というと
「する!うん!」とこれまたはしゃぐ。そして「美しく育てよ。そしてやがては最高権力者の元へ。」という風に繋いでいくわけです。
不比等は右大臣にまで登り詰めますし、三千代も後宮の権力者になり、橘の性をもらえるまでに。

これも書いてみたい人材ですね~
ただ無名時代の二人の話が資料調べが大変そうだ・・^^;

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雪月花桜

Author:雪月花桜
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現在それ以外でも二次小説をupしておりますし、OLなりの節約・日々の徒然を語っています。

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