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残酷な王と悲しみの王妃 2 中野京子著






内容(「BOOK」データベースより)
時代も場所も遠く離れた王や王妃の生き方は、何故に私たちに刺さるのか?同性愛者ゆえに世継ぎ問題で悩んだルートヴィヒ二世。
三百年も続いた大王朝の終焉を目にしなければならなかったアレクサンドル三世妃マリア。
決死の亡命劇が滑稽にさえ見えるカルロス四世。
愛した男のために幽閉されたカロリーネ・マティルデ。
名画や写真を手掛かりに、王族たちの光と影を紐解く、歴史読物第二弾!

<感想>
今よりもっと同性愛者に厳しい時代で且つ世継ぎ問題があるルートヴィヒ二世の苦悩が赤裸々で…読むのが辛い(´;ω;`)ウゥゥ
祖父王との対比も興味深い…絵画に入れ込み、老いらくの恋で人望を失った彼と似たところがある。
弟のオットー1世も精神的に病んでいて、ヴィッテルスバッハ家の一族には他にも精神疾患の人らがいることに驚いた。
でも近親婚の影響と王政が崩れつつあり、王族も苦難の時代…追い詰められてある意味当然なのかもしれないとも思う。
現代だったら感受性の鋭い、美貌の人ならアーティストとかファッションリーダーとかになれるのではないだろうか?
同じ一族のオーストリア皇后エリーザベトと似ている。美貌ゆえに美に執着し、けれどそれ故にプレッシャーにさらされ…大いなる矛盾を感じずにいられない。最後の死も謎に満ちていて…現世では相当生きづらさを感じていたのかな。

アレクサンドル三世妃マリア…小さな国の美しい王女が大国の王妃になり…おとぎ話のようだが革命が起き、国も息子も孫たちもすべて失う…多分この時代でなければ幸せな皇太后で生涯を終えたんだろうなと思う女性。
物悲しさが漂う。

カルロス四世…ルートヴィヒ二世の章と違って、すいすい読める。
大変な時代なのに、悲壮感が全然ない( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \喜劇にすら出来るかもしれない。
有名なゴヤの絵が凄くて(絶句)、よくこれで王家からOK出たなと思う…フツー美化しません??それとも美化してコレなの??
悪妻として名高い王妃マリア・ルイサですが、嫁いできた15歳の肖像画は本当に愛らしくて…どうしてこうなった!?( ゚д゚)ポカーンと思わずにいられない。
この夫婦と対照的なのがルイ16世とマリーアントワネット王妃。
同世代と思えない…善人で思慮深い方が処刑されて、愚かで我儘だった方が人生エンジョイしているって、運命の皮肉さを感じる。
時代の流れには個人の善悪なんてちっぽけなものなのですね…むしろ考えずに”行動”が必要で正解な時代だったのかも。

愛した男のために幽閉されたカロリーネ・マティルデ。
ストルーエンセ!王妃と恋に落ちた革新的な医師。
宝塚 雪組で上演された『海辺のストルーエンセ』の朝美 絢 さんの美麗な顔がすぐ思い浮かびました(おい
彼の場合、やろうとしていたことは決して悪くはなかった。ただ早すぎたなぁと思う。

革命が起き、王政が崩壊する…王族に厳しい荒波の時代ゆえに波瀾万丈の人生ばかり。
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雪月花桜

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